宮野真守、日本武道館の中心で「自分の“最前線”をまた一歩前に」
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宮野真守「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 ~GENERATING!~」最終公演の様子。(Photo by hajime kamiiisaka)
宮野真守が1月30、31日に東京・日本武道館で2DAYSワンマンライブを開催。2日間で約2万6000人を動員した。
この日本武道館公演は、全国7都市で開催されたライブツアー「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 ~GENERATING!~」の最終公演として実施されたもの。宮野が日本武道館でワンマンライブを行うのはこれで3度目となるが、今回は360度見渡せる初のセンターステージでのライブとなった。この記事ではツアー最終日となった1月31日の模様をお届けする。
オープニングムービーでは、真っ白な空から真っ白な衣装を着た宮野が荒野に舞い降り歩き出す様子が映し出され、ステージには映像と同じ衣装をまとった宮野が1人で登場した。宮野は全方向から見つめる観客に深く一礼すると、おもむろに「FRONTIER」の一節をアカペラで歌い出す。途中からバンドメンバーによる演奏が加わり、「ドットイメージ」と呼ばれる照明が宮野の頭上に瞬く星を浮かび上がらせた。
「今日はついにツアーファイナル。皆さん思い残すことのないように、最高の思いを僕にぶつけてください!」「今夜は自分の“最前線”をまた一歩、前に進めたいと思っています」と告げた宮野は、パワフルな歌とダンスを次々と展開。アラベスク模様の衣装に着替えての「Naked Tango」ではスクリーンに映る女性とリンクするかのように宮野がタンゴを踊り、妖艶なムードを作り上げた。中盤のバラードコーナーでは「Be Mine」や「Can't Ever Let You Go」がしっとりと歌われ、ここではさらに1月27日に発売されたばかりのニューシングルより「HOW CLOSE YOU ARE」も披露された。
宮野のライブで恒例となっている幕間映像は、往年のドタバタコメディを彷彿とさせる白黒の無声映画風。過去の幕間映像で宮野が扮したキャラクター「マモウサギ」「雅マモル」「マモオ」「原始人マモモ」も登場するにぎやかな展開を見せ、映像の終盤にはスーツに着替えた宮野が満月を見て赤い目の狼男に豹変する。観客が映像に引き込まれていると「TRANSFORM」のイントロが流れ出し、ライブは後半戦へと突入した。「Fight for love」では宮野自身のレクチャーを受け観客も全員でダンスし、「DON'T STOP」ではコール&レスポンスで場内が一体に。そして宮野は最後に「みんながただ、そばにいてくれることの幸せを歌に込めました」と、5thアルバム「FRONTIER」のラストナンバー「ただ、そばにいて」を熱唱した。
宮野がTシャツに着替えてのアンコール1曲目「Kiss×Kiss」では、場内が観客のペンライトでピンク1色に。大歓声を受けた宮野は「一緒に未来へ歩いていきましょう」と観客に呼びかけ、さらにもう1曲「BREAK IT!」を披露した。宮野は再び舞台を去るも場内の「マモコール」は収まらず、再三ステージへ。「また面白いものを考えるからね」と会場のファンに約束し、天井からハート型の紙吹雪が舞う中「Not Alone」を届けた。
宮野真守「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 ~GENERATING!~」
2016年1月31日 日本武道館 セットリスト
01. FRONTIER
02. NEW ORDER(Dirty Orange REMIX)
03. Evolve
04. シャイン
05. TRUST ME
06. Magic(WEST LA REMIX)
07. Naked Tango
08. Be Mine
09. Can't Ever Let You Go
10. HOW CLOSE YOU ARE
11. TRANSFORM
12. Fight for love
13. カノン
14. DON'T STOP
15. J☆S
16. ただ、そばにいて
<アンコール>
17. Kiss×Kiss
18. BREAK IT!
<ダブルアンコール>
19. Not Alone
フジテレビNEXT ライブ・プレミアム / フジテレビNEXTsmart「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015-16 ~GENERATING!~」
2016年3月21日(月・祝)20:00~21:30