山崎まさよし、『映画 ドラえもん』主題歌で“のび太の成長”描く


3月5日(土)に公開される国民的人気アニメ「ドラえもん」の劇場版第36作『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』。その主題歌「空へ」を、シンガー・ソングライターの山崎まさよしが歌う。山崎は、「少しずつ、のび太が成長していくイメージを描きました」と楽曲について説明する。

本作は、89年公開の第11作『のび太の日本誕生』を新しく手掛けたもの。家出をして“7万年前の日本”へやってきたのび太たちの冒険と、謎の少年ククルとの出会いを描く。

山崎は、多くのファンを魅了してきた、その独特な歌声で本作の主題歌を歌い上げる。「八鍬新之介監督から『空を飛ぶシーンが多いので、飛翔感のあるものを』というオーダーがありました。ですので、監督と相談しながら、そのイメージで作っていきました」と山崎。「少しずつ、のび太が成長していくイメージ、巣立ちのイメージも加え、『これから冒険に行くぞ!』となるような、ミディアムテンポな曲調で作りました」と話す。

主題歌制作の依頼がきたことについては「アニメ映画での書き下ろしは初ですし、お話をいただいて光栄でした」と喜び、「自分に子どもがいなかったら『俺がドラえもんの主題歌を歌っていいのかな』と思うけど、いまはいるので、立場的にも良いタイミングだったかなと。ブレない歌が書けたと思っています」と、自信の表情。

「前作の『STAND BY ME ドラえもん』(14)は“大人も泣ける”と話題だったので、ドラえもん映画を見る層は広がっているのかな?だから、今回、リスナーの対象年齢はそこまで気にしていません。子どもの横に大人もいると思ったから。歌詞の意味は親が教えてくれると考え、作るときは目線を下げすぎないようにしました。『サヨナラの影でいつしか泣く』なんて歌詞、もし子どもが『分かってる』なんて言ったら『お前何分かってるねん』ってなりますけどね(笑)」とニヤリと笑った。

また、ドラえもんといえば秘密道具、ということで「ほしい秘密道具はありますか?」と聞いてみた。すると、「どこでもドアがあれば、LIVEの開演ギリギリまで自分の家にいることができて良いですね(笑)」とお茶目なコメント。

さらに、「ジーンマイク(“感動周波音波”なるもので人を感動させるマイク)があれば使いますか?」という質問には、「自分は使わずに、ジーンマイクを使っている相手と歌で対決するしかないですね!」とクールな回答。他にも「映画の中の道具でいえば、カプセル型の家(キャンピングカプセル)が便利だからほしいかも。(杭を地面に刺すだけなので)坪数がいらないじゃないですか(笑)。うまく考えたなと」と、次々と大人の見解を示し、インタビュールームを笑いで包んだ。

最後に、子どもたちに向けて、「『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を見て、友情であったり、1人で生きているんじゃないということにちょっとでも気づいてもらえれば、成長に少しつながるのかもしれないと思います」とメッセージ。「スケールが壮大だから、小さい子も想像力を持って見られるのでは」と自身の感想も交えて、本作をアピールした。
 

【取材・文/平井あゆみ】
 

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