第5回 音楽大学フェスティバル・オーケストラ
尾高忠明 ©Martin Richardson
未来のスター・プレイヤーたちが大集結!
首都圏の音楽大学が相互の協力と交流を目的として開始した『オーケストラ・フェスティバル』。その特別編として、各音大の選抜メンバーで構成される「音楽大学フェスティバル・オーケストラ」は、国際的に活躍する指揮者と若く輝かしい才能の共演による情熱的な演奏が毎年高い評価を受けている。
第5回の今年、9校から結集した俊英たちを導くのは、古典派から現代曲まで幅広いレパートリーを誇る尾高忠明。プログラムはロシア音楽特有の豊かな歌心に溢れたチャイコフスキーの交響曲第5番と、“苦悩から勝利へ”という強いメッセージ性を持つショスタコーヴィチの交響曲第5番。「複数の大学の合同演奏、これはまた意義の深い催しだ。期待で胸が膨らむ。音楽大学の若い人達と一緒に、ミュージックメイキングができることを幸せに思っている」と話す尾高が、若き才能たちをどう導くのか、非常に楽しみである。
文:長井進之介
(ぶらあぼ + Danza inside 2016年3月号から)
3/25(金)19:00 ミューザ川崎シンフォニーホール
3/26(土)15:00 東京芸術劇場 コンサートホール
問:ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200/
東京芸術劇場ボックスオフィス0570-010-296