アナマナグチ、12年振りの来日公演が決定
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アナマナグチ『TOKYO 2026』
ニューヨークを拠点に活動する4人組バンド・アナマナグチが、12年振りとなる来日公演が決定した。
来日公演は、10月13日(火)にduo MUSIC EXCHANGEにて開催される。
アナマナグチは、ファミコン実機のサウンドチップを駆使した“チップチューン”と、エモ/ポップパンク由来のダイナミズムを融合させた唯一無二のサウンドで知られる。2000年代後半からインディー・シーンで頭角を現し、ゲームカルチャーとポップミュージックの境界を横断。『Endless Fantasy』や『[USA]』を通じて、ノスタルジックな電子音を現代的なポップへと昇華してきた。
最新作『Anyway』は、6年ぶりという長い空白のあと、わずか約6カ月で完成した作品。しかしその背景には、全米に散らばってしまったメンバーの距離という現実があった。長年NYを拠点としてきた彼らも、それぞれがダラス、LA、プロビデンスへと拠点を移し、従来のように顔を合わせて制作することが難しくなっていた。そんな中、転機となったのが“ある家”だった。2022年、エモの象徴として知られるAmerican Footballのあの家が取り壊される危機にあると知った彼らは、その行方を案じる。やがてその家は、バンドメンバーやレーベル、関係者によって保存され、アーティストのための滞在制作拠点として生まれ変わる。そして2024年5月、アナマナグチはその最初の滞在バンドとして招かれた。
イリノイ州アーバナのその家に4人で1カ月間同居し、毎朝起きてはリビングでジャムを重ね、夜は食事と会話を交わし楽曲は生まれていった。リモートでのデータ交換では決して生まれ得なかった、偶発的な衝動と感情。その体験は、作品全体に通底する生々しさや、これまで以上にロック色の強いサウンド、さらにはボーカル表現の導入へと結実している。
アルバムはその後、ニューヨーク州のTarbox Road Studiosでも仕上げられたが、核にあるのは間違いなく“あの家”での時間。単なる記念碑ではなく、根を張る“庭”のような場所。『Anyway』は、そんな場所がバンドにもたらした再接続の記録であり、離れていてもなお鳴らし続けるための意思表明でもあるという。
2026年10月、東京で行われる単独公演は、その新たなフェーズを体感する一夜となるだろう。
CHIP TANAKA
ライブ情報
公演日:2026/10/13(火)
開場時間18:00 / 開演時間19:00
会場:duo MUSIC EXCHANGE
前売料金(税込):¥8,200
イープラス https://eplus.jp/anamanaguchi/
e+ inbound https://eplus.tickets/anamanaguchi/