福原充則が率いるスリーピルバーグス 『リバーサイド名球会』と『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』の映像配信が決定

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スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』

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2025年12月27日(土)0:00より、スリーピルバーグスの第2回野外公演 inスタジアム!『リバーサイド名球会』と第3回野外公演inビーチ!『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』が配信されることが決定した。

脚本家・演出家の福原充則を中心に結成され、永福町駅屋上庭園、さっぽろ東急百貨店屋上、中富良野の畑のど真ん中などで野外公演を行ってきた、「アンチ屋根の会」所属のスリーピルバーグスが、2026年も年末年始に合わせて映像配信を行う。

今回は、2025年に兵庫県豊岡市の竹野浜にて上演した第3回野外公演inビーチ!『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』に加えて、2024年に同じく兵庫県豊岡市にある野球場<こうのとりスタジアム>にて上演した第2回野外公演inスタジアム!『リバーサイド名球会』も再配信する。それぞれ視聴できるに加えて、2作品セット券も用意。

『リバーサイド名球会』は、八嶋智人、平井まさあき(男性ブランコ)らをゲストに迎え、兵庫県豊岡市にある野球場・こうのとりスタジアムにて、たった五人の役者で挑戦した野外劇。全三話からなる物語は、スタジアム内の駐車場、放送室、グラウンドの三箇所にて、舞台と客席を移動しながら展開。さらに第三話は舞台と客席が一塁側と三塁側に分かれつつ、芝居自体は同時に上演という独特のスタイルで行われた。

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

終盤はガチの野球の試合を行い、“ヒットを打つ・打たない”によってストーリーが変わります!会場では一回の観劇では観ることが出来なかった一塁側と三塁側、両方の物語を完全収録。本編には収録されなかった“ヒットを打つ・打たない”の別バージョン等の特典映像もあり。

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『リバーサイド名球会』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』は、2025年9月に上演した、劇団スリーピルバーグスの最新作。兵庫県豊岡市の竹野浜に3日間のみの特設ステージを創り、福原充則が永年切望していた歌唱劇に満を持して挑んだ野外劇。ミュージカルでも音楽劇でもなく、お芝居の最初から最後までノンストップで歌い続ける歌唱劇という初めての試み。美しい竹野浜を前に、たった5人で歌い踊り嘆く歌唱劇となっている。

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

収録された回は、奇しくも強風の日。夏の終わりの海を轟かす、強風と波音と共に、どうかのんびりと贅沢に楽しもう。なお、本編のほかに、ちょっとしたおまけ映像も収録されている。

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

スリーピルバーグス『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』     Photo:igaki photo studio Photo courtesy:Toyooka Theater Festival

ここでしか観られない、類まれなる野外劇を、この機会に2作品合わせて楽しんでみてはいかがだろうか。

作・演出:福原充則 コメント

昨年、今年と二年連続で、野外劇をやりました。昨年は、本物の野球場を会場にして、芝居の後半では実際に野球をして、ヒットかアウトかでストーリーが変わるという芝居でした(「リバーサイド名球会」)。内野席のスタンドから野球を観戦するように応援しながら観劇してくれたお客さんの姿が忘れられません。その場で練習した応援歌も歌ってくれましたから。今年は、本物の浜辺を会場にして、芝居の90%が台詞じゃなくて歌、という歌唱劇をやりました(「パラダイスをくちずさむ」)。夕方から夜へと変わっていく大自然の照明をバックに、1時間の上演時間で20曲。R&B多め。時に海に飛び込んだり、飛び込むどころか最後は本物の船が…、という芝居でした。どちらも晩夏の蒸し暑さ、虫の鳴き声、波の音、芝居と関係なく通りすぎる車やバイク…と映像でも臨場感たっぷりで見てもらえます。ぜひご覧ください。

出演者コメント

■八嶋智人
あの伝説の『リバーサイド名球会』と『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』が配信で甦ります! 球場全部を使いまくった劇画劇と、浜辺と海を使いまくった歌唱劇。どちらも他では観る事のできない演劇です。景色も空気も何もかもを取り込んで、命懸けでお届けした2つの芝居だからこそ、映像でもその迫力は伝わります! 年末年始、味わった事のない演劇体験を是非!

■平井まさあき(男性ブランコ)
我が故郷豊岡のこうのとりスタジアムで巻き起こったあの伝説の野外劇が再び配信で見られるとは嬉しさ極上であります。関わった方々全てが、まるで一つの野球チームのように一丸となって作った作品です。球場で行った野外劇ならではの、その地を生かしたシーンの数々、物語の数々を是非ともそのお目目を野球ボールのように大きくまんまるにしてご覧いただきたいです。ちなみに僕は今でも時々、草野球をやっています。

■久保貫太郎
『リバーサイド名球会』、帰ってまいります! こうのとりスタジアムを飛び立ち、時空を超え、年末年始、皆さまの前に再び舞いおります。炎のストレート いつだって———♪ 本年の観劇納めに、新年の活力源に、ぜひご覧いただけたら光栄です! 

