しゅーあいす(しゅーず×あいす)、約10年ぶりのワンマンライブ開催に向けて想いを語る 「しゅーあいすにしか歌えないものを大切にしたい」
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しゅーあいす(しゅーず×あいす)
歌い手・しゅーずとあいすによるユニット“しゅーあいす”が、約10年ぶりとなるワンマンライブ『しゅーあいす One-Man Live “Resurge”』を2026年3月29日(日)にSpotify O-EASTにて開催する。
本記事では、開催することになった経緯や“しゅーあいす”としての活動の振り返り、お互いについて、そして今後に向けてーーたっぷりと話を訊いた。
ーー3月29日に10年ぶりのワンマンライブ『しゅーあいす One-Man Live “Resurge”』を開催することになったそうですが、このめでたい企画が持ち上がった経緯をまずは教えていただけますでしょうか。
あいす:ちょっと話としては長くなってしまうんですけど、そもそも僕らが最後に絡んだのって、2017年の夏コミで2枚目のCDを出して以来のことなんですよ。
ーーアルバム『空想センチメンタル』ですね。
あいす:はい。そこからここに至るまではほぼ絡みがなくて。というのも、僕がインターネットの世界から離れてる時期が多かったんです。だけど、一昨年か一昨昨年くらいだったかな? 「忘年会をやりましょう」みたいなことを、僕からしゅーずくんに連絡することがあって。
しゅーず:そうだったね!
あいす:その時点で「やりましょう」とはなったものの、半年くらい延びちゃったんです。忘年会が(笑)。
ーー半年後の忘年会となると……もう梅雨というか初夏なのでは……
しゅーず:実際に会えたのは5月末でした(笑)。元をたどると、あいすくんから久しぶりに連絡が来たのは「動画のコーラスをやってくれない?」っていう用件で、僕は冗談半分で「うわ! 生きてたの?」となって。それで、せっかくだし「忘年会がてら会いましょうや」とはなったんですけど、ちょうど仕事がバタバタで忙しい時期だったし、いつのまにか忘年会の時期を過ぎ、新年会でもいいよって言ってた時期も過ぎ、結果やっとたどり着いたのが5月だったという感じですね。
あいす:お互い忙しかったっていうのもあるんですけど、なかなか会えなかったのは多分お互いの性格のせいでもあるんですよ。我々は、かなり先延ばし癖がありまして。つい最近までめっちゃルーズだったんですよ。
しゅーず:僕もあいす先生もそれぞれ働いてて社会人なんですけど、仕事に関してはちゃんとバチッとやるのに、何故か歌い手活動に対してはルーズさが出てしまうというか。そこが非常によく似ているんです。
ーーそこのタイム感が似ているのは幸いでしたね。どちらかがキッチリ系のせっかちさんだったりすると、関係性が破綻していた可能性がありますので。
しゅーず:まさにそうなんです。似てるから成り立ってる感じなんですよ。僕がさんざん先延ばしにしまくっても、あいすくんには全て許していただいていました。
ーーちなみに、ようやく再会された際にはどのようなお話をされたのでしょうか。
あいす:まずは「久しぶり!」から始まって、わりと他愛ない話ばっかりでしたね。
しゅーず:普通にごはん会な感じでした。
ーーその場ではライブに向けての話題もあがったのですよね?
