リリー・フランキー15年ぶり単独主演作『シェル・コレクター』に、岡村靖幸ら各界著名人から絶賛の声

2016.2.18
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(C)2016 Shell Collector LLC(USA)、『シェル・コレクター』製作委員会

2月27日(土)から公開の映画『シェル・コレクター』 リリー・フランキー15年ぶりの単独主演を果たした本作は、デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』が絶賛された坪田義史監督が、ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説を、舞台を日本に置き換えてオール沖縄ロケで映画化したもの。すでに、第45回ロッテルダム国際映画祭にも正式出品されるなど、海外からも注目を集めている。

ひとあし先に同作を鑑賞した各界著名人の間でも、その評価は極めて高いようだ。ミュージシャン・岡村靖幸をはじめとしたさまざまなジャンルのアーティストから作品の世界観を称賛する声が届いている。

同作に寄せられた著名人(敬称略)のコメントは以下のとおり


■岡村靖幸(ミュージシャン)
静かで官能的で寓話的な
映像観てるうちに神の視点は
どこなのだろうと探るが
簡単には見つからない。
まるで、ヌーベルバーグの映画のような感触。

いつも正体をみせてくれない
男リリー・フランキー。
どんな心を持っているのだろう。何を愛しているのだろう?
何に泣いているのだろう?
いつか教えてくれるのかしら?

■清川あさみ(アーティスト)
死生観を物語る海、シェルの造形美とリリーさんの深みある演技に引き込まれました。

■信藤三雄(アートディレクター)
しかしこの『シェル・コレクター』のリリーさんの役者魂は凄い。
『レヴェナント:蘇えりし者』のディカプリオとタメをはっています(笑)。感動しました!

■椹木野衣(美術批評家)
こんなにたくさんの貝を間近で見る映画は初めてだ。
普段あまり眺めないようにしているのは、気が遠くなりそうだからだ。
そんな貝の毒が映画の全編に死なない程度に漂っている。ゆらゆらと。

■鴻池朋子(美術家)
貝は私たちと異次元と繋ぐ結節点ではないか。
視覚ではなく手触りで世界を見よと挑発されるような映画だ。
海底で息子がウミガメになって囁きかけるシーンでは触覚のリアリティを感じた。

■カヒミ カリィ(ミュージシャン)
まさに完璧な貝の螺旋よう美しい作品。
内省的で静かな印象なのに同時に力強く、最後まで一気に惹きこまれてしまった。

■栗原類(モデル/俳優)
美しい島の雰囲気とそこから生まれる人間の欲望の醜さは、気持ち良いくらい気持ち悪くて心に響きます。

■内田春菊(漫画家/作家/俳優)
捨てたはずの俗世が襲いかかって来るこの感じ…。
シンプルにしようとしても出来ない人間の生活。都会で暮らす人たちにこそ観て欲しい映画です。

■熊谷和徳(タップダンサー)
ぼくたちが生きている世界は広大で神秘に満ちている。
坪田監督は詩的に映像のなかで人が生きる孤独や美しさ醜さを見事に表現していた。

 

また、同作主演のリリーをはじめ、寺島しのぶ、池松壮亮、橋本愛といったキャスト・スタッフ陣からのコメントも到着している。

■リリー・フランキー
15年ぶりの単独主演作は、またしてもカルト映画になりました。坪田監督は独特の感覚を持っている人。
『シェル・コレクター』のような作品は今の日本映画界において貴重です。いろんな意味で稀な映画。
美しさと醜さのファンタジーをお楽しみください。

■寺島しのぶ
とてもやりがいのある現場でした。こんなアーティスティックな作品が生まれることは滅多にありません。分かろうとする、観るのではなく、感じて欲しい。
映画の一部でいいから、脳裏に残るといいと思っています。

■池松壮亮
こんな映画を待っていた。出来上がりをみてそんな気持ちにさせられました。
そう思えるほどに、無垢で圧倒的で稀有な作品です。
映画の原点がそうだったように、誰かの忘れられない映像体験になる事を願っています。

■橋本 愛
監督のこだわりや撮影地の持つ力が結実して
エンターテイメント作品になる、とても幸福な体験でした。
スタッフ・キャストが自然と協力して完成した作品です。
自然が織り成す映像の美しさを、ぜひご堪能ください。

■坪田義史(監督)
観る方によって、捉え方が様々に変化する作品だと思います。玉虫色に光る不思議な映画ですが、観客の方それぞれの感性、センス・オブ・ワンダーに触れるものになれたら幸いです。

■牧野 貴(抽象映像監督)
夢や空想の様に、予め定められた物語の中には収まりきれない想像力を誘発する為に僕は呼ばれました。
結果は劇場で体験して下さい

■ビリー・マーティン(音楽)
『シェル・コレクター』これまで手掛けた中でも特にお気に入りの作品になりました。新しい感情を経験すること、新しい感覚。理解を超えた、畏怖の念さえ抱いてしまうような。この映画はそういった感覚を呼び覚まさせる映画です。

いづみを演じるのは日本映画界に不可欠な女優、寺島しのぶ。学者の息子・光役に、受賞が続く若手実力派俳優・池松壮亮、いづみと同じ奇病に冒された娘・嶌子には話題作の公開が相次ぐ女優、橋本愛。貝が魅せる螺旋の美しさ、沖縄の海と空の雄大さ、そして実力派俳優たちが織り成す孤独と再生……。
貝の毒は奇病を救う薬なのか、それとも自然が人間に与えた警鐘なのか。自然の中で生きる人間に向けたメッセージが詩的な映像美で描き出されます。

 

映画『シェル・コレクター』は2月27日(土)より、東京・テアトル新宿、沖縄・桜坂劇場他全国順次ロードショー
 

イベント情報
『シェル・コレクター』
 


2月27日(土)より、東京:テアトル新宿、沖縄:桜坂劇場他全国順次ロードショー

監督・編集:坪田義史(『美代子阿佐ヶ谷気分』
脚本:澤井香織、坪田義史
原作:アンソニー・ドーア『シェル・コレクター』(新潮クレスト・ブックス刊)

出演:
リリー・フランキー 池松壮亮 橋本 愛 普久原明 新垣正弘 / 寺島しのぶ
配給:ビターズ・エンド

(C)2016 Shell Collector LLC(USA)、『シェル・コレクター』製作委員会

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