「6人揃って温かい」當間ローズ、二階堂 心、中山清太郎が語るNOIR BOUQUETの絆 ミュージカル『フラガリアメモリーズ』~でぃあ・まい・ふれんず!~インタビュー
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左から 二階堂心、當間ローズ、中山清太郎
サンリオによる騎士道ファンタジープロジェクト「フラガリアメモリーズ」の舞台化第3弾、ミュージカル『フラガリアメモリーズ』~でぃあ・まい・ふれんず!~(以下、フラミュ)が2026年4月~5月に東京・兵庫で上演される。兵庫公演後は再び東京に戻り、凱旋公演も実施される。
本作の舞台は妖精たちが暮らす“フラガリアワールド”。主(ロード)に仕えるフラガリアの騎士たちが、主や国民を守るために、平和を脅かす“シーズ”に立ち向かっていく騎士道ファンタジーだ。これまでに赤の大陸〈RED BOUQUET〉、青の大陸〈BLUE BOUQUET〉での冒険を描いてきた「フラミュ」は、いよいよ3部作の最後の大陸へ。
〈NOIR BOUQUET〉から、バドバルマ役の當間ローズ、チャコ役の中山清太郎、アルペック役の二階堂 心にインタビュー。初めて6人が揃った稽古場の様子とともに、本作の魅力を聞いた。
――ついにNOIR BOUQUETが集結しました。
二階堂:お待たせしました!
當間:待ってたよ~! 1作目では僕しかいなかったから、本当にこうして6人揃うことができて嬉しい!
二階堂・中山:(笑)
當間ローズ
――現在、絶賛稽古中とのこと。手応えはいかがですか?
二階堂:手応えはありますね。
當間:手応え、あるね!
二階堂:3部作の3作目にあたる作品なので、ここまで積み上げてきたものに加えて、これまでやりたかったことも全部乗せているような印象です。物語としてはもちろん楽しいし、さらに視覚的にも楽しめるエンターテインメント作品が生まれつつあるなと感じていますね。
當間:本当に稽古の時点ですごく楽しいんですよ。僕らの波長も合っていますし、RED BOUQUETやBLUE BOUQUETとも違うかっこよさがNOIR BOUQUETにはあるなと感じています。
中山:僕も手応えはめちゃくちゃあります! 今作で初めて舞台上に登場するキャラクターもいるので、実際に動いているところを観てもらえたら、キャラクターの魅力もさらに感じてもらえると思いますし、そう思ってもらえるよう頑張っていきたいなと思っています。
中山清太郎
――かっこよさを感じられるというNOIR BOUQUET。6人揃ったカンパニーの雰囲気はいかがですか?
二階堂:1作目はバドバルマが1人ぼっちでしたもんね。
當間:そうよ。最初は、すっげえ寂しかったよ。だから、今はこうして6人揃って、すごく温かいなと思っています。先日も6人で焼肉に行ったんですよ。いろんなお話ができたし、みんな本当にいい人たちで。居心地がいいんですよね。だから、キャストの僕らのカラーとしては黒ではないよね。
二階堂:もっと明るいふわっとした感じというか。
當間:イエローとかオレンジみたいな、ビタミンカラーみたいな6人かなと思っています。とくに彼(中山を見ながら)は、元気担当ですね(笑)。
二階堂:1人でずっとおしゃべりしてるよね。
中山:元気担当だ! やったね!
一同:(笑)
中山:NOIR BOUQUETはクールな性格のキャラクターも多いんですが、その分、お芝居しているときとしていないときのギャップがすごくて。とくに磯野くん(ピケロ役の磯野 亨)とか、違いすぎてちょっと驚きます(笑)。
二階堂:たしかに、一番よく笑ってるのがいそ(磯野)かも。
二階堂 心
當間:そうだね。笑い声聞こえると思って振り返ると、彼がよく笑っています。あと、まっきー(ハンギョン役の荒牧慶彦)は、すごく気さくに話してくれるし、アドバイスもめちゃくちゃくれます。
二階堂:役としても、多分ハンギョンってNOIR BOUQUETの中では一番実力があって、一番周りを見ているキャラで。そこが本人とも合っているんだろうなと。アドバイスも全部教えてくれるわけじゃなくって、その人にとって一つ核となるアドバイスの種を植えてくれて、それを育てるのは自分でやるんだよ、というスタイルなのかなと、一緒に稽古をしていて感じます。
中山:僕も毎日のようにアドバイスをもらっています! 僕からも聞きやすい空気を作ってくれていて、本当に頼りにしています。
當間:人をすごく見てくれているんですよね。僕に対しては「ローズくんだったら、こういう見せ方がかっこいいと思うけど」と、いくつか提案してくれる。だから、一緒に作っている感じがめちゃくちゃあるし、まっきーが率先して僕らの空気感を作ってくれているなと感じています。
二階堂:悠雅(タッサム役の岩崎悠雅)は同い年で共演経験もあるので、いるだけで安心する存在。いてくれるだけで癒やされるので、先に悠雅が帰っちゃう日とかは「行かないで……」って内心思っています(笑)。
中山:2人でいつもじゃれあってますもんね。
當間:それにすごく真面目。タッサムはセリフに英語が出てくるので、「ローズさん、英語の発音大丈夫ですか? rの発音が難しくって」と聞きに来てくれて。全然問題ないんだけど、本人がもっとよくしたいと頑張っている姿が可愛い。愛しい後輩みたいな感じです。
中山:僕も初舞台のときに共演していて、当時からずっと優しい。僕のダル絡みにも反応してくれるし(笑)、お仕事面でも頼りになる先輩です!