あいす:いや、そこまで明確な話はまだその段階だと出ていなかったですね。「もう一回ちょっとなんかやりましょうか?」くらいの感じで、とりあえず「動画を上げるところからやってみましょうよ」となったんです。あと、僕はよく友達のライブを観に行ったりするんですけど、それ以降はふたりでお互いの知り合いのライブを一緒に観に行く機会が増えました。そういうインプットを続けていくうちに、自然と「うちらもアウトプットしたくね?」となったところもあるんです。
ーーそういえば、昨年センラさんのライブにおふたりで行かれたということをポストされていましたものね。
あいす:だから、ライブに向けての話は徐々に出てきた感じですかね。本来ルーズな僕らなりに、段取りも組んでやってみようか!ってなったんですよ。
ーー先ほど「つい最近までめっちゃルーズだったんですよ」との発言がありましたけれども。逆に言えば、最近はルーズではないと解釈してもよろしいのでしょうか。
あいす:具体的に「ライブをやろう!」って決めてからは、タスクを管理するシートを我々で作りました。お互いちゃんと大人になった、っていうことですね(笑)。
ーー素晴らしい。著しい成長が感じられます。
しゅーず:10年前にふたりでツーマンをやった頃はほんとに計画性も何にもなくて、いろんなことを成り行きでやっていただけだったので。でも、今回しゅーあいすとして再始動していくからには、もうちょっと戦略的っていうとあれですけど「プランを立てて進めていこう」ってなりました。ライブをやるっていう明確な目標があった方がふたりとも頑張れるよねって。
ーーなるほど、そういうことだったのですね。
しゅーず:タスク管理するようになってからは「何月にはこれをやって、次はこれもやる」という感じで、きちんと物事を進められるようになったんですよ。そういう変化に関しては、我々自身が一番驚いてますけど(笑)。
あいす:タスク管理のシートを作るって決めたのもしゅーずさんだったもんね。
しゅーず:いきなり「スプレッドシート作りました」って送り付けました(笑)。
ーーそうした準備が着々と進んでいく中で、おふたりは今回のワンマンライブを、それぞれどのような場として捉えていらっしゃるのかもぜひ教えてください。
あいす:実は、10年前にライブをやった時はワンマンライブじゃなくて。しゅーあいすとしても歌うんだけど、お互いソロとしても歌う“ツーマンライブ”というかたちだったんですよ。それでまぁ、あれから今に至るまでの間にはお互い歌の面でも、人間的にも成長してきたところがあると思うので、今度のライブではあらためて“しゅーあいすのワンマン”として進化したところをお見せしたいな、という思いが一番強いです。きっと、あの当時に僕らの歌を聴いてくれてた人たちも同じように歳をとって、大人になってると思いますし。同じ時代の中で一緒に育ってきたみなさんに、今の僕らというものをしっかり感じていただきたいと思ってます。
しゅーず:僕はずっと皆様に生かされて来ておりまして、なんとなく年に1回はライブができたりとか、呼ばれたりとか、それなりに人目に触れる機会はあったんですけど、そうは言ってもずっとひとりで舞台に立ってきていましたからね。もちろん、ひとりで表現することの面白さや美しさがあるのはわかってるんですが、ふたりじゃなきゃ出来ないことだってあるよなということも確実に感じていたので、あいすくんから「ライブやりましょう」っていう言葉を聞けた時は本当に嬉しかったんです。大体、この10年あいすくんが歌ってる姿をどこにも見せてないんて、めちゃくちゃもったいないじゃないですか。だから、僕としてはふたりでやれることも楽しみだし、みんなに対しては「うちの子を見てくれ! すごいんだから!」っていう気持ちも強いです。
ーーでは、そんな記念すべきライブのタイトルに“Resurge”という言葉を入れた理由もおきかせください。
あいす:これはふたりで決めたタイトルなんですが、やっぱり「再始動とか再起動みたいな意味の言葉をタイトルにしたいね」ということでリストアップした言葉の中から、再燃とかよみがえるっていう意味の“Resurge”を選びました。
しゅーず:10年前にやった時は『ツーマンライブ “Fifty-Fifty”』っていうタイトルだったんですよ。だから、それを踏襲して『“Fifty-Fifty” REBORN』みたいなのもありかな?っていう話も出たりはしたんですけど、さっきあいすくんも言ってたみたいに当時のセットリストを見返すと、比率的にはひとりずつで歌ってる曲の方が多かったんですね。でも、今度のライブに関してはむしろ“しゅーあいす”としてのワンマンをやりたいと思ってるので、だったら過去を踏襲するよりはあらたなタイトルをちゃんとつけた方が熱いよね、となったんです。ある意味、これは僕らの覚悟を込めてつけたタイトルですね。
あいす:僕もライブタイトルはすごく気に入ってます。
ーーところで。今さらな話ではあるのですけれど、当時を知らない方たちに向けた入門編のお話として“しゅーあいす”が誕生した頃のこともうかがわせてください。おふたりは何をきっかけにタッグを組まれることになったのですか。
しゅーず:それが、残念なことに記憶が本当に怪しくて(苦笑)。出会ったの自体は、15年前とかだったとは思うんですよ。あの頃はもう歌い手があたりにたくさんあふれていて、ネットゲームで歌い手友だちを増やすみたいなこともよくやってたから、多分そういう中で出会ったはずなんです。
あいす:なんかそんな感じだった気はする。かなり曖昧(笑)。
しゅーず:当時はゲーム中、Skypeでよくしゃべってたよね。
ーー2025年5月にサービス終了してしまったSkypeですね。懐かしい!
