人気インテリアブランド「IDÉE」が注目する作家3名の展示会が自由が丘店にて開催
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IDÉE Life in Art黒木周「カタチ」展
2016年3月から4月にかけて、「IDÉE」がセレクトした注目の作家3名の展示会がIDÉE自由が丘店にて開催される。
「IDÉE」は、オリジナルデザインの家具を中心に、国内外からセレクトした雑貨、書籍、インテリアなどを扱う人気ブランド。「生活」や「暮らすこと」に焦点をあて、豊かな時間を過ごすためのアイテムを数多く提供してきた。
今回の展示会にて出品される作家は、版画家の黒木周、画家のTAGAMI 田上允克、陶芸家のGuido de Zan(グイド・デ・ザン)の3名。それぞれ表現手法は異なるものの、独創的な作品を生み出す実力派の作家だ。数々のデザインと向き合ってきたIDÉEが厳選した作家たちの作品は一見の価値あり。ショッピングに行きがてら、展示会を覗いてみてはいかがだろうか。
黒木周
IDÉE Life in Art黒木周「カタチ」展
宮崎県都城市を拠点に活動し、国内外で作品を発表している版画家・黒木 周。点、ブロック、アーチ、重なる、接する、列なる、凹む...身の回りの風景やあらゆるものを「カタチ」として切り取り、色と形、そしてその配色によって広がる、懐かしくもあり、新しくもある独特の世界観を展開する。
TAGAMI タガミ
IDÉE Life in Art TAGAMI タガミ
植物、緑色に塗られた顔、空飛ぶ犬、地形...作品の背景に思いを巡らせて創作の対象を聞くと「いや、違う」という答え。インスピレーションの元も、テーマやスタイル、意図も持たず、ただ内側からあふれ出てくるものをそこにあった色の絵の具で表現しているだけであると。百聞は一見にしかず。作品をどのように観るかは私たちに委ねられている。
グイド・デ・ザン
IDÉE CRAFTS グイド・デ・ザン「描画の世界」展
独特な技法と表現で魅力溢れる作品をつくり出している陶芸家、グイド・デ・ザン氏。表面に鉛筆で描いたような線が描かれた平たい花器には、彼の独創的な世界観を垣間見ることができる。まるで絵画の世界から抜け出したような2次元的な佇まいで、一度見たら忘れられないユニークな作品を生み出している。
日時:2016年3月4日(金)~3月30日(水)
会場:イデーショップ 自由が丘店3階アートギャラリー
IDÉE Life in Art TAGAMI タガミ
日時:2016年4月1日(金)~4月27日(水)
会場:イデーショップ 自由が丘店3階アートギャラリー
IDÉE CRAFTS グイド・デ・ザン「描画の世界」展
日時:2016年3月4日(金)~3月30日(水)
会場:イデーショップ 自由が丘店1階
黒木周
1965年宮崎県都城市生まれ。多摩美術大学絵画科卒業、同大学版画科副手をへて、ファブリックを貼った板を使った版画・クロスグラフという独自の技法で作品を制作。2002年からは故郷都城市に拠点を移し、現在のアトリエを構え個展を中心に作品発表を続ける。近年ではギャラリープラネットルージュ(パリ)やモンコレクションギャラリー(福岡)、酢重ギャラリー(軽井沢)にて個展を開催。
TAGAMI 田上允克(たがみまさかつ)
1944年山口県の農家に生まれる。大学で哲学を学んだ後、29歳で上京。偶然入ったアトリエで絵を描くことの楽しさに取り憑かれて以来、40年以上「時間が足りない」と休む事なく1日平均3-7点の作品を描き続けている。近年では2013年アツコバルー(東京)、2014年Galerie Nord(パリ)での個展、アウトサイダーアートフェア(パリ)出展など、注目を集める。
Guido de Zan(グイド・デ・ザン)
1947年イタリア・ミラノ生まれ。学習障害をもつ子供たちのケアをする仕事を8年間務めた後、トレント大学で心理学の学位を取得。1978年にミラノのサンロレンツォ協会近くに工房を作り、本格的な創作活動に入る。その後現在までの38年間、世界中からの弟子や生徒達と共に、技法や素材を駆使しながら作品を作り続けている。