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田代万里生&小野田龍之介らが紡ぐ、長崎の商人とベトナムの王女による愛と絆の物語! ミュージカル『アニオー姫』稽古見学会レポート

2026.8.24
レポート
舞台

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~稽古見学会の様子

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日本の商人とベトナムの王女の国や身分を越えた愛と絆を描く、ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~。2026年8月21日(金)に、本作の稽古見学会が開催され、田代万里生、小野田龍之介、音くり寿、ドー・ファン・ザ・ハン、今井清隆、吉沢梨絵、井料瑠美、栗原英雄、戸井勝海らが参加した。

本作は、「長崎くんち」の演目として、長崎で現在まで語り継がれている史実に着想を得て作り上げる、新作ミュージカル。17世紀初頭の大航海時代、交易で賑わう港町ホイアンで、日本の長崎からやってきた商人、荒木宗太郎と、人々に愛される王女、アニオー姫(ゴックホア姫)とが運命的に出会い、心を通わせていく姿を描き出す。荒木宗太郎を田代と小野田、アニオー姫(ゴックホア姫)を音くり寿とドー・ファン・ザ・ハンが演じる。

この日の見学会では、最初に総監督・演出・台本・作詞(日本語)を務める大山大輔から挨拶があり、「今も長崎では10月に『長崎くんち』というお祭りがあります。その中の演目として、今も脈々と受け継がれている物語をミュージカルとして作っているところです」と本作について説明がなされた。取材では、そうした物語の中から3場面が披露された。

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~稽古見学会の様子

最初に披露されたのは、グエン王が、まだ皇太子だった時代に、自ら兵を率いて海賊を討伐したという史実を基にしたエピソードで、グエン王が海の上で海賊と戦っていると、宗太郎が助けに入るという場面だ。グエン王を今井、宗太郎を田代、アニオー姫をドー・ファン・ザ・ハンが務めた。激しいアクションが繰り広げられる迫力満点のシーンとなっていた。

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~稽古見学会の様子

続いて、アニオー姫と宗太郎の婚礼シーンが演じられた。ホイアンにあるグエン王の城で正式な式典を執り行う、一幕の終わりを飾るビッグナンバーだ。ホイアンの人々が集い、華やかな時間を作り上げた。宗太郎を田代、アニオー姫をドー・ファン・ザ・ハンが演じた。このシーンの楽曲の中に「チュック・ハイン・フック」というベトナム語が歌詞に織り交ぜられているが、「チュック」は日本語の「祝福」、「ハイン」は「お幸せに」という意味だという。「チュック」は「祝福」の「祝(しゅく)」と音が似ており、意味も近い。大山は「実は、漢字の音読みには、ベトナム語と近いものがあります。文化交流としての意味もあるこの作品では、そうした音の聞こえ方が似ているというところも感じていただきたいと思っています」と歌詞についても言及した。

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~稽古見学会の様子

そして、最後にアニオー姫と宗太郎が長崎に到着し、熱烈な歓迎を受ける場面を披露。二幕の幕開けとなるナンバーで、長崎の人々の喜びが表れた、にぎやかで楽しいシーンとなった。宗太郎を小野田、アニオー姫を音くり寿が務めた。

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~稽古見学会の様子

いずれのシーンでも壮大な音楽が響き、アンサンブルも含めたキャストたちの美しい歌声が重なる。今回は神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるフルオーケストラの演奏を収録した楽曲と、生バンドによる演奏を組み合わせてお届けするそうで、音楽も見どころの一つといえる。

場面披露後には、アニオー姫役、宗太郎役の4人が本作への思いを語った。以下、キャストのコメント。

田代万里生

プレビューまであと3週間です。個人的にはミュージカルでは初めての日本人役ということもあり、戸惑いもありながら、しっくりくるところもあって。カンパニーの皆さんに助けてもらいながら、お稽古に臨んでおります。フィクションもありますが、史実を基にした物語です。実際に長崎やベトナムのホイアンを訪ねて、よりこの作品に対してのリスペクトを込めて演じております。(チャン・マィン)フン先生の楽曲をはじめ、素晴らしい作品と出会えているなと思っておりますので、この作品を日本のお客さまにしっかりとお届けしたいと思います。KAAT神奈川芸術劇場は港町にあります。海の見える横浜で皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。

田代万里生

音くり寿

観て分かる通り、素晴らしいキャストの皆さまが集まってくださっていて、そしてクリエイターの方々も本当に素晴らしいので、ぜひ期待していただきたいです。今日は、(稽古用の)お洋服ですが、華やかな衣裳とセットを準備しておりますので、そうした視覚的なところも楽しみにしていただけたらと思います。

音くり寿

ドー・ファン・ザ・ハン

皆さん、とっても素晴らしいプロフェッショナルです。私は皆さんからたくさんのことを勉強しました。ありがとうございます。皆さん、とても優しいです。私も頑張ります。

ドー・ファン・ザ・ハン

小野田龍之介

てんやわんやな日々を過ごしております。新作のオリジナルを作るという大変さと、ワクワクさが入り混じった稽古場で、日々、しびれているところです。とにかくカンパニー一丸となって、ベトナムと日本の芸術の融合を楽しんでいただけるように、作品作りをしてまいりたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

小野田龍之介

なお、この日の稽古見学会には、斎藤准一郎、蛭牟田実里、淺場万矢、ホアン・フォン・リン、大越やよい、鈴木楓加、藤浦功一、廣瀬喜一、村上幸央、武藤寛、森山大輔、石田優月、今井学、今村心音、牛丸颯希、篠田果鈴、上西郷太、傳法谷みずき、中村ひかり、楢原じゅんや、矢野友実、山下麗奈も参加した。