あいす:Skypeのサ終は青春が終わっちゃったような感じがするなぁ……。
しゅーず:確かに(笑)。それこそSkypeでコンタクトとってるうちに、あれよあれよと勢いで「一緒にやりたいですね」という感じになったもんね。
あいす:最初に誘ったのは、僕からだったはずです。
ーー忘年会のお誘い同様、その時もあいすさんからの投げかけだったのですね。
しゅーず:そうですね。
ーーその後、しゅーあいすとしての最初の動きは何だったのでしょう。
あいす:コラボして動画をあげました。最初は「インビジブル」でしたね。あの頃はライブをやる文化もあまりなかったので、単純に動画でコラボすることだけを考えてやってたんです。
しゅーず:なんなら、歌い手同士でユニットを組むみたいな価値観も当時はあんまりなかったよね。コラボ相手を見つけるのが大変みたいなことはあったけど。だから、「インビジブル」をあげたからといって「じゃあ、ここから2人でやっていこう!」ということはお互い微塵も考えていなかったと思います。
あいす:あの時代はそういう感じだったよね。
しゅーず:ただ、コラボ動画をあげたら「あれ? 我々って声が似てるらしい?」というコメントがけっこう来るようになったんですよ。
あいす:人から言われるまでお互い気付いてなかったけどね。
しゅーず:レコーディングしてる時も気付かなかったなぁ。でも、ミックスが終わって聴いてみたら、我々としても「確かにどっちがどっちかわかんないかも」とはなりました。特にふたりで歌うと声の混ざり度合いがけっこうすごいというか。当時は「双子じゃん!」といったコメントも来てましたね。
ーーでは、性格だけでなく歌声も似ていらっしゃるおふたりに、ここからは“お互いについて”少し語っていただればと思います。まず、しゅーずさんから見たあいすさんはどんな存在ですか?
しゅーず:難しいなぁ。それって今のってことですか? それとも昔のこと?
ーーもちろん、どちらもお話していただいてけっこうですよ。
しゅーず:出会った当初は、ぶっちゃけ“たくさんいるコラボ相手やゲーム仲間のうちのひとり”でした。だけど、ふたりで動画をたくさんあげたり、それをみなさんに聴いていただいて、しゅーあいすという呼び名がついて来て……となった頃からいわゆるワンノブゼムから特別な存在になっていきましたね。たとえば、あいすくんと他の人それぞれから「この曲をコラボしよう」って誘ってもらえたとしたら、僕は絶対にあいすくんを選ぶし。あいすくんの歌が好きっていうのも当然あるけど、あいすくんって昔からメチャクチャ面倒見がいいんですよ。そういうところも大好きなんです。というか、僕はそこに頼り切っちゃってる感じですね(笑)。
ーーあいすさんの面倒見のよさは、いかなる場面で発揮されることが多いのでしょう。
しゅーず:きっと、みんなが思ってる以上にあいすくんは人間らしいというとあれなんですけど、存在感が兄貴なんですよ。僕が末っ子なのもあって、なにかと「どうしようかな」ってモタモタモジモジしてると、さらっと男気をみせて「あれ、やっときました」って言ってきてくれるんです。おまけにめっちゃ良き理解者。
ーーということは、友だちともまた少し違う感じになりますか。
しゅーず:どうなんだろう。友だち? いや、友だちっていうよりも、もっと深いような気が勝手にしてますよ。ちなみに、僕は今回しゅーあいすが復活するよっていう匂わせを2025年にやった単独のライブの時にしたんですけど、その時はあいすくん本人に何の確認もせず「相棒と一緒にやりますんで」っていう言葉を使いましたしね(笑)。そのくらいの関係ではあると思ってます。
ーーでは、あいすさんから見たしゅーずさんはどんな存在ですか?
