BiSHからCENTへ、そして新たなステージへ――頑固だった自分を脱ぎ捨て、素直に人や音楽と向き合うようになった彼女が“愛”を歌い続ける理由とは
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CENT 撮影=大橋祐希
2023年6月、東京ドームで解散したBiSHの元メンバー「セントチヒロ・チッチ」が、ソロ音楽プロジェクト「CENT」として新たな歩みを刻んでいる。ソロ活動3周年記念日である8月20日、ビクターエンタテインメントからメジャーデビューを果たした。メジャー1stミニアルバム『らぶあるばむ』は、彼女がこれまで大切にしてきた“愛”を、様々な角度から表現した8曲を収めた作品だ。「自然に湧き出る感情を嘘のないように書きたい」──そんな想いで紡がれた楽曲群からは、頑固だった自分を脱ぎ捨て、素直に人や音楽と向き合うようになった彼女の変化が感じられる。BiSHからCENTへ、そして新たなステージへ。愛を歌い続ける理由を、彼女自身の言葉で語ってもらった。
――メジャーデビューが決まった時、どんな気持ちになりましたか?
めっちゃ嬉しかったです。BiSHがメジャーデビューしたのは9年前だから、“インディーズってこんなに大変だったっけ?”と実感しながらこれまで活動していました。そんな中で、表現したいことがあるのに形にできず、悔しい想いをすることもたくさんあって。でも最近は、ビクターの人たちと今後の活動について話し合いながら、“こういうことがしたかったんだよね”と感じている日々です。ビクターには音楽がすごく好きな人たちが多いから、「このアーティストのこの曲が~」と言った時に分かってもらえるのも嬉しいですね。CENTの活動がもっと楽しくなってきているし、すごくいい環境に来させてもらえたなと思ってます。私が、私らしく生きることは大前提として、CENTとして表現できることはもっと増えていきそうだから、自分にも、チームにもすごく期待してます。でも相変わらずカッコつけるのは苦手で、ライブとかも自然体でやっているから、そういうところは変えたくないなと思いつつ、新しいCENTをいっぱい見つけていきたいなと思ってます。
BiSHの活動が終わる前にCENTの活動を始めたら、BiSHを諦めてしまっているみたいで……踏み留まっていました。
――CENTは活動3周年を迎えました。このプロジェクトの立ち位置や意味、価値はご自身の中で変化しましたか?
私は音楽が好きで、音楽に救われて生きてきたけど、BiSHではプロデュースされながら音楽を届けている立場で。グループの中だと自分の好きなものやカルチャーを100%出しきることはできませんでした。なので、“いつかそういうことを発信できる場所を持てたら”と思いつつ、私はちょっと頑固なところがあるので、“BiSHの活動があるうちは絶対にやらない”という気持ちもあって。
――そうだったんですね。
ソロ活動の話が出始めた頃にはBiSHの解散が決まっていたんですけど、BiSHの活動が終わる前にCENTの活動を始めたら、BiSHを諦めてしまっているみたいで……そういう活動を始めてしまっていいのかな? 私らしくないんじゃないか? と考えちゃって、踏み留まっていました。だけど他のメンバーの姿を見たり、応援してくれている人たちの声を聞いたりしている中で“頑固になっているのはもったいないな”と思うようになって。そこから思い切って渡辺さん(渡辺淳之介氏、WACK創業者)に相談して、BiSHが解散する前からソロ活動を始めることにしました。それがCENTの始まりだったんです。
――はい。
曲作りはコロナ禍から始めていたので、“やっとみんなに共有できる!”という幸せを感じていました。CENTを始めてから改めて「音楽好きなんだね」と言ってもらえることが増えたのも嬉しかったです。当時はBiSHというホームがある上で、外へ飛び出していく感覚だったけど、今はCENTがホームだから、自分自身と向き合う機会が増えて。私は元々、応援してくれる人たちとか、誰かのことを考えるのが好きだったけど、それだけじゃなくて、逃げずに自分のことを見つめなきゃと思いながら今は活動しています。
紡いでいくこと=絶やさないことは、BiSHを肯定することにもなるんだなと思って、歌い続けていくことに決めました。
――ホームがBiSHからCENTへと移る中で、曲作りや表現への向き合い方は変わりましたか?
