松下優也が率いる新生「アルカード」遂に始動! 彩風咲奈、平間壮一らが登壇『THE ALUCARD SHOW』製作発表オフィシャルレポートが到着
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『THE ALUCARD SHOW』制作発表
2026年10月より東京・大阪で上演される『THE ALUCARD SHOW』の製作発表会見が9月都内にて行われた。
本作は、2013年に原作・構成・演出の河原雅彦が創り出した、音楽・ダンス・映像に溢れた、演劇でもミュージカルでもない新感覚エンタテインメント・パフォーマンスショー。ヴァンパイアをモチーフに、謎のダンサーグループ「アルカード」とカリスマボーカリストに人生を狂わされていく人々を描き、上演されるやいなや狂信的なファン“アルカドニア”を生み出した。 そんな“アルカドニア”からの熱狂的な声に押され、翌年2014年に再演されるも即完売。以降、長い眠りにつき伝説となっていた「アルカード」が、12年ぶりに我々の前に姿を現す。
制作発表には、主演の松下優也を筆頭に、平間壮一、SANTA、滝澤諒、赤名竜乃介、山野光、瀧澤翼、彩風咲奈そして原作・構成・演出の河原雅彦が登壇。オフィシャルレポートならびに登壇者コメントが到着した。
オフィシャルレポート
伝説の復活に相応しく、熱狂的なファン”アルカドニア”も多く詰めかけた中で行われた製作発表。まず、マリア役の彩風咲奈がナビゲーターとして登場し、落ち着いた声色と妖しげな表情で、これから始まるパフォーマンスの期待感を高める。
象徴的なテーマソングとともに照明が変わると、そこにはブラド役の松下優也が。一気に作品の世界観に切り替わると、後退りしたマリアに後ろから忍び寄るアルカードの影。いよいよ新生アルカード7名が登場する――。
まず、今回のアルカードメンバーの中で最年少でありながら18年以上のダンス歴のある瀧澤翼がポップダンスで観客の目を釘付けにしたかと思えば、赤名竜乃介は激しい動きをスマートかつ颯爽と踊りこなしてみせる。クラシックバレエをベースに、幅広いジャンルのダンスを得意とする滝澤諒は鮮やかなピルエットと妖艶な雰囲気で魅了。山野光は幼少期よりコンテンポラリーダンスで鍛えた、長い手足が映えるしなやかな動きで、緩急の美しさを見せた。初演・再演にも出演し、その後様々なミュージカル作品で主演も務めてきた、平間壮一は12年ぶりにオルロック役で出演。落ち着いた動きの中にも、ドラマ性を滲ませた平間壮一は、流石のキャリアを感じさせる佇まい。さらに史上最年少でストリートダンス大会世界王者に輝いた経歴を持つSANTAはダイナミックかつ躍動感たっぷりに踊って魅せた。
彼らを従え、満を辞して登場した松下優也は、空間を切り裂くような歌声で場を支配。わずか3分のパフォーマンスながら、グッと物語世界に引き込まれ、「この先を早く観たい」という期待感を掻き立てられた。
瀧澤翼
赤名竜乃介
滝澤諒
山野光
平間壮一
SANTA
松下優也
その後の会見は、打って変わって和やかな雰囲気。パフォーマンスの印象を問われた松下は、「みんなちょっとカッコ良すぎない?」と興奮気味に語り、「僕も負けていられない」と意気込んだ。また初演、再演と苦楽を共にした仲でもある平間について、「この12年、いろんな舞台で活躍されている中、また同じ役で出てもらえるのがめちゃくちゃ心強い」と語り、再び本作で共演できることへの喜び、そして絆の深さを感じさせた。
演出の河原雅彦は、「“生で観ること”の貴重性と踊らされる大衆、というものが本作には組み込まれていますが、12年前と今で何も変わらない、むしろ際立つようになっている」と話し、この先も“文化”が生き残るために「僕らはクオリティの高いものを提供するしかない」と決意を新たに。大きな拍手に包まれ、期待に満ちた雰囲気の中、会見は幕を閉じた。
松下優也
平間壮一
彩風咲奈
取材・文:羽成奈穂子
登壇者コメント
河原雅彦(原作・構成・演出)
初演時「イケメンの子たちで舞台を」ということで、マンガ原作でお話を頂いたのですが、当時の僕にはそうした作品の経験がなく、お断りしようと思ったんです。でもせっかくの機会なので、何か自分らしいものを作れたら、と考えて生まれたのが、この『THE ALUCARD SHOW』でした。日本オリジナルで、世界に発信できるものを。その想いで、親交のあったMIKIKOさんに声をかけ、海外の人にもわかりやすいように、歌や踊りなどステージングで魅せる舞台を考えました。主演の優也くんの印象は、「ああ、吸血鬼だ」と(笑)。アルカードのメンバーはセリフがないのですが、それぞれ自分で役作りをブランディングしていて、とても魅力的だった。そういうこともあって、こうして12年ぶりの再演が幸せな形で実現したのだと思います。
