Tylan Willetcrassとは何者なのか? 顔出ししない理由、1stライブの手応え、音楽家としての夢とは?

2026.9.26
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Tylan Willetcrass 撮影=大橋祐希

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“オルタナティブドキュメンタリーロック”を掲げ、2025年12月17日に配信した「感染ルンです」とともに突如、音楽シーンに現れたTylan Willetcrass(タイラン・ウィレットクラス)。音楽家Tが立ち上げたソロプロジェクトということ以外、素顔も含め、正体は不明という謎多きアーティストにもかかわらず、立て続けにリリースしてきた、曲ごとにジャンルを変える数々の楽曲が、1曲1曲に込めたメッセージとともに歓迎され、8月23日に開催したワンマンライブ『OHIROME』は400人キャパの渋谷WWWが即完売したという。
そんなバズを起こしているTylan Willetcrassが活動開始から1周年を記念して12月15日(火)、『1st Anniversary ONEMAN LIVE OMATSURI』を東京キネマ倶楽部で開催する。
SPICE初登場となる今回のインタビューでは、ワンマンライブの意気込みはもちろんだが、この1年の手応えも訊きつつ、改めてTylan Willetcrassとは何者なのか迫ってみた。
Tylan Willetcrassは9月30日に5か月ぶりの新曲「CODE//ESS」(読み:コードレス)を配信する。

――Tylan Willetcrassとして、活動を始めてから1年経とうとしています。その間、精力的にリリースを続け、ライブもオンライン含め2回経験してきましたが、今のところ、どんな手応えがありますか?

思っていたより、いいスピード感というか、早めにいろいろな方に見つけてもらってすごくうれしいです。最初は、ほんとにお客さんが1人とか2人とかってところから始めて、1年ぐらいは小さなライブハウスで活動していこうと思っていたんですけど、ありがたいことに、いきなり400人の前に立てて。しかも単独での公演だったから、充実していると思う一方で、自分でもびっくりしています。

――いきなり400人の前に立ったという8月23日のショーケース『OHIROME』は、バンド編成で臨んだわけですが、いかがでしたか?

いやぁ、本番はそんなに緊張しなかったですけど、リハーサルが(笑)。憧れのミュージシャンの方々と一緒にやらせてもらったんですよ。なので、リハーサルが一番緊張しました。誰かと演奏することを想定しないで、ずっとDTMで曲を作ってきたので、人と演奏するとこうなるんだっていう驚きもありつつ。リハーサルでバンドの演奏をかなりまとめることができたので、本番当日は、あとはお客さんに見せるだけだって気持ちで迎えられましたね。

――お客さんの反応はいかがでしたか?

いい感じでした。すごく盛り上がってくれたんですよ。お客さんも僕らもお互いに初ライブとは思えないくらい熱量がありました。

――ライブするならバンド編成でと考えていたんですか?

はい、考えてました。今後もバンド編成を中心にライブ活動はしていくつもりです。

バンドの音楽で育ってきたので、バンドが好きなんです。1人でやっているんですけど、ライブはやっぱりいろいろな人と一緒にやりたいです。

――バンド編成にこだわらないやり方もあると思うのですが、バンド編成でやりたいと考えるのは、なぜなのでしょうか?

バンドの音楽で育ってきたので、バンドが好きなんです。そう思いながら、1人でやっているんですけど、ライブはやっぱりいろいろな人と一緒にやりたいですね。

――8月のライブでは、反省点というか、これからライブをもっと良くしていくならという意味で、新たな気づきもあったのではないでしょうか?

そうですね。反省点は特になかったですけど、もっといろいろやりたい、こんなこともしてみたいっていう欲が出てきてしまいました。

――たとえば?