當間ローズ
――役作りについてもお聞かせください。演じるうえで面白い、または難しいと感じているところ。また、役作りにおける軸についてはどう捉えていますか?
二階堂:僕とアルペックの間には、血圧っていう明確な違いがあるなと感じていて。血圧っていうとあんまりかわいくないんですが(苦笑)、アルペックって寝起きで全力疾走できると思うんですよね。僕はアルペックのように誰が見ても元気いっぱい! というタイプではないので、性質としては違うものを持っている。
だからこそ、演じていてアルペックからいい影響を受けているし、この稽古期間は性格が普段より元気になっている気がします。こういう太陽のようなキャラクターを演じることがこれまでなかったから、素直にワクワクもしています!
軸という点では、今回は“圧倒的元気”をテーマにしているので、まずはそこですね。NOIR BOUQUETのなかでアルペックが一番、ポップな明るさがあるキャラクターなので、よりコントラストを作れるように意識しています。
中山:ミュージカル作品なので歌とお芝居があるんですが、そこにキャラクターの特技が加わってくる。例えばチャコだと、パルクールやスケボー。キャラクターの説得力を持たせるためにも、芝居同様にしっかり追究していこうと思うと、なかなか大変だなと思っています。
チャコはアルペックと最初に出会って、初めて友達になる存在です。アルペックの行動に対してチャコが空気を読むところがあるので、そこを芝居でどう埋めていくのがいいのか。僕は普段、あまり深く考えないタイプなので(笑)、どうしたらいいのかなと考えながら稽古をしていて、チャコに気付かされることも多いです。クールなキャラも多いチームですが、そのなかでもチャコなりのクールさが伝わるような芝居をできたらいいなと思っています。
中山清太郎
――當間さんは1作目も出演されましたが、改めて今作、どうバドバルマと向き合っていますか?
當間:ラップが僕にとっては新たな挑戦となっています。歌のみならず、みんなとの呼吸という意味でのリズム感。物語が流れて一つのリズムになるようにというのも意識しています。バド(バドバルマ)ってやっぱりドシッと構えている兄貴的な存在。でも、ローズは抜けているところも多いので(笑)、バドならこういうとききっとこうするんだろうなって、意識しながら生活するようにしています。
二階堂:バドさんの優しさとローズくんの優しさってすごく似ているなって思います。見た目はビシッとかっこいい感じですが、周りのことを思って行動している方だなって思うし、愛情深い方なので、まさしくバドさんだなって。
當間:照れる照れる。
中山:ローズくんと稽古場の座席が隣なんですが、いつも気にかけてくれるんですよ!
當間:お菓子が大好きみたいで、隣でいつもお菓子食べてるんです。この前、ケータリングコーナーを見たらお菓子が減っていたので、彼のために大量のお菓子を買ってきて補充しました(笑)。
中山:(満面の笑みで)ありがとうございます!
一同:(笑)
二階堂 心
――皆さんの仲のよさが見えてきたところで、本作の見どころを教えてください。
當間:NOIR BOUQUETらしいかっこよさと、あとはやっぱり楽曲ですね! ラップが多いっていうのが、今作ならではの特徴になっています。
二階堂:そこはRED BOUQUETともBLUE BOUQUETとも明確に違いますよね。HIPHOPとしてのラップあるし、リズムに乗せてセリフを語るポエトリーラップ的なものもあって。聴いていて耳に心地いいというのは、本作の魅力になるんじゃないのかな。
中山:これは「フラミュ」全体の魅力でもあるんですが、国ごとのカラーをMemori-es(メモリアズ)の皆さんと作り上げている感じが素敵だなと思っています。国ごとの異なる色を表現しているので、原作を知っている人はもちろん、知らない人が観ても楽しめる作品になっていると思います!
――では最後に、代表して當間さんから公演を楽しみにしている読者へのメッセージをお願いします。
當間:各大陸ごとにカラーがあり、この作品にもNOIR BOUQUETらしいカラーがあります。「~でぃあ・まい・ふれんず!~」という副題にある通り、仲間のつながりがよりいっそう感じられる作品です。かっこよさや力強さがありながらも、不安なときにそっと手を握ってくれるような優しさや仲間との絆、愛情が、いろんな形で舞台上に転がっていると思うので、ぜひ劇場でそのピースを見つけて持って帰ってもらえたらうれしいです。
取材・文=双海しお 撮影=福岡諒祠
ヘアメイク=齊藤沙織、山口かな子
公演情報
【兵庫公演】 2026年4月17日(金)~ 4月19日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe
【東京凱旋公演】 2026年4月24日(金)~ 5月5日(火・祝)シアターH
公式X:@fragaria_mu