フランス現代サーカス界を牽引するラファエル・ボワテル率いるカンパニー・ルーブリエ、6年ぶりの来日公演を開催
-
ポスト -
シェア - 送る
カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『キャストシャドウ』 (C)Christophe Raynaud de Lage
2025年10月24日(金)~10月26日(日)世田谷パブリックシアターにて、カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『Ombres Portées/キャストシャドウ』が上演される。
フランスの現代サーカス界を牽引する存在として異彩を放つ演出家・振付家のラファエル・ボワテル。日本を拠点とするサーカスアーティストとの国際共同制作による『フィアース5』(2021、23年)の演出も記憶に新しい彼女が率いるカンパニー・ルーブリエが、6年ぶりに世田谷パブリックシアターに登場する。
カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『キャストシャドウ』 (C)Christophe Raynaud de Lage
本作は、クラウド・スウィング、コントーション、アクロバット、エアリアルなどの迫力あるサーカスアクトとともに、ラファエルの作品ではこれまでになかった“言葉”が役割を持って登場する。
ラファエル自身が「私が思い描いた“総合芸術”としての舞台作品」と語る本作では、身体表現、演劇、ダンス、映画、そして登場人物たちの紡ぐ言葉がボーダーレスに融合され、そられすべてが、まるでひとつの夢をみているかのように交錯しながら作品世界を作り上げていく。
カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『キャストシャドウ』 (C)Christophe Raynaud de Lage
光と影が織りなす舞台空間の中で展開されるのは、秘密と不穏をまとった家族の物語。タイトルの『キャストシャドウ』とは、ビジュアル・アートにおいて、光を受けた物体によって別の物体の上に落ちる影を指す言葉。ラファエルの最大の理解者であるトリスタン・ボドワンによる芸術的な照明と、アルチュール・ビゾンによる音楽の中で、パフォーマーたちが家族、秘密、変わりゆく運命を圧倒的な身体表現で体現する作品世界は、息をのむほどの美しさに満ちている。
カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル『キャストシャドウ』 (C)Pierre Planchenault
カンパニー・ルーブリエが放つ、言葉と肉体が交錯する現代サーカスの新境地を、劇場で体感しよう。
公演情報
カンパニー・ルーブリエ/ラファエル・ボワテル
『Ombres Portées/キャストシャドウ』
【会場】世田谷パブリックシアター
【出演】カンパニー・ルーブリエ
【
一般 6,000円
ペア 11,000円(一般 2名・前売のみ)/高校生以下 3,000円(当日要証明書提示)
※託児サービスあり ※車椅子スペース取扱いあり
※日本語字幕あり。舞台両サイド(上手・下手)に表示予定
イープラス ほか
【公式 X】
世田谷パブリックシアター @SetagayaTheatre
【『Ombres Portées/キャストシャドウ』劇場 HP】https://setagaya-pt.jp/stage/25028/
企画制作:世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
助成:笹川日仏財団
文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会
東京舞台芸術祭 2025 Open Call Program 補助対象事業