200人の友情でエンドテーマを大合唱! ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』プレミア試写会レポート
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ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』プレミア試写会レポート
『トイ・ストーリー』や『カーズ』、『Mr.インクレディブル』など、数々の長編フルCGアニメーションを生み出してきたディズニー/ピクサー。子供から大人まで楽しめる作品として有名な同スタジオですが、2016年3月12日(土)より新作映画『アーロと少年』が全国ロードショー!
公開に先駆けて、日本語吹き替えを務めたキャスト陣が登壇する「“友情”プレミア試写会イベント」が開催されました! 出演キャストは石川樹さん(アーロ役)、安田成美さん(アーロのママ役)、松重豊さん(ブッチ役)、八嶋智人さん(ナッシュ役)、片桐はいりさん(ラムジー役)の5名。
トークショーでは、本作のテーマにちなんでキャスト陣の“友情”に関するエピソードが披露されました。また、日本版のエンドソング「Best Friend ~Mother Earth Version~」を会場の約200人で大合唱する貴重なワンシーンも! 本稿では、大盛況に終わったイベントの模様をお届けします!
■ キャストの“友情”にまつわるトークが展開!
上映前にトークショーが行なわれた今回の先行上映会では、キャストが入場すると同時に大きな歓声で迎えられステージに登壇します。そして各々、自身が演じたキャラクターについて紹介をしていく中で、キャスト最年少の石川さんは「この『アーロと少年』は映像が特に素晴らしいので、大人から子供まで楽しめると思います」と、作品のポイントも交えてコメントし、会場からは多くの拍手が送られました。
本作は“友情”を題材にした作品ということで、キャスト陣には芸能界の“友情”をテーマにした質問が投げかけられます。始めに“芸能界のベストフレンドと言えば?”と尋ねられると、事前に用意しておいたパネルを一斉にオープン!
安田さんは、夫の木梨憲武さんを親友に挙げたことについて「今までの付き合いが長いので、もはや親友のように接しています」と明かし、夫婦仲が円満な様子を伺える場面が見られました。
また八嶋さんは、ある夜に高橋さんから電話が来ると唐突に「お前……親友だよな?」と尋ねられ、年上であることを考えつつも「そうっすね! 親友っすね!」と返答したことを明らかにします。答えた直後に電話を切られたそうですが、その電話を境に八嶋さんは高橋さんのことを親友だと再認識したとのこと。
一方でパネルに“八嶋智人”と記入していた松重さん。一方通行の想いを「何が悲しくて僕が友人だと思っていた人に裏切られるなんて……。僕はこれから真の友達を探す旅に出ようと思います(笑)」と暗い面持ちで話すと「先輩だから失礼にあたると思ったんです!」と慌てて弁解し、会場の笑いを誘いました。
そんな中、石川さんは「こんな素敵な方々と共演できて嬉しいです!」と壇上のキャスト全員を親友だと明言。この言葉を受け、八嶋さんは「誰よりも大人!」と感動するも、松重さんに「でも裏切られることもあるからね……」と痛いところを突かれる一幕も。
その後は“友達に言われて嬉しかった言葉”や“心に残ってる言葉”も回答していただきました。中でも片桐さんは、学生時代から背が高かったことに対して「風当たりが強かったよね? でもその景色から見えた世界もあるんだろうね」と高校の同級生でもあり、作家の上橋菜穂子さんから送られた言葉に感銘を受けたことを話します。
また石川さんは冬の撮影に半ズボンで臨んだ際、同い年の出演者の友人に「いい作品にするために頑張ろうな」と勇気をもらったことを明かします。以来、その言葉を大切にしていると話し、会場からは盛大な拍手が沸きました。
■ キャストと観客200人でエンドソングを大合唱!?
ここで日本語版のエンドソングを歌うKiroroからのビデオメッセージが到着! 本作の魅力や見どころ、楽曲についてコメントを残していきました。このメッセージを受けて安田さんは「エンドロールからも制作スタッフの方の愛を感じて、最後までじっくり見てしまいましたが、そこにKiroroの楽曲が流れるのはぴったりだと思います!」と大絶賛!
そんな中、最後はキャスト陣と約200人の観客で「Best Friend ~Mother Earth Version~」を大合唱! 心を一つにして大合唱する光景に、会場は新たな友情と感動に包まれました。歌い終えると石川さんは「皆さんと歌えて楽しかったです。友達になれた気がします!」と笑顔でコメントしました。
最後に安田さんと松重さんから、上映を目前に控えたファンにメッセージが送られたところで、多くの温かい友情が生まれたイベントは終了しました。
□安田さん
本作は1時間40分ほどの長さですが、本当に皆さんに満足していただけると思います。いっぱい、いっぱい楽しんでください!
□松重さん
作中には人の心に突き刺さる言葉や風景がたくさん散りばめられていますが、観ていると感動や悲しみ、喜びの涙が出てくるかもしれません。しかし、作品を観ていただければ、涙の答えは自ずと出てくると思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います。
◆公開情報
ディズニー/ピクサー最新作『アーロと少年』
同時上映:短編アニメーション「ボクのスーパーチーム」
2016年3月12日(土)ロードショー
監督:ピーター・ソーン
製作:デニス・リーム
製作総指揮:ジョン・ラセター
原題:The Good Dinosaur
全米公開:2015年11月25日
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
【日本語吹き替え版キャスト】
アーロのママ:安田成美
ブッチ:松重豊
ナッシュ:八嶋智人
ラムジー:片桐はいり
アーロ:石川樹
【イントロダクション】
『モンスターズ・インク』『トイ・ストーリー』のディズニー/ピクサーが描く感動のアドベンチャー・ファンタジー。もしも地球に隕石が衝突せず、恐竜が絶滅しなかったら…そこは恐竜だけが言葉を持つ世界!大きいけれど弱虫な恐竜アーロと、小さいけれど勇敢な人間の少年スポット。すべてが正反対で、言葉も通じない二人のたった一つの共通点は、どちらも“ひとりぼっち”。初めての友情が、永遠に続くことを願う二人だったが…。
>>『アーロと少年』公式サイト
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