あいす:初めて会った時の第一印象は「背が高くてカッコいい」でした(笑)。あと、出会った頃によく感じていたのは「自分は絶対に持ってないものを持ってる人だな」っていうことでしたね。さっき声が似てるっていう話は出てましたけど、自分と近い音域の人で、歌える音の高さは同じぐらいなのに、どうしてこうも表現力が違うんだろうっていうことを感じてたんです。というか、今もそこは変わらないかな。同じく低音寄りだけど、しゅーずくんは自分には絶対出せない武器を持ってる人なんです。そのかわり、性格は本人も言ってたけどザ・末っ子タイプですね。いやでも、それだけじゃないか。僕がこれだけ長い間ずっと歌い手活動をしてなかったのにも関わらず、彼は見捨てないでいてくれましたから。そこは本当に感謝していて、こうやって一緒にやってもらえるのも嬉しいし、僕としてはいろいろと頭が上がりません。
ーーあいすさんが心の中に抱えていらした歌への情熱を、しゅーずさんが引き出してくださったというのは実に尊いお話ですね。
あいす:ここまで行動に全く移せてなかったわけなので、本当に歌いたいってずっと思ってたのか?と言われたら、ちょっと怪しいところもあるんですけどね。でも、聴いてくれる人がいて「楽しみにしてます」とか「いつかまた聴きたいです」って言ってくれる人たちがいるなら、みんなのために頑張れるというところが今の自分にとって最大のモチベになっている感じがします。だから、僕の場合「自分が歌いたいから歌う」というよりも、聴いてくださる人たちありきで動けてるっていうことなんですよ。
ーーだとしても、おそらくあいすさんがしゅーずさんに忘年会のお誘いをされた時点で、既に今度の復活ライブの実現が運命的になかば決まっていたとも考えられます。先ほどしゅーずさんはライブで「相棒とやります」という匂わせをした、とおっしゃっていましたけれども、あいすさんにとってもしゅーずさんは良き相棒ですか?
あいす:もちろんです。大変恐れ多いんですけど、違和感はないですね。だって、僕にとって「一緒にやりましょう」って言いたい人はしゅーずくん以外に選択肢はなかったので。仲のいい友だとは他にも何人かいるんですけど、あくまでそれはお遊びの延長線上でやってるもので、ちゃんとかっこよくパッケージ化した時に一緒にやれるのは僕の中でしゅーずさんしかいないです。それはもう、この先もずっと。
ーー大変エモいお話をありがとうございます。
しゅーず:じゃあここでもうひとつ思い出話をしてもいいですか? 10年前のライブは今回のO-EASTと比べるとだいぶ小さくて、200〜300人規模のハコだったんですよ。おかげさまで即完売したんですが、本番直前まであいすくんは楽屋にあった冷蔵庫の前ですっごいちっちゃくなってガタガタ震えていて(笑)。だけど、いざステージに立つと豹変して。「すごい楽しんで歌ってるじゃん!」ってあの時は驚きましたね。
あいす:僕、プレッシャーに弱いので、本番前はどうしてもちっちゃくなっちゃうんですよね(苦笑)。ステージに出ちゃうと、何かが憑依したぐらい楽しめちゃうんですけど。
――10年ぶりともなると、また本番前は震えかねなかったりして……
あいす:いやー、さすがに今だったら大丈夫だろうと思ってますけどね。こればっかりは当日になってみないと(笑)。
ーーいずれにせよ、心よりワンマンライブの成功を願いたいと思います。当日はたくさんの曲を聴かせていただけるのではないかと予測しておりますが、しゅーあいすとして歌ったことがある曲の中で、それぞれが最も好きな曲を教えていただけますか。
あいす:どれにしようかな。僕は年末に配信したカラオケ忘年会でも歌った「カンタレラ」ですね。このあいだも歌っててすごく楽しかったんです。
ーー「カンタレラ」は、2014年の夏に発表されたしゅーあいすとしての初音源『空想カプセル』に収録されていましたね。
しゅーず:どれがいいかなぁ。僕は最初にあげた「インビジブル」ですかね。僕は歌い方が特殊なところがあるので、それまで男性コラボがなかなかできない系の歌い手だったんですよ。そんな僕にあいすくんが声をかけてくれてほんとに嬉しかったので、その思い出も込みで「インビジブル」かな?
