坂東玉三郎「南座は新しい歌舞伎舞踊を思い切ってできる場所」――『南座特別公演 坂東玉三郎出演』オフィシャルレポートが到着

2026.5.1
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坂東玉三郎

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6月5日(金)~6月17日(水)まで京都・南座にて、『南座特別公演 坂東玉三郎出演』が上演される。

玉三郎の口上にはじまり、2018年1月大阪松竹座以来の披露となる「秋の色種(あきのいろくさ)」、そして玉三郎が1997年以来に江口の君を演じる「時雨西行」という二つの長唄舞踊を上演。玉三郎が本公演への想いを語ったオフィシャルレポートが到着した。

坂東玉三郎

――演目の見どころは?

「口上」、「秋の色種」、「時雨西行」と演目を決めさせていただきました。

「秋の色種」は、曲として完成されすぎているばかりになかなか舞踊にならなかった作品です。目新しいものをお客様にお届けするために、今まで踊りにならなかったものを舞踊にしてきました。また今回は、弟子の玉御、玉朗と三人で勤めさせていただきます。二人の弟子と出演することは、非常に女方が少なくなっているこの時代に、衣裳を着るところや本番に向かうまでの時間の作り方を学ぶ機会になると思っています。

「時雨西行」は非常に名曲で、現在まで踊り継がれている作品です。今回は花柳壽輔さんとご一緒に作っていきたいと思います。修行僧が象に乗って菩薩になっていくところが視覚的に見えた方が良いと考え、工夫しているところです。以前の歌舞伎座公演では象に乗る演出を取り入れ、今回も乗る予定です。

南座は、たびたび舞踊会を開かせていただいている劇場で、改曲した「船弁慶」や「道成寺」の披露など、新しいことを思い切ってできる場所です。私にとって歌舞伎舞踊のための作品作りの場であり、学びの場であるということはとても大きいことだと思っています。

――また同月の南座では特別公演に続き、『片岡仁左衛門 坂東玉三郎―お話とシネマのひととき―』(6月19日(金)~6月21日(日))と『坂東玉三郎・木村竜蔵・木村徹二 コンサート』(6月24日(水)、25日(木))にも出演する。

『お話とシネマのひととき』は、今年1月の南座公演でもお客様に喜んでいただけたので、お誘いしたら快諾してくださいました。『かさね』は私たちが30代の頃の映像で、シネマ化もされていないものですので、この公演でしか見ていただくことができないのではと思います。

『コンサート』は、先月新橋演舞場で木村竜蔵さん、徹二さんのお二人のコンサートを開き、お客様に喜んでいただきました。今回は、竜蔵さんと私、徹二さんと私のペアというかたちで趣向を変えてお届けしようと考えました。

は5月9日(土)10:00~イープラスにて販売。

上映情報

『南座特別公演 坂東玉三郎出演』
会場:南座
日程:2026年6月5日(金)~17日(水)
料金:一等席14,000円、二等席7,000円、三等席4,000円、特別席15,000円

『片岡仁左衛門 坂東玉三郎-お話とシネマのひととき-』
会場:南座
日程:2026年6月19日(金)~21日(日)
料金:S席11,000円、A席6,500円、B席3,500円
公演詳細:https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kyoto/play/984

『坂東玉三郎・木村竜蔵・木村徹二コンサート』
会場:南座
日程:2026年6月24日(水)、25日(木)
料金:S席12,000円、A席7,000円
公演詳細:https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/202606concert/
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