■永島敬三
上演からもう一年以上経ちますが、未だにあの夏の記憶は色褪せません。どんな大劇場でもあり得ないほどの距離を走ったこと、役を演じているのか分からないほど意地になって打席に立ったこと、球場に響き渡る皆さんの声に打ち震えたこと…挙げればキリがありません。演劇作品では見たことのなかった景色がいくつもある貴重な記録として、この機会に是非見ていただけたら嬉しいです。

■佐久間麻由
『リバーサイド名球会』の映像にも、『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』の映像にも、かけがえのないモノがいくつもいくつも収められています。ずっとずっと先の、100年後を生きる人たちにも観てもらえたらいいなぁと想います。こんな物語があったんだぁと、こんなことしてた人たちがいたんだぁと、この世を去った後も面白がってもらえたらいいなぁと。200年後、いや、300年後も…。烏滸がましくも。そんな映像作品です。観てもらえたらうれしいです。

■香月彩里
「泳げますか?」お声がけいただいた時、福原さんに最初に聞かれたことでした。さぁ、どんな展開になっているのでしょうか?! 竹野浜で自然の恩恵を浴びながら、みんなで駆け抜けた、夢のような時間。映像に残してもらえて嬉しい!どんな仕上がりになっているか、私自身とても楽しみです!

■大知
出演者5人と、福原さんと、激しい天候の変化に対応し続けて下さったスタッフさんたちと、東京で一緒に稽古した仲間たちと、竹野の自然と、竹野で出会った人たちと、お客様と、全員で生み出したグルーヴをきっと映像からも感じていただけると思います!益田トッシュさんによる珠玉の20数曲を歌い繋いだ歌唱劇。配信ならお家で観ながら一緒に歌ったり踊ったりできちゃいます。映像版『パラダイスをくちずさむ』是非お楽しみください!

■辰巳智秋
歌唱劇『パラダイスをくちずさむ』配信決定! 万歳! 公演終了からもう3ヶ月経ちますが、今でも時々竹野でのあの夏の日々を思い出します。アツイ夏でした。豊岡演劇祭での公演だったのでなかなか現地に来て観ることが出来ない方も多かったかと思います。昨年の『リバーサイド名球会』も同時に配信されるとのことですので年末年始は一緒にスリーピルバーグスを楽しみましょう!

■村上航
美しい夕陽で知られた絶景、豊岡市の竹野浜にて旅をモチーフに上演されたこの演劇。ですが僕らはライブをやった感覚でした。天候も波も砂の状態も道具等の機嫌も全てライブ感で! たった3ステージでしたが、どの回も違って楽しかったです。カメラが捉えた映像の周りにある様々な自然の表情や空気感を想像しつつ、このトリップを楽しんで頂けましたら幸いです。

配信情報

スリーピルバーグス第2回野外公演inスタジアム!
『リバーサイド名球会』
豊岡演劇祭2024 ディレクターズプログラム
 
<あらすじ>
草野球チームが集まって作った名球会に、かつて八百長で地元を追われた男が帰ってくる。しかも不思議な“なにか”を引き連れて…。
 
<作・演出>福原充則
<出演>八嶋智人 平井まさあき(男性ブランコ) 久保貫太郎  永島敬三 佐久間麻由

スリーピルバーグス第3回野外公演inビーチ!
『歌唱劇 パラダイスをくちずさむ』
豊岡演劇祭2025 ディレクターズプログラム
 
<あらすじ>
“若気の至り”で七転び八起き、いつしか“中年の陰り”で十転び二起き! それでもなんとか生活を肯定してやるプロジェクトを立案!石鹸工場の工員と詐欺師の、海を渡る霊歌鉄道の旅! ナー、ナナナナー!
 
<作・演出>福原充則
<音楽>益田トッシュ
<出演>香月彩里 佐久間麻由 大知 辰巳智秋 村上航

【販売期間】2025年12月27日(土)0:00 ~ 2026年1月12日(月)19:59
【配信期間】2025年12月27日(土)0:00 ~ 2026年1月12日(月)23:59

料金】
「リバーサイド名球会」:2,000円
「歌唱劇 パラダイスをくちずさむ」:2,000円
2作品セット「リバーサイド名球会」+「歌唱劇 パラダイスをくちずさむ」:3,500円

【公演HP】
https://www.3pielbergs.com  
X:@3pielbergs / Instagram:@3pielbergs
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