ーー「インビジブル」がしゅーあいすにとっての第一歩だったのに対し、2025年12月にアップロードされた最新動画は「え?あぁ、そう。」10th Anniversary Editionとなりますが、こちらの選曲理由はどのようなものだったのでしょう。
しゅーず:これは管理シートの中の15曲くらい並んでたリストから選びました。我々のやるライブが10年ぶりで、そこでこの曲の『10th Anniversary Edition』というタイトルにあやかって、僕らの月日をこの曲でお祝いさせてもらおうという……まあ、ちょっとしたこじつけなんですが(笑)。
あいす:この曲は2枚目のCD『空想センチメンタル』にも入ってたしね。まさに10年ぶりにライブをやるということで、昔と今の変化を感じてもらうという象徴的な曲としてぴったりだよねとなったんです。
ーー久しぶりにこの曲を歌われてみての手応えはいかがでした?
しゅーず:難しかったです(苦笑)。『空想センチメンタル』を出した時は「いとも簡単に歌ってた気がしてたんですけど」っていうのもありながら、多分10th Anniversary Editionのオケが原曲より難しくなってんのかな、それとも自分がこだわりすぎるようになってんのかな、とも感じたりしましたね。幸い動画を投稿したところリスナーさんからのリアクションが非常に良くて、「めちゃくちゃエモい」とか「あの頃を思い出しました」、あとは「令和でこれが聴けるなんて」という声もいただき、嬉しいなと思うかたわらシメシメの気持ちも半々で感じた次第です(笑)。
あいす:僕もしゅーずくんと同様に、めちゃくちゃ難しいなって感じました。10th Anniversary Editionはリズムにちょっと違いがあるのか、曲のイメージも若干変わってて、雰囲気がお洒落な感じになってますよね。けっこう細かいニュアンスの面で試行錯誤しながら録りましたけど、最終的にはしゅーあいすだからこそ出来ることをやれたんじゃないかと思います。
しゅーず:昔は今と違ってボーカルの補正なんていう技術もなかったので、ピッチを合わせにいくことが最優先な感じの歌い方だったので。そこは今思うと反省してるところだったりもするんです。10年後の今は前よりも補正しなくたってピッチは当たるようになってますし、それ以上に自分たちにしか出せない色を強く打ち出すことが出来たので、みんなにはそこを感じて欲しいですね。これはあらゆるところで言ってるんですけど、今は歌い手がこれだけ飽和している時代だし、その中で僕らを選んで聴いてくれる人がいるっていうのは激レアなことであって、当然じゃないんですよ。だからこそ、しゅーあいすはしゅーあいすにしか歌えないものを大切にしたいですね。
ーーしゅーあいすは、どこかフィギュアスケートのカップルのようだなと感じます。昨今は同性同士で滑るケースもありますし、同じ軌道をシンクロしながら描いてはいるのだけれども、互いの個性も活かしながらひとつの演目を完成させていくような雰囲気があるといいますか。美しさと力強さを兼ね備えている点にも近しさがありそうです。
しゅーず:それ、すごくいい表現ですね。なんか聞いてて納得しちゃった(笑)。お互いがお互いのできないことを補っているところもあったりするしなぁ。
あいす:そうだね、確かに近いものはあるかも。
ーーということで、3月29日にO-EASTにて開催されるワンマンライブ『しゅーあいす One-Man Live “Resurge”』での最高な協演に今から期待しております。当日、おふたりがやってみたいのはどんなことですか?
