新原泰佑主演 ミュージカル『獅子 THE LION-BEAT』公演ビジュアルが解禁
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2026年10月、11月に東京、大阪にて上演されるBunkamura Production 2026ミュージカル『獅子 THE LION-BEAT』の公演ビジュアルが解禁となった。
劇作家、映画監督、作詞家、詩人など様々な肩書きを持ち、幻想と現実の境界を曖昧にする演出と舞台美術、そして社会や人間心理の鋭い洞察と実験的表現で高く評価され、1967年に劇団「演劇実験室◎天井棧敷」を旗揚げした日本演劇界の巨匠・寺山修司。本作は、その寺山が、1965年にたった1回の公演のために書き下ろした幻の戯曲であるミュージカル『獅子』を61年の時を経て上演するもの。演出は杉原邦生がつとめる。
物語は、ごく普通の青年が、謎の男との契約でことばを失う代わりに、憧れていたボクサーとしての能力を手に入れ、名声を得る一方で、失うものも増えていき……。ことばを失った青年がボクシングや新たに出会う人々を通して自らの道を模索し、栄光と葛藤の中で何を選び取るのかが描かれる。
主演を務めるのは第32回読売演劇大賞で新人賞にあたる杉村春子賞を受賞し、今、最も注目を集める若手俳優 新原泰佑。ヒロインには俳優デビュー作『赤毛のアン』以来16年ぶりのミュージカルに挑む北香那。さらに田中俊介、 勝矢、さとうこうじ、岡田義徳、田口トモロヲ、橋本さとしと寺山修司の幻の戯曲を蘇らせるにあたりこの上ない顔ぶれが集結した。
そしてこの度、現代的でポップながらアングラ演劇、歌舞伎町といった昭和的な匂いとクールさを感じさせる公演ビジュアルが完成。本作のテーマでもあり、誰もが持つ〈違う自分への変身願望〉を鮮やかに表現している。
ことばを失った主人公が語りかける手話のリリシズムと、ボクシングの動作の持つダイナミックな肉感を兼ね備えたムーブメント、そして十数曲に及ぶミュージカルナンバーが溢れる本作。彗星のごとく現れた沈黙のボクサーが、栄光を得てなお求めたものとは……。寺山版「ファウスト」ともいえる本作に注目だ。