YOSHIKIがサンダンス映画祭でソロライブ「今は亡きHIDE、TAIJI、父に捧げる」

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2016.1.25
1月22日のオープニングパーティの様子。(写真提供:ジャパンミュージックエージェンシー)

1月22日のオープニングパーティの様子。(写真提供:ジャパンミュージックエージェンシー)

アメリカ・ユタ州のパークシティで1月21日(現地時間)より開催中のインディペンデンス映画を対象とした映画祭「第31回サンダンス映画祭」で、ワールドシネマドキュメンタリー部門(World Cinema Documentary Competition)に選ばれたX JAPANのドキュメンタリー映画「We Are X」を代表し、YOSHIKIがピアノパフォーマンスを行った。

YOSHIKIは開催2日目の1月22日に行われた、開会式会場として今年初めて設置された会場・Festival Base Campでのオフィシャルパーティに出席。映画祭の創始者ロバート・レッドフォードによるスピーチの前に演奏を披露した。「WITHOUT YOU」の演奏前には、HIDEの他界を受けて痛みの矛先をどこに向けていいのかわからず言葉にできない感情を形にしたという楽曲の背景を観客に説明し、「今は亡きHIDE、TAIJI、父に捧げます」と語った。

翌23日14:30からは、パークシティ内のプロスペクタースクエアシアターにて業界関係者向けに「We Are X」のワールドプレミア試写会が行われた。試写前のレッドカーペットには多数のメディアが駆けつけ、YOSHIKIは厳選されたメディア数十社のインタビューに応対。はソールドアウトとなり、会場外ではキャンセル待ちを求める人々が長蛇の列を作った。

映画が終了すると客席でスタンディングオベーションが発生。試写会後には製作陣とYOSHIKIが出席する質疑応答が行われ、その席でYOSHIKIは「この映画で暗い過去に閉ざされた扉が、未来につながる入り口につながった。音楽がなかったら今の僕はここにいないです。さらにバンドのメンバーがいなかったら今の僕はないと思う」と語った。

映画祭の期間中に併催された、多くのセレブが集まるディナーパーティ「ChefDance」では、今年はYOSHIKIが「Honorary Guest (名誉あるゲスト)」に。パーティにはアカデミー賞受賞女優のオクタヴィア・スペンサー、グラミー賞受賞アーティストのケヴ・モ、ジョシュ・グローバン、ジュリア・ルイス、ポール・オーケンフォールドなど世界のエンタテインメントを代表する顔ぶれが出席し、映画「We Are X」の門出を祝った。1月24日16:00からは「サンダンス映画祭」に関わりを持つミュージシャンたちを招いたライブイベント「2016 Sundance ASCAP Music Cafe」が行われ、YOSHIKIはカルテットとともにアコースティックライブを行い、集まった業界人300人に美しい音色を聴かせた。

2016年1月22日(現地時間)「サンダンス映画祭」オープニングパーティ YOSHIKIセットリスト

01. SE ~MIRACLE
02. アメリカ国家(Star Spangled Banner)
03. FOREVER LOVE
04. SWAN LAKE(白鳥の湖)
05. WITHOUT YOU
06. ART OF LIFE(DJ SET)

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