火を使える会場で早くやりたいです(笑)。8月のライブでは、WWWでできることは全部やったつもりなんですけど、もっといろいろお客さんを驚かせるようなことができるんじゃないかって、ライブの映像を見返しながら思いました。えっ、こんなことやるの!? みたいな、これまで誰もやったことがないようなことを見つけて、やりたいっていうのはあります。

――バンド編成にこだわりつつ、演出面もいろいろ趣向を凝らしていきたい、と。

そうですね。8月のライブは演奏中に流す映像とか、会場のBGMとかも全部、自分で作ったんですけど、もっといろいろやりたいです。火を使ったり、水を使ったり、派手なステージングが好きなんですよ。

音楽に限らず、いろいろなエンタメがインスピレーションになっているんです。だから、遊園地に行っても、ずっとメモしてますね。

――では、ここからはそんな発想がどんなバックグラウンドから作られたものなのか聞いていきたいんですけど。そもそもTさんが音楽に目覚めたのは、いつ頃、どんなきっかけからだったんですか?

最初はアイドルとアニメでした。中学生の頃にめちゃめちゃハマって、ライブにも行ったし、握手会にも行ったし、好きなアニメのグッズも全部揃えたし。学校でもアイドルとアニメが好きな友達たちと仲良くしていたんですけど、ある日、その中の1人が「ヤバいバンドを見つけた」って言ってCDを持ってきたのがMr. Childrenだったんです。僕ら、世代ではなかったから、全然ミスチルのことを知らなくて、なんだそのバンドは?みたいな感じになって。みんなでそのCDを聴いたとき、時代はバンドだ!ってなったんです。そこからですね、自分で作った曲を自分で表現する美しさに魅了されて、自分でも曲を作りたいと思ったのは。それでギターと教則本を買ってきて、まずはミスチル全曲弾き語りできるようになろうと思って、ギターの基礎練は飛ばして、ミスチルの弾き語りばかりやってました。

――全曲弾き語りできるようになったんですか?

なりましたよ。学生時代のほとんどを使って。

――そして、自分でも曲を作り始めた。

ミスチルの弾き語りを始めてから、割とすぐに“なんちゃって”みたいな感じで作り始めたんです。ミスチルの桜井さんがインタビューで、何百曲も書くみたいなことを言っているのを読んで、だったら僕も何百曲も書かなきゃダメなんだって。とりあえずアコギの弾き語りで、高校卒業までに50曲ぐらいは作ったかもしれないです。もちろん、全然、人様に聴かせられるようなものではないんですけど、とりあえず自分ではかっこいいと思う曲を、バンドに挟まされて、弾き語りしてました。

――今現在はDTMで曲作りしていらっしゃるじゃないですか。

その時気づいたんです。あれ、僕の曲にはドラムの音がないぞ。これじゃ他のバンドに勝てないって。それでDTMのソフトを買ったんです。

――ところでTさんが作る曲はジャンルレスというか、いろいろなジャンルの曲を作っているじゃないですか。だから、ミスチル以外の音楽もきっといろいろ聴いてきたんじゃないかと思うのですが、その中でミスチルと同じくらいTさんのインスピレーションになっているアーティストはいるんですか?

確かに、いろいろ聴いてますけど、曲単位で好きになるというよりは、いいと思ったらその曲ばかり聴いちゃうってことが多いです。で、自分でもそういう音楽をやりたいってなるんですよ。だから、本当にこの人たちが好きなんですっていうのはミスチルぐらいで、あとはもう雑食。ただ、自分が好きだと思った曲を作っている人については、ちゃんとインタビューも読んで、その人が聴いている音楽も聴きますけど、それは趣味というか。そんなふうに聴いていると、このフレーズ確かに誰々っぽい、みたいなのがちょいちょい出てきて、それを発見するのがおもしろいんです。だから、自分も大好きな曲のオマージュ的なことを、自分の曲に取り入れることもあります。

――ジャンルにこだわらず、いろいろ聴いていらっしゃるんですね。

音楽もそうですけど、映画を見ていても、うわ、これやりたいってなっちゃうんです。映画は撮れないけど、ライブの演出やミュージックビデオになら繋げられるじゃないですか。そんなふうに音楽に限らず、いろいろなエンタメがインスピレーションになっているんです。だから、遊園地に行っても、ずっとメモしてますね。あのアトラクションに並んでいる時は、こういうBGMが流れていたとか、自分のライブのBGMの参考になりそうだとか。悔しいんですけど、影響されやすいんですよね(苦笑)。

アーティストロゴと自分のシルエットを組み合わせたらかっこいいんじゃないかって思いつきで始めたら、顔を出すタイミングを逃したというか、なんかハードルが上がっちゃたなぁっていう(笑)。

――ところで、顔を出さない、匿名的な活動にはどんな理由があるんですか?