河原雅彦
松下優也(ブラド役)
初演を振り返ると、アルカードのメンバーでひたすらダンスの練習をしていたことを思い出します。稽古、本番以外のプライベートの時間も一緒で、遊びに行ったり、公園でバスケしたり、青春だったなと。本日、新生アルカードのメンバーでパフォーマンスをさせていただきましたが、衣裳とメイクもついて「みんなちょっとカッコ良すぎない?」と(笑)。アルカードのメンバーは、ダンススキルがすごく高いのに、みんな役者というのがミソで、まさにそういう存在なのが、初演からのメンバーであるそうちゃん(平間壮一)。また一緒に挑めるのも心強いですし、フレッシュなメンバーの中で、「僕も負けていられないな」という思いで、頑張りたいなと思います。
平間壮一(オルロック役)
12年ぶりの『THE ALUCARD SHOW』、めちゃくちゃ嬉しいです。再演のお話があった時、「誰がやるんですか?」と聞いたところ、「もちろん優也は出るよ。そうちゃんどうする?」と言ってくださって。それで「優也がやるなら、絶対にやります」と答えました(松下「イエス!」)。初演は青春でした。みんなで優也のライブTシャツを来て渋谷の街を歩いたことを思い出します。
松下優也
平間壮一
SANTA(カーミラ役)
今回初めて参加させていただきます。吸血鬼として、ステージではクールな感じでやっていますが、稽古は常にあたたかい空気が流れていて、皆さんすごく優しく教えてくださるんです。皆で一緒に頑張って作っている作品だなと感じられて、すごく楽しいです。
滝澤諒(ジルド役)
現段階は振り稽古がメインなのですが、1日6〜7時間ぐらい踊っていて。SHINGOさんの振付をメインで踊るのですが、「この時、どういう表情でダンスしたらいいですか」ということまでディスカッションできて、今までにないぐらい、細かいところまで気を配りなら作品づくりをできている感覚があります。自分自身も本番が待ち遠しい気持ちでいっぱいです。
SANTA
滝澤諒
赤名竜乃介(サンジェルミ役)
これまでは「自分が歌いながら踊る」ということがメインだったので、今回、踊りだけで表現する、しかも優也さんの歌声に乗せてダンスを表現できるのがすごく楽しみです。いい意味でのプレッシャーも感じられていて。今日は本当に緊張していたのですが、オーディエンスの方々の反応を感じられて嬉しかったです。
山野光(ポプシー役)
アルカードとしての表現をまだ試行錯誤している中、製作発表用のパフォーマンスということで、「とりあえずカッコつけてやるか!」というシンプルな気持ちでいました。パフォーマンス中の「あ、これがアルカードか」という空気や、横に並んでいる皆さんの圧を感じながら楽しく踊ることができて、本編でのヒントを得たような、ありがたい時間でした。
赤名竜乃介
山野光
瀧澤翼(バット役)
今、稽古真っ最中で、1秒1秒集中していないと置いていかれるぐらい、体力も頭も使って、大変だなと思うんですけど。その分、皆様に本公演を観にきていただけるのがすごく楽しみです。稽古の時から「謎の安心感があるな。なんでだろう」とずっと思っていたんですけど、やっぱりブラドの背中がデカいから。そこに助けられて、僕たちアルカードは、ブラドについていくのみです!
彩風咲奈(マリア役)
今、日々感じているのは、「怖い作品だな」ということ。稽古場を離れて家に帰った後も、ずっとアルカードの曲が頭の中に流れていて、気がついたらのめり込んでいる、取り憑かれている――「これがアルカードなんだ」と体験しています。アルカードの皆さんのパフォーマンスを見て、彩風咲奈個人としては「かっこいいな」という思いで見ちゃいますが、マリアとしては「若くてカッコよくてうらやましいな」という気持ちになる。そんな感情が、劇中のマリアの生き方に繋がっていけばいいなと思っています。
瀧澤翼
彩風咲奈
『THE ALUCARD SHOW』は、2026年10月6日(火)〜10月22日(木)日本青年館ホール、10月29日(木)~11月1日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。
また、この度東京公演で実施されるキャンペーンも発表となった。平日昼公演限定で2枚セットの“ある"カードを来場者全員にプレゼントする「“ある”カード プレゼント」、さらに「ALUCADONIA SPECIAL NIGHT」の追加開催が決定。「ALUCADONIA SPECIAL NIGHT」は実施回により様々な特典があるとのこと。詳細は公式HP・SNSにて確認してほしい。
撮影=Photographer きるけ。