“自然に湧き出るものを嘘のないように書きたい”というのが私の意思で。いつかは物語を書くように曲を書いてみたいけど、今はまだ、自分から出てくる感情からしか歌詞を書くことができない。そういう根本のところは全く変わってないですね。だけど、BiSHのセントチヒロ・チッチとして活動していた頃には気づかなかったBiSHへの想いとか、時間が経ったからこその体感を歌詞に書くことが今はあるから、そこはすごく大きな違いなのかもしれない。
――5月のワンマンライブで、BiSHの「スパーク」を歌い続ける、歴史を紡ぎ続けると表明されてましたよね。それも、時間が経ったからこそ芽生えた感情?
そうですね。「スパーク」は、去年のeastern youthとのツーマンでも歌ったんですけど、元々“CENTではBiSHの曲を絶対に歌わない”と思っていたんですよ。BiSHが終わったことを認めているみたいで、最初は他のメンバーが歌っているのもちょっと嫌だった。でもeastern youthとのツーマンが決まった時に、BiSHのDNAには絶対eastern youthがいるし、私たちがたくさんの人に愛してもらえた一つのきっかけでもあるから……ここで私が「スパーク」を歌わなかったら、もう二度と歌えないかもと思って。「スパーク」はBiSHの始まりの歌でもあるから、ここから頑固な自分を脱ぎ捨てて、素直に、いろいろな人の気持ちを受け入れて、私もまた始まっていきたいなと思ったんですよね。渡辺さんにも連絡したんですけど、「歌ってくれることが嬉しい」と言ってもらえて。紡いでいくこと=絶やさないことは、BiSHを肯定することにもなるんだなと思って、歌い続けていくことに決めました。
――頑固な自分を脱ぎ捨てようと決めて、CENTの活動を通して自分を見つめ直していく中で、新たに気づいたことはありましたか?
自分のことが一番わからないと気がつきました。私、友達とかに相談されるとすごく嬉しいし、グループのことや、メンバーや後輩の子たちのことを考えるのがすごく好きなんですよ。人のことを考えている時の自分はすごくいきいきしている……と思っていたけど、いざ自分のことしか考えることがないという状況になったら、“あれ? 何も分からないかも”って一瞬混乱しちゃって。そこで“ああ、私って私のこと考えるのが一番苦手なんだな”と気づきました。
――それは今も変わらず?
そうですね。だったら一人で生きていこうとせずに、チームのみんなとディスカッションしながらやっていこうと考え方を変えて。同じようにプライベートでも、信頼できる友達には包み隠さず、できるだけ相談するようにしています。そうしたらちょっと気持ちが楽になって、“私は人との出会いに恵まれているんだな”とも気づけました。
“嫌い”という感情でストレスを感じながら過ごすのはもったいないから、できるだけ人を好きになった方が自分自身もハッピーになれるんじゃないかって。
――そんなポジティブなムードの中で制作されたミニアルバム。タイトルは『らぶあるばむ』です。
メジャーデビューが決まって、この3年間、私が大事にしてきたことってなんだっけ?と振り返った時に、愛情表現をずっと大事にしてきたから、意識してなくても、“愛”や“ラブ”という言葉が自然と歌詞に出てきていたなと思ったんです。なので、メジャー1作目でも、これまで大事にしてきたことを表現しようという気持ちで『らぶあるばむ』という名前をつけました。いわゆる恋愛だけではなく、友達に対しての愛情とか、世界に対しての愛情とか、そういうものが私の音楽の中にはあったんだなと、このアルバムを作る過程で自分でも気づいていきました。
――様々な形の愛を歌い続けているのは、なぜだと思いますか?