顔出ししていない他のアーティストさんみたいに、ビジュアルに音楽の邪魔をしてほしくない、みたいなことも考えてないし、人前に出るのが苦手ということもなくて、全然顔出ししてもいいんですよ。Tylan Willetcrassっていうアーティスト名にもあまり強いこだわりはなくて。この名前、僕はちょっとブランドっぽくてかっこいいと思っているんですけど。このアーティストロゴと一緒に自分のシルエットを組み合わせたらかっこいいんじゃないかって、ちょっとした思いつきで活動を始めたら、デモの段階で曲がけっこう広がって、後に退けなくなっちゃったというか。逆に顔を出すタイミングを逃したというか、なんかハードルが上がっちゃたなぁっていう(笑)。

――早めにいろいろな方に見つけてもらえたとおっしゃっていましたけど、活動を始めた時はここまで知ってもらえるとは本当に思っていなかったんですね?

そうですね。少なくとも小さな界隈では騒いでもらえるという根拠のない自信はありましたけど、もうちょっと時間はかかるんだろうなと思ってました。

――曲作りは、どんなふうに?

今はまず鼻歌から作ってます。コードから作ると、手癖のコード進行になりがちなので。鼻歌に鍵盤かギターでコードを付けて、まず弾き語りを完成させて、それでいい曲だと思えたら、アレンジに入るというやり方です。

――その鼻歌の時点で歌詞はもうあるんですか?

メロディーと言葉が一緒に思い浮かぶことがけっこう多いですね。そうやってサビだけまず作るっていう感じです。

――それはTさんの心に何かしら動きがあったということなんでしょうか?

そうなんだと思います。たぶん、最初に言葉があって、その言葉に合うメロディーを探しているんでしょうね。人と話している時に曲を作りたいという衝動に駆られることが多いんですけど、特にイヤなことがあった人の話を聞いていると、すごく心が動きますね。そんなことが自分自身に起きたら、ただただへこんじゃうから、あんまり曲にしようとは思えないですけど。誰々にこんな酷いことを言われたとか、最近バイト先でこんなことされたとか、そういう話を聞くと、自分のことのように怒りが湧いてきてしまうんです。でも、僕は直接その人にアプローチできるわけではないので、自分の気持ちを解決するためには曲にするしかない。曲を作る時は大体そんな感じです。

――弾き語りをアレンジする時は、まず曲調や曲のジャンルを決めないといけないと思うのですが、どうやって決めているんですか?

その時にハマってる音楽のジャンルになることが多いです。たとえば、ヒップホップにハマっていたら、敢えて打ち込みだけで完成させるとか、逆にバンドしか聴いていない時は、いかにバンドの音だけで完結させるか考えたり。

――なるほど。そういう振り幅なんですね。Tさんが作る曲は、どの曲もギターが効いています。しかも、ギターソロが入っている曲もけっこう多いじゃないですか。やはりギタープレイにはこだわりがあるんですか?

そうですね。親がTUBEの大ファンなんです。だから、子供の頃からTUBEの音楽とか、ライブ映像とかが家でずっと流れていて。春畑(道哉)さんのギターをずっと聴いてきたというか、聴きながら育ってきたせいか、音楽にはやっぱりギターヒーローが必要なんだ、みたいな教育を知らず知らずのうちに受けてきたんだと思います。だから、自分の曲のアレンジでは最新っぽいものではなく、なるべく90年代っぽいというか、80年代っぽいというか。「ドーパミンジャンキー」という曲でも《90’sなギターを君にお裾分け》という歌詞を入れているんですけど、ギターソロを入れる曲では、そういうリスペクトを持ってアレンジを作り上げています。


 

 


 

――「感染ルンです」とか、「結構、喰らってる」とか、「Vlogになんて収まらない」とか、「劇場版、天才が死んだ日」とか、曲のタイトルの付け方もおもしろいですよね。

ありがとうございます。

――おもしろいというか、1回耳にするだけで印象に残るものばかりです。そこは狙ってはいないんですか?