あいす:まず単純に、10年前のライブの時はマイクが全部ケーブル付きだったんですよ。ステージも狭かったし、そんなに大きく動けるような感じではなかったというか、ちょっと制限があるような感じだったので、今回はO-EASTの空間を思いっきり派手に使い切りたいです。みんなにめっっっちゃ観て聴いて欲しいですね。
しゅーず:いいね。僕としても、さっきも言ったとおり「あいすくんを観に来て!」ってめっちゃ思ってます。こんなにかっこよく歌って、こんなに歌がうまい人を知らないんだとしたら、後悔してるよ君たち!って本当に思うので。こうやって褒めちぎってると嘘みたいに聞こえそうですけど(笑)、僕はこれ10年前にも言ってますからね。僕にとってやってみたいのはそういう最高の相棒と一緒にやれることだから、今度のライブは絶対に観に来て欲しいです。昔から知ってくれてる人たちは同窓会みたいな気持ちで来てくれてもいいし、初めて観る人も当然ウェルカムですよ。
ーー古参も新規も楽しめること請け合いなわけですね。
しゅーず:今の時代、10年前と違って歌い手のユニットとかグループは他にもたくさんあるじゃないですか。だけど、しゅーあいすとしては申し訳ないけどあんまり負ける気がしてないんです。オラオラになっちゃいますけど(笑)、自信を持ってお届けするのでぜひ!
――では最後にもうひとつ、うかがわせてください。“Resurge”するしゅーあいすにはこの先の未来もあると考えてよろしいですか?
しゅーず:そのつもりでおります。わざわざ“Resurge”って銘打ったのに、1回だけで終わるなんてことはしたくないですよ。現段階では僕らがお酒を飲みながら語ってる展望に過ぎないですけど、ふたりであちこちに行って、各地の美味しいものを食べながら、いろんな人に会いに行きたいねとか、呼んでいただけるんだったら海外だって行きたいね、とか。やってみたいことはたくさんあります。
あいす:聴いてくれる人、楽しんでくれる人、会場に足を運んでくれる人がいてこそ僕の存在は成り立ってるし、みんなからエネルギーをもらってるから歌えているわけで、求めてくれる人たちがいるなら僕はどこまででも行きます。そして、これはしゅーずも同じ気持ちだと思ってます。
しゅーず:うん、同じ気持ちではある。ただ、僕としてはいずれあいすくんにはワンマンもやって欲しいんですよ。今度のライブであいす先生の歌のファンになる人もたくさん出てくるだろうから、僕はそのうちあいすくんのワンマンを観ながら観客席でそれを観て涙を流したいなって思ってて。どう?
あいす:本当に来てくれる人がいるなら、頑張っちゃうかも? でも、まずはその前にちゃんと3月29日に“Resurge”しないとね(笑)。
取材・文=杉江由紀
ライブ情報
■日程:2026年3月29日(日)
■時間
[1部]OPEN 13:00 / START 14:00
[2部]OPEN 17:00 / START 18:00
■会場:Spotify O-EAST
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※ドリンク代別途 ※整理番号順入場
※当日券 500円増 ※未就学児入場不可 ※申込枚数制限:各公演4枚まで
【抽選先⾏】
受付期間:1月24日(土)20:00 〜 2月1日(日)23:59
結果確認・⼊⾦期間:2月3日(火)13:00 〜 2月5日(木)21:00
【一般発売】
2026年2月7日(土)12:00〜
■お問い合わせ
Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300