まだ見つかってないからだと思います。死ぬまでに見つけたいと思っているからこそ、いろいろな形でアウトプットすることが大事だと感じているんだと思います。日頃から、いろいろな人の愛の形を見つめているんですよ。
――というと?
“この人はどんな愛情表現をするのかな?”ってけっこう観察してます。ちょっと冷たそうに見える人でも、ただ冷たいわけじゃなくて、実は裏側にこういう想いがあって……というものが見えると、すごく愛おしく感じますよね。そういうのを見つけるたびに、本当にいろいろな形のラブがあるんだなと思うし、自分にとっての愛の形を見つけるために表現しているんだろうなと感じます。自分にとっての愛の形がまだ見つかってないからこそ、広い視野を持って愛情を届けていきたいんですよね。
――チッチさんは、人間の善性をすごく信じている方なんですね。冷たい人を見ても“嫌な人”で終わらせず、観察しながらいろいろ考えると。
考えちゃいますね。考えた末に“やっぱり合わないな”と思うことももちろんあるけど、“実は冷たい人じゃなかった”と思えることも多いから。できるだけ諦めたり決めつけたりせずに人を見るようにしています。昔、“人間全員嫌い!”みたいな気持ちになった時期が数ヶ月間だけあったんですよ。だけど“嫌い”という感情でいっぱいになって、ストレスを感じながら過ごすのはもったいないから、できるだけ人を好きになった方が自分自身もハッピーになれるんじゃないかと思うようになって。私は人見知りだけど、きっと人に対してすごく興味があるんですよね。それは、個性溢れる5人が近くにいた影響も絶対にあると思う。
――今回のアルバムの1曲目は「堂々らぶそんぐ」という、文字通りストレートに愛を歌った楽曲ですよね。
ここまでストレートなラブソングを歌ったのはこの曲が初めてでした。
――なぜストレートなラブソングを作ろうと思ったんですか?
なんか歌いたくなっちゃって(笑)。この曲を書いた時、夏だったんですよ。夏って“恋してえ!”みたいな気持ちになるじゃないですか。同時に“恋したいと思ってるみんなのこと、応援してえ!”という気持ちになって、堂々と、ストレートなラブソングを作ってみました。
――歌い出しが《へんてこ~》なのが面白いですね。
確かに。なんでこう書いたんだろう? “なんか知らないけど、気づいたら好きになっちゃってた”とか、みんなには理解されない恋愛もあるじゃないですか。そういうのも含めて、みんなの恋を肯定していきたい。……例えば、小学生の頃、足速いだけで好きになっちゃう、みたいなこともあったと思うんですけど、そんな感じで全部かわいらしい感情として肯定したくて。
――《堂々と君の世界へ/愛されに出かけよう》というフレーズも、自己肯定感高めでいいですね。
私もその歌詞好きです。ここは“めっちゃ好きなんだから愛されたいじゃん”みたいな……本当にそれだけなんですけど(笑)。私って意外とポジティブなのかな?ってCENTの活動を始めてから思うようになりましたね。
――2曲目の「ラブシンドローム」は、ドラマ『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』の主題歌。作曲&共作詞&共編曲の北澤ゆうほさんとは、親交が深いですよね。
曲をもらった時、“めっちゃゆうほ!”と思いました。こういう曲を作りたくてゆうほに頼んだので、“これ、これ!”“ありがとう!最高です!”という感じでした。レコーディングには、ゆうほと(共編曲の)knoakさんが来てくれて。プロデュースしてくれる人がいる時は、まずは言われたようにやってみることを大事にしているんですけど、「かわいらしい感じで」と言われながら、私史上一番キュートに振り切りながら歌いました。
――この曲に関しては、それに尽きますよね。最高だなと思いながら聴いていました。
ドラマのエンディングで流れる曲なんですけど、流れているところを想像した時に“これしかない”と思えるような曲になったなと思って。完成した時は嬉しかったですね。CENTとしても新しい表現をまた見つけられたなと思いました。
――3曲目の「ポーカーフェイス・カウボーイ」は作詞作曲がSATOHのLinna Figgさんで、編曲はSATOH名義。とても刺激的な楽曲で、「ラブシンドローム」からの振れ幅も印象的でした。
SATOHが大好きで、“ヤバい、カッコいい人たち出てきた!”ってずっと気になっていたんですよ。今回のアルバムでは若い世代のアーティストと何かクリエイティブしてみたいという気持ちがあったので、ダメ元で声を掛けさせてもらって。まさか“やります”と返事をもらえるとは思っていなかったので、めっちゃ嬉しかったです。
――チッチさんの方から“こういう曲にしてほしい”というオーダーはしたんですか?