そんなに狙ってないかもしれないです。

――そうですか。タイトルそのものがTさんのステートメントに感じられるというか、このアーティストは世の中に言いたいことがあるんだなと、タイトルだけからもわかると思うんですよ。

さっき人の話を聞いていると、曲作りの最初の衝動が生まれるという話をしましたけど、その会話の中の印象に残った言葉が曲名になることがけっこうあるんですよ。

――なるほど。曲を作りながら、生きづらい世の中を生きている人の気持ちを代弁しているという意識もあるんですか?

最初は全然なかったですけど、みんな、同じことを思ってるんだ、みたいに思った時に少しだけ、この活動に対して責任を感じました。8月にライブもやって、どういう人たちが僕の曲を聴いてくれているのか、ちゃんと顔も見えたっていうのもあるんですけど。SNSを通して、どういう気持ちでみんなが聴いているのか、Tylan Willetcrassがどういう受け止め方をされているのか、少しずつわかってきて。もちろん、その人たちの生活を救えるとか、簡単に背中を押せるとは思ってないですけど、誰かに刺さる言葉を使って、音楽をやっている責任感は持って、しっかり向き合わなきゃなっていうふうには思ってます。

――刺さる言葉だからこそ、人を感動させることもあるし、逆に傷つけることもあるしっていう。

歌詞は会話に近いというか、1対1で話しているように書きたいんです。ただ、話し言葉だからストレートじゃないですか。その分、人の心を左右できてしまうと思うんですよ。だから、歌詞を書く上では、できるだけ誰も傷つけないようにしようとは考えてますね。

世の中声のでかい奴が強いみたいになってるけどそうじゃない、ガマンしてる俺らのほうが強いぜみたいなことは、Tylan Willetcrassの活動を通じて伝えたい芯ではあります。

――さて、4月に連作としてリリースした『otona EP』と『kodomo EP』以来となる新曲「CODE//ESS」が9月30日にリリースされるわけですが、前述のEPのロックバンドサウンドから一転、DTMを活かしたファンキーなR&Bナンバーです。この曲はどんなところから作っていったんでしょうか?

友達と飲んでいるとき、「孤独です」というワードが出てきて、これ使えるなと思ったんですけど、そのまま曲名にするより、もう一捻りしたいと思って、そこからの言葉遊びで「CODE//ESS」ってタイトルを思いついたんです。コードがないって、いろいろ無視している感じがしてかっこいいなと思う反面、今考えていることとか、誰かに言われたこととか、それは本当に正しいのか?という疑問を持ったことから孤独が生まれることもあるなと思ったんです。

――その意味では、《居場所のないCODE//ESS》というサビの歌詞が印象的ですね。

誰しもが何かのコミュニティに所属していると思うんですけど、その中で自我を出し過ぎると、居場所がなくなると思うんですよ。自我を出し過ぎて、自分のいるコミュニティで嫌われたくないし、このコミュニティには属していたいけど、自我も出したいしっていう。だからって、みんなも自我を出せるところを見つけようぜって歌っているわけではなくて。音楽を通して自我を出しているように見える僕だって、居場所を探しているのは一緒だぜっていう。僕もほんとはもっと誰に嫌われてもいいような言葉を使って音楽を書いてみたいとか、激しいパフォーマンスをして、賛否両論が起こるようなライブをしてみたいとかっていう欲求があるんですけど、やっぱりいろいろな人に認められたいから、その欲求は抑えて。なんとかTylan Willetcrassの作品になるように戦ってるんだって思った時に、誰もがそういう戦いをしているんだっていうことを曲にしたら、自分も救われるかなっていう思いで書きました。

