植田圭輔主演・演出、吉谷晃太朗原案・脚本 『RE:VOLVER』シリーズ最新作、舞台『RE:BIRTH』の上演が決定
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舞台『RE:BIRTH』
2025年10月2日(木)~13日(月・祝)飛行船シアターにて「RE:VOLVER」シリーズの最新作『舞台「RE:BIRTH」』が上演されることが決定した。
「RE:VOLVER」シリーズは、演出家・吉谷晃太朗が、苦楽を共にしてきた信頼を置く俳優たちの見てみたい一面を引き出すため当て書きをしたアクションエンターテイメント演劇企画。第一弾「RE:VOLVER」は、吉谷が植田圭輔の悪ガキっぷりを見たい、というところから構想を得て、2018年に植田圭輔を主演に迎え上演。架空の閉鎖都市「霞宮(カミヤ)」のスラム街で生まれ育った悪ガキたちと悪政を強いる独裁国家との戦いを描いた、二人とって思い出深い作品のひとつで、シリーズ第三弾となる本作では、植田演じる聖木(スズキ)が霞宮を飛び出した先でたどり着いた“とある島“での物語を描く。
出演者は植田とダブル主演を務める稲垣成弥のほか、玉城裕規、横田龍儀、高本学、田淵累生ら、植田と多くの時間を過ごしてきた旧知の俳優仲間たちに加え、灰塚宗史、桜井一などフレッシュな顔ぶれも並び、演出家・植田のこだわりを色濃く反映したキャスティングとなっている。
さらに、スタッフ陣も植田から熱烈なオファーを受けたROUが音楽、川隅美慎がアクション監督、河原田巧也が演出助手を務め、チーム一丸となり植田を支える。
巨大な城壁に囲まれた都市「霞宮」から外の世界へと自由を求めた男聖木(演:植田圭輔)の新たな物語に期待しよう。
原案・脚本 吉谷晃太朗 コメント
植田圭輔から「オリジナル舞台の演出(しかも主演)をする。そこで、吉谷さんに書いてもらいたい」と言うお話が来た。
…断れるわけがない!
圭輔との打ち合わせの中で、以前圭輔主演で作らせてもらったオリジナル舞台「RE:VOLVER」のようなエンタメ作品をとお題を頂き、色々と思い巡らせていた訳ですが、じゃあもういっそ「RE:VOLVER」の続編を作ってしまおう、と考えました。続編と言えば、以前「RE:CLAIM」という作品を上演予定でした。しかし、当時、緊急事態宣言で悔しくも中止になってしまいました。今回、私の我儘を少し作品に込めさせて頂くとするなら、当時のやるせない思いを浄化させられないか、圭輔になら一緒に戦ってきた仲間たちとの想いを含めて任せられる。これ以上に適任はいないなと思ったのです。続編ではありますが、一からの作品になります。
何故なら圭輔が演じるキャラクターが記憶を失っている所から始まり、見知らぬ新しい場所で冒険を繰り広げるからです。
主演である圭輔の思いを、皆さんが共感出来るような物語となります。
出演者メンバーも圭輔の舞台なら!と快諾して下さった心強いキャストたち。演出、主演なんて嗚咽しそうなくらい大変だとわかっていますから、メンバーみんなが主役になれるような魅力的なキャラクターを作り、圭輔を後押ししたいと思います。圭輔の思いは演出としても主演としても、魅力的な出演メンバーにバチバチに伝わり、唯一無二の作品となることでしょう。
私の思いは台本に書き殴ります。
出演・演出 植田圭輔 コメント
RE:BIRTH出演、演出させていただきます植田圭輔です。
今作は2018年上演のRE:VOLVERのその後の世界。
RE:VOLVERという作品は壁の中で暮らしてきた少年達がいつか外の世界を夢見て旅に出る物語で、今作脚本の吉谷さんと僕が「いつか、オリジナルの舞台を一緒に作ろう」と飲み屋で語り合った夢が実現した作品です。
時を経て、再びこの作品のシリーズに関われる日が来るなんて夢にも思いませんでした。更には演出も託していただき、自分にとっても未知の挑戦となりそうです。過去作をご覧になっていなくて、今作しか見れない方を置き去りにはしたくないので、今作のみでも存分に楽しんでいただけるよう鋭意準備を進めております。熱い演劇、物語を約束します。
主演、演出。簡単な事ではないと思います。
この高い壁を超えあの日の夢の続きを仲間と、そしてご観劇いただくあなたと一緒に見れたらなと思います。