公演情報

ミュージカル『アニオー姫』~ Hẹn gặp lại 再び~
 
公演日程:2026年9月12日(土)~ 9月27日(日)※全21回公演予定
プレビュー公演:2026年9月11日(金)
公演会場:KAAT神奈川芸術劇場<ホール> (神奈川県横浜市中区山下町281)
主催:「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)
共催:日本経済新聞社
提携:KAAT神奈川芸術劇場
名誉顧問:
ファム・クアン・ヒエウ(駐日ベトナム大使館特命全権大使)
伊藤直樹(在ベトナム日本国大使館特命全権大使)
後援:
日本外務省、日本文化庁、神奈川県、長崎県、長崎市、公益社団法人ベトナム協会、一般財団法人日本・ベトナム文化交流協会、特定非営利活動法人日越堺友好協会、特定非営利活動法人堺国際交流協会、NPO法人長崎・ベトナム友好協会、一般社団法人健康で安心な社会づくり推進協議会、国際交流基金ベトナム日本文化交流センター、一般社団法人長崎県観光連盟、一般社団法人長崎県医師会、一般社団法人長崎市医師会、公益財団法人徳川記念財団、横浜商工会議所、一般社団法人横浜青年会議所、tvk(テレビ神奈川)、神奈川新聞社、FMヨコハマ
ベトナム外務省、ベトナム文化スポーツ観光省、ダナン市、Vietnam Television、ホーグオムオペラハウス、ベトナム音楽家協会、ベトナム国立交響楽団、ベトナム国立オペラバレエ団、ホーチミン市立オペラバレエ交響楽団、ホーチミン市音楽院、 ホイアン世界遺産文化保護センター、在日ベトナム学生青年協会、在日ベトナム語協会、在日ベトナム伝統文化芸術協会
協賛:
[プラチナサポーター]
大和ハウス工業株式会社、東急株式会社
[ゴールドサポーター]
株式会社ニトリホールディングス、イオン株式会社
[シルバーサポーター]
株式会社タカラ、株式会社三井住友銀行、商工中金、ホテル三日月グループ、相鉄ホールディングス株式会社、RIZAPグループ株式会社、株式会社JTB、キリンホールディングス株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、全日本空輸株式会社、三井不動産株式会社、ロート製薬株式会社、株式会社伊藤園、日本航空株式会社、株式会社第一興商、野村不動産グループ、株式会社 明治
[ブロンズサポーター]
国際医療福祉大学、株式会社きらぼし銀行、株式会社横浜銀行、京浜急行電鉄株式会社、株式会社アトリエヨシノ、日本経済大学、ハリウッド大学院大学、みなとみらい線、NTT東日本株式会社、アチーブメント株式会社、株式会社ファンケル、伊藤忠商事株式会社、神奈川県民共済生活協同組合、JR東日本、東京海上日動火災保険株式会社、株式会社フレンドステージ、株式会社ベルーナ、神奈川歯科大学、鹿島建設株式会社
協力 株式会社三修社
公式サイト https://musical.anio.jp
 
キャスト
田代万里生 小野田龍之介 音くり寿 ドー・ファン・ザ・ハン
今井清隆 / 吉沢梨絵 井料瑠美
栗原英雄 戸井勝海
斎藤准一郎 蛭牟田実里 淺場万矢 ホアン・フォン・リン
 
大越やよい 鈴木楓加
藤浦功一 廣瀬喜一 村上幸央 武藤寛 森山大輔
石田優月 今井学 今村心音 牛丸颯希 篠田果鈴 上西郷太
傳法谷みずき 中村ひかり 楢原じゅんや 矢野友実 山下麗奈
 
クリエイティブチーム
総監督/演出/台本/作詞(日本語):大山大輔
作曲:チャン・マィン・フン
台本/作詞(ベトナム語): ハー・クアン・ミン
振付:本間憲一
アーティスティックアドバイザー:本名徹次
 
美術:伊藤雅子
照明:齋藤茂男
衣裳:ひびのこづえ
ヘアメイク:赤松絵利
音響:原英夫、大坪正仁
舞台映像:松澤延拓、中澤裕季
擬闘:栗原直樹
舞台監督:幸泉浩司
演出補:砂川真緒
振付助手:北村岳子
上演台本制作協力:嶽本あゆ美
 
音楽スーパーバイザー:鎭守めぐみ
オーケストレーター:竹内聡
エレクトロニック・ミュージック・デザイナー:ヒロ・イイダ
歌唱指導:門井友紀
バンドコーディネイター:新音楽協会
オーケストラ指揮:本名徹次
演奏:アニオー姫バンド、神奈川フィルハーモニー管弦楽団(収録)
 
キャスティング:中西聡、大場麻衣子
歴史考証:菊池誠一、友田博通
日本語指導:野口亮司、グエン・ドー・タイン
キービジュアル:ベトナム漆画家 安藤彩英子
 
プロジェクト名誉顧問:ファム・クアン・ヒエウ、伊藤直樹
プロジェクトスーパーバイザー:黒岩祐治
スペシャルアドバイザー:山田滝雄
制作アドバイザー:チャン・リ・リー
制作:佐々木真二
プロデューサー:ドアン・ゴック・ヒェウ、大竹悠司
統括プロデューサー:古川直正
エグゼクティブプロデューサー:前田俊秀