SATOHらしさを100%出してほしかったので、あえてしませんでした。お二人は私のことを知ってくれていたみたいで、CENTのこれまでの曲を聴いた上で、この曲を提案してくれて。最初は“カッコよすぎて、私にこの曲が歌えるのかな?”ってすごく不安だったんですよ。Aメロあたりの、言葉が多く詰め込まれているところは本当に難しいし。私、ずっと6人で歌ってきたから、一人で息を繋ぎながら歌うことに慣れていなくて。だけどLinnaくんが歌い方や発音のしかたをレクチャーしてくださったので、めっちゃ勉強になったし、刺激にもなりました。“私、今ちょっとカッコいいかも”と思いながらレコーディングした覚えがあります(笑)。
“曲作るの楽しい!”と思えるところまで行きたくて、音楽塾に通い始めて。「Girlfriend」はコードを理解した上で一人で作ることができた最初の曲。
――4曲目の「Girlfriend」は作詞作曲がチッチさんで、編曲はTHIS IS JAPANのkoyabinさん。爽快なギターロックナンバーです。
実は、ちょっと前に音楽塾に通い始めたんですよ。
――それはいつ頃から、どのような想いで?
事務所を移籍してから行くようになりました。私、“曲作るの、楽しい!”と思えるところまで行きたいんですよ。だけどまだそこまでには至れていなくて、ずっと一生懸命なままだから、成長したくて。誰かに曲をプロデュースしてもらうとか、人に頼ること自体は間違いではないと思っているんだけど、自分一人でできることを増やしていきたい。なので、その一環として、まずは音楽の基礎を習うところから始めて、作曲の理論とかを教えてもらっています。「Girlfriend」はコードをしっかり理解した上で、1から10まで一人で作ることができた最初の曲です。
――ということは、達成感があった?
そうですね。まずはコードやメロディをしっかり作れたという達成感もありつつ、そこから“じゃあ今何を歌いたいか”と考えていった時に、女の子でしか歌えない曲を歌いたいと思って。私は女友達のことが大好きで、数は少ないけどすごく支えられてきたから、そういうことを歌に残したいと思ったんですよね。あと、ファンの子に相談をされることが多いので、この「Girlfriend」という楽曲がその子の女友達になって、パワーをあげられたらいいなと思って。苦しい想いをしたあとに、どうか心が折れないでほしいと思うし、“あなたは最高なんだから、もっと一緒に生きていこうよ!”って本当は直接言いたいけど、言える機会がないから歌にしました。
――5曲目は、「Linda feat. 詩羽」。「bonsai feat. CENT」に続く、チッチさんと詩羽さんのコラボ楽曲です。
この曲は、「bonsai」のアンサーソングとして作りました。「bonsai」は、私たち2人がいち個人として共鳴しあっている感じがするんですよ。「Linda」はまた違ったテーマで、近くにいる友達や大切な存在、“今ここにいる私たち同士”のことを歌いたいと詩羽にも伝えました。私たちは性格も愛情表現のしかたも全然違うんですけど、お互いが書いてきた歌詞を見ながらその違いが生きたなと感じて。tararebaの2人が作ってくれたサウンドもすごくカッコいいし、形にできてよかったなと思ってます。
“夢ハラスメント”のように価値観を押しつけられている人もきっとたくさんいて。無理しなくてもいいよ、生きたいように生きなよって私は伝えたいです。
――6曲目の「I'm Fine」はどのようなイメージで書いた曲ですか?