――それはまさに多くの現代人が抱えている葛藤じゃないですか。

そうだと思います。電車に乗っていると、たまに無性に叫びたくなる時があるんですよ。もうやってられねえよって(笑)。でも、みんな、多かれ少なかれ、そういうことがあるんだろうなって思うんですけど、それができる人がたまにいるじゃないですか。たとえば、SNSでうわーって言ったりとか、自分と考えの合わない人にキレまくったりとか。でも、大半の人が何かをぐっと堪えて、なんとか自分で逃げ道を作って、やり過ごしている。世の中、そういう声のでかい奴が強いみたいになってるけど、そうじゃないよ。ガマンしてる俺らのほうが強いぜみたいなことは、「CODE//ESS」だけじゃなくて、このTylan Willetcrassっていう活動を通じて、1個、伝えたい芯ではありますね。

――なるほど。この曲、メランコリックでありつつ、ポップな曲なんですけど、同時に何か、ストレスも含め、すごく強い感情も感じたんですよ。それはそういうメッセージが込められていたからなんですね。ところで、ドラムの音がけっこう大きめにミックスされているように聴こえるんですけど、どんな狙いがあるんですか?

この曲を作ったとき、めちゃくちゃマイケル・ジャクソンを聴いていたんですけど、マイケルの曲ってリズムがかっこいいことに気づいたんです。実は、マイケル・ジャクソンってそんなに通ってなかったんですけど、ある関係者から薦められて、聴いてみるかって聴いてみたら、えっ!?ってなって(笑)。

――どんなところが良かったんですか?

一つひとつの音がめっちゃかっこいいというか、一つひとつの音にめっちゃリスペクトが感じられて、マイケルかっこいい!ってなりました。それでいつものように、マイケルみたいになりたいと思って、一つひとつの音にこれまでよりもこだわりました。ドラムの音もこれまではドラム全体として捉えていたんですけど、バスドラはどんな音がふさわしい? スネアはこの音じゃなきゃダメ、みたいなところまで初めてこだわってみたんです。

――その成果はしっかりと曲に現れていると思います。これからもその都度その都度、いろいろな曲を作っていくと思うんですけど、今現在、こういう曲を作ってみたいというアイデアはありますか?

今はド派手に火が出せる曲を書きたいですね(笑)。

――ド派手に火が出せる曲って何だろう?(笑) ぱっと思いつくのはメタルですけど。

今、マッチョ10人ぐらいに松明を持って筋トレしてもらうみたいなイメージが思い浮かんでいるんですけど、それだけだったら何だかわけわからないじゃないですか。それをどう曲の力でかっこよくしようかと考えているんですけど、それがどんな曲なのかはまだ見えて来てないです。

――どんな曲になるのか楽しみにしています。では、最後に12月15日に開催する『1st Anniversary ONE MAN LIVE OMATSURI』がどんなライブになるのか聞かせてください。

オルタナティブドキュメンタリーロックっていうジャンルを確立したいと思っているんです。それってどんなジャンルなの?って思われるかもしれないですけど、ライブを観た人をドキュメンタリー映画を見終わった時のような感情にさせたいというか。ドキュメンタリーって、すごく心をえぐってくるじゃないですか。今の自分と照らし合わせちゃうというか、自分のことを言われているような感覚になるドキュメンタリー映画ってあると思うんですけど、そういうライブをしたいんです。全曲が終わったとき、もうすごすぎて、お客さんがぼーっとしちゃうようなライブをやりたいと思っています。

――会場は、他のライブハウスとはちょっと雰囲気が違う東京キネマ倶楽部を選んだのは、やはり敢えてなんですよね?

そうです。ステージが2つ作れるところもいいし、ステージにある階段もどうやって使おうか今考えているんです。世界観が作りやすいハコだと思うので、やりたいことを思いっきりやりたいと思っているので、ぜひ活動開始から1年を経たTylan Willetcrassを観に来てほしいです。


取材・文=山口智男 撮影=大橋祐希

リリース情報

「CODE//ESS」
2026年9月30日配信
https://linkco.re/VhX4BYcS?lang=ja

ライブ情報

1st anniversary ONEMAN LIVE『OMATSURI』
2026年12月15日(火)東京・キネマ倶楽部
開場 18:30/開演19:30
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イープラス https://eplus.jp/twilletcrass/
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