花も嵐も踏み越えて——『あ・ら・かん邦楽演奏会』に寄せて 演奏会に向けた出演者コメントが公開

2026.2.14
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『あ・ら・かん邦楽演奏会 ~花も嵐も踏み越えたaround60th 邦楽女子による体力との闘いの記念公演~』

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2026年3月5日(木)渋谷区文化総合センター大和田にて、『あ・ら・かん邦楽演奏会 ~花も嵐も踏み越えたaround60th 邦楽女子による体力との闘いの記念公演~』が開催される。この度、出演者コメントが公開された。

あらかんメンバーがやりたいこと詰め詰めにして、還暦をお祝いする。
大学卒業して約40年。女性の邦楽演奏家として、長唄を始め邦楽の世界でがむしゃらに 突っ走って来ました。結婚、出産、子育て、介護、病気にケガ……。世の中の女性たちと同じように泣き、笑い、花も嵐も踏み越えて、これが女の生きる道……。

そんな百戦錬磨のあらかんメンバーから、演奏会に向けたコメントが到着。

人生の経験も 豊かに、この先の一歩を新しく踏み出す60代。ゲストに同じ古典芸能の世界で女性講談師として第一線を拓いてきた神田織音さんを迎え、あらかんのパワーみなぎる演奏とこれから花や嵐を迎える若手演奏家たち、そして物語を彩る講談とのコラボ演奏会に期待しよう。

芳村金秀 コメント

芳村金秀

還暦。
立ち止まって振り返って前に進む時ですね。
ご指導してくださった先生方、応援してくださった家族お仲間皆様方。願いを叶えてくださる神様仏様御先祖様、、、
沢山の力に支えていただき、芸に励めたことに感謝を捧げ、気持ちを新たにこれからも果てしない道のりを歩んでまいります。
記念すべき演奏会。ご来場お待ちしております!

堅田喜三代 コメント

堅田喜三代

映画『国宝』が流行っている今、歌舞伎へ興味を持たれる方が多くなったとか、、。国宝のように、その家の子かそうでないか、、の、血は歌舞伎の家だけでなく、邦楽の家にもあります。そして、さらに歌舞伎役者と同じように、男性か女性かによって、血があっても女性だというだけで、悔しい思いを何度もしてきました。「あ・ら・かん邦楽演奏会」に集まったあらかんメンバーは、大学卒業してから40年弱。今よりもっと男子優遇の中、恋愛結婚子育て介護、そして自身の病気を乗り越えて、今現在女性邦楽演奏家として活躍している人たちです。そんな女性たちに集まっていただき、これぞ女性邦楽家のパワーという公演をやりたくて、今回、60歳記念に念願の公演となりました。
メンバーは、60歳という節目に、長唄というものに今一度向き合って、第二の邦楽人生へ出発しようとしています。そんなあらかんたちが、体力の限界に挑戦するがごとく、7曲演奏します。楠公は講談師をお招きして楠木正成の話をしてきただき、その話をお聞きいただいた上で長唄にしたものをメンバー揃って演奏します。
さて、最後までやり切る姿を是非ご覧いただきたく!

今藤美知央 コメント

今藤美知央

泣いてないのに涙が出ます。
たるんだ瞼、ゆるんだ目元、期待のパックの効果もわからず、アァあのハリはもう戻らないのね……だけど! 瞳の輝きは失ってない!若い時とは少し違うところで、ワクワクドキドキするのです。今回新しい発見がたくさん、私の瞳はまんまるです。
世の中には心のために高級パックがたくさんあることを知りました。この仲間に会えて本当に良かった…。ハイ、ここで本物の真珠の真珠の涙。

杵屋巳織 コメント

杵屋巳織

今回の演奏会では学生時代からの仲間と、いつのまにか◯十年の長きに渡って頑張って演奏してきたものを形にして、いつもの古典曲に加えて、自分で作曲した曲も演奏します。これまで大切にしてきた音や間を軸にしながら、少し新しい風も感じていただけたら嬉しいです。肩の力を抜いて、音に身を委ねる時間を一緒に過ごしましょう。会場でお会いできるのを楽しみにしています。

藤舎千穂 コメント

藤舎千穂

いよいよ還暦、還暦は厄年…
でも、そんなものを全部吹き飛ばしてしまいそうなエネルギーとバイタリティ溢れるメンバーで、お客様に楽しい公演をお届けすると同時に、私達メンバーも楽しんじゃおう! と言う、お得で一石二鳥な企画です。
何十年も一緒に苦楽を共にして来た親しい仲間と、息の合った演奏をお届け致します。
開演前にも何か楽しい事が…!?
私たちも楽しみな公演! 是非、お客様にも、大いに期待を持ってお越し頂きたいと思っております。
令和の丙午…どんな年になるのでしょうか…ある意味ワクワクです!

貴音日佐世 コメント

貴音日佐世

もうずいぶん前になりますが、私が心から尊敬する名人が生前「芸は六十代が一番いいのよ。積み重ねた経験と理解、そして身体のバランスが整う時期だから」と話してくださったことがあります。 
そう考えると、私たちはまさにこれから充実期を迎えつつあるのでしょう。本格的な長唄の演奏に加え、趣向を凝らした企画もご用意した盛り沢山な演奏会となっております。ぜひ会場で、今の邦楽の響きをお楽しみください!

公演情報

『あ・ら・かん邦楽演奏会 ~花も嵐も踏み越えたaround60th 邦楽女子による体力との闘いの記念公演~』
 
日程:2026年3月5日(木)16:30 開演(16:00 開場)
会場:渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール
 
[出演]
芳村金秀(長唄) / 堅田喜三代(囃子) / 今藤美知央(長唄) / 杵屋巳織(長唄三味線) / 藤舎千穂(囃子) / 貴音日佐世(長唄)

 
[助演]
松永忠之助(長唄) 松永和之助(長唄)
杵屋勝くに緒(長唄三味線) 杵屋三澄那(長唄三味線) 杵屋葵(長唄三味線)
安部真結(囃子) 堅田喜衣紗(囃子)
福原徹秋(笛)

 
ゲスト:神田織音(講談師)
 
[番組]
一、長唄 春駒
二、娘三題 メドレー
藤娘
手習子
女伊達
三、創作二題 ~泉鏡花によせて
小袖幕
色鳥
四、企画 楠木正成公
講談 櫻井の子別れ~湊川の戦い  (講談師:神田織音)
長唄 楠公
 
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