“真夏に届けたい思い”というテーマで書きました。この曲で表現しているラブの形は、ファンの人たちへの想い。ライブに来てくれてる人たちも、来たくても来れない人も、会えないことを気にしてる人もいるけど、会える頻度の差によって愛情に差が生まれるわけではなくて。私にとっては、好きでいてくれることがものすごく幸せなことなので、“私はいつもここにいるよ”“音楽はなくならないからね”という気持ちを届けたくてこの曲を書きました。
――《たかが未来/自由と生きてやればいつか/君が君らしく/嫌いになって好きになるから》という歌詞が印象的でした。
先のことを考えると苦しくなってしまうこともあるけど、《たかが未来》と思っておけば、今がすごく楽しくなって、自分らしく生きられているような感覚になれる時があって。これは(BiSHの)メンバーに気づかせてもらったこと。私がいろいろ考え過ぎて苦しくなっていた時に、メンバーから「チッチはあと半年、私たちと一緒にいたら、半年後にはいつも通り笑えている気がするから、そのまま続けてほしい」と言われたことがあって。「分かった、じゃあ半年だけ続ける」と返事して、続けたら、本当にめっちゃ明るくなってたんですよ。未来を重く考え過ぎず、自分らしく生きてたら、一度自分のことが嫌いになったとしても、またいつか超好きになれることがある。私自身にそういう経験があったから、みんなにも伝えたいなと思って、ありのまま書いた歌詞ですね。
――素敵ですね。
きっと、あの頃の私と同じような感じで苦しんでいる人もいるんじゃないかなと思っていて。「ラブシンドローム」でも《夢を持ちなって言うけれど/それが偉いのでしょうか?》と書いたんですけど、「夢を持ちなさい」と言われることは多いと思うんです。私はたまたま夢を持っている人だったけど、夢がない人もたくさんいるし、“夢ハラスメント”のように価値観を押しつけられている人たちもきっとたくさんいて。無理しなくてもいいよ、生きたいように生きなよって私は伝えたいです。
――7曲目の「百日草」に関しては、いかがですか?
ちょっと説明が難しいんですけど……たとえ自分が死んだとしても、今とか過去とか未来とか関係なく、すごく大切に思っている人とは、きっとまたどこかで会える気がするという感覚が自分の中にずっとあって。何回生まれ変わっても、花束を持って会いに行きたいみたいな感覚を歌いたくて、初めて詞先で作った曲ですね。歌詞を書いて、“こういうサウンドにしたい”というイメージもあったけど、私の技術では実現できない、どうしよう……と思った時に、えみそん(フレンズのおかもとえみ)に相談して。そしたら、次の日に上がってきたからビックリしました(笑)。私が当時伝えたかったことを形にしてくれたえみそんには、すごく感謝していますね。
――そしてラストナンバーの「Tenugui galaxyyy!?!?」は、とにかくインパクト抜群。ライブで初披露した際の手拭いを用いたダンスも印象的でした。
これはもうとにかく、ライブでみんなが手拭いを回している姿が見たくて(笑)。(作詞・作曲・編曲の)ミトさん節が炸裂していて、ユニークで、宇宙船に一緒に乗っているような気持ちにもなれる曲で……新境地だなと感じました。ライブでやった時に、お子さんもおじさまも一緒に踊ってくれている姿を見て、すごく感動しました。
――ラブ&ピースな光景を生み出す、『らぶあるばむ』を締めくくるにふさわしい楽曲ということですね。
確かに。歌うまでは“どう思われるかな?”って緊張していたけど、みんなの楽しそうな姿を見られてすごく嬉しかったし、“私、やっぱりこういう景色が好きだな”と思い出しました。
CENTは形に囚われずに表現するために、ソロプロジェクトと名乗っているので、これからもニュージャンルを追求していきたい。
――秋にはツアーがあるんですよね。
そうなんです。みんなにまた会えることがすごく嬉しい。『らぶあるばむ』という名前の作品を出したばかりなので、今まで以上にみんなにラブをいっぱい届けられるツアーにしたいなと思ってます。
――今後の展望も聞かせてください。
私、エゴサをわりとするんですけど、今回のアルバムに入っている「百日草」や「Linda」、「ポーカーフェイス・カウボーイ」をライブで歌った時に、今までやってこなかったジャンルの曲なのに、好きだと言ってもらえることが多くて嬉しかったんですよ。CENTは形に囚われずに表現するために、ソロプロジェクトと名乗っているので、これからもニュージャンルを追求していきたい。応援してくれているみなさんに後押ししてもらいながら、これからもっといろいろな表現に挑戦していきたいです。
取材・文=蜂須賀ちなみ 撮影=大橋祐希
リリース情報
https://cent-ccc.lnk.to/lovealbum_cd
<CD収録内容>※全形態共通
01. 堂々らぶそんぐ
02. ラブシンドローム
03. ポーカーフェイス・カウボーイ
04. Girlfriend
05. Linda feat. 詩羽
06. I'm fine
07. 百日草
08. Tenugui galaxyyy!?!?
初回限定盤A:CENT oneman live “CENTIMETRE” at Zepp DiverCity
初回限定盤B:CENTのここでロケさせてください〜伊勢の巻〜
ファンクラブ盤:「らぶあるばむ」Behind The Scene
<商品形態>
▼初回限定盤A(CD+Blu-ray)VIZL-2455 8,580円(税込)
・初回限定盤Aジャケット・ビジュアル
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VIZL-2455.html
・初回限定盤Bジャケット・ビジュアル
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VIZL-2456.html
・通常盤ジャケット・ビジュアル
https://www.jvcmusic.co.jp/-/Linkall/VICL-66080.html
・ファンクラブ盤ジャケット・ビジュアル
・豪華12インチLPサイズ仕様 / LPジャケットカード
https://victor-store.jp/item/102278
初回限定盤A初回限定盤B、通常盤それぞれに「らぶらぶTシャツ」が付属した限定のスペシャルセット。
※ファンクラブ盤(NZS-1008)はセット対象外となります。
※Tシャツのサイズはフリーサイズ(Lサイズ相当)のみとなります。
https://victor-store.jp/artist/43227
イベント情報
<東京>
日時:2025年8月21日(木) 19:00~
会場:タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO
内容:ミニライブ&特典会(2ショット撮影会&握手会)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A029002/20.html
<京都>
日時:2025年8月23日(土) 15:00~
会場:タワーレコード京都店
内容:特典会(2ショット撮影会&握手会)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A029002/19.html
<大阪>
日時:2025年8月24日(日) 15:00~
会場:タワーレコード梅田NU茶屋町店 6Fイベントスペース
内容:ミニライブ&特典会(2ショット撮影会&握手会)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A029002/18.html
<東京>
日時:2025年8月30日(土) 15:00~
会場:タワーレコード町田店
内容:特典会(2ショット撮影会&握手会)
https://www.jvcmusic.co.jp/-/News/A029002/17.html
ライブ情報
CENT ONEMAN LIVE TOUR「BIG BIG LOVE TOUR」
2025年11月28日(金) 東京・LIQUIDROOM 開場18:00 / 開演19:00
2025年12月17日(水) 愛知・NAGOYA CLUB QUATTRO 開場18:00 / 開演19:00
2026年1月16日(金) 香川・高松DIME 開場18:30 / 開演19:00
2026年1月18日(日) 福岡・DRUM Be-1 開場17:30 / 開演18:00
2026年1月24日(土) 宮城・darwin 開場17:30 / 開演18:00
2026年2月6日(金) 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO 開場18:00 / 開演19:00