小松美羽の愛しき守護獣たちとは?三越銀座で個展開催

2016.3.12
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アート

現代アーティスト・小松美羽による個展「~愛しき者たち~小松美羽展」が3月16日(水)から3月22日(火)まで、三越銀座店で開催される。百貨店での個展の開催は今回が初となる。

女子美術大学短期大学部卒業後に発表された銅版画「四十九日」(2005年)によって、一躍注目を浴びた小松美羽。
2015年5月、イギリスのチェルシーで開かれた「チェルシー・フラワー・ショー」において、庭園デザイナー・石原和幸が出展した「江戸の庭」の守り神として置かれた有田焼の狛犬「天地の守護獣」が高い評価を得ただけでなく、同年10月には、世界三大博物館の一つであるロンドンの大英博物館に永久所蔵された。

30歳という年齢もさることながら、現存する日本人女性作家の作品が博物館に所蔵されるのは極めて珍しく、テレビ各局のニュースの他、情熱大陸(MBS・TBS系全国ネット)でも放送された。

さらに、2016年11月には、世界で最も長い歴史を持つ美術品オークションハウス「クリスティーズ」に出品した「遺跡の門番」が高額で落札されるなど、着実にキャリアを積み、現代アーティストとしての地位を築いている。

今回、最新作の肉筆画をはじめ、「狛犬」や、小松をアーティストへと導いた銅版画などの作品約20点が出展される。

同展のテーマについて小松は、「守護獣や神獣は多くの人たちを見守ってくれる象徴だと考えています。一見すると、おどろおどろしい作品のように思われますが、全て私の愛すべき“者たち”なのです。今回の個展ではこれらの作品を通して、人を慈しみ、愛することを感じとってほしいです」と語る。

また、「クリスティーズ」への出品以降、再び注目されている「小松美羽 -20代の軌跡- 2004~2014」も販売。2014年に刊行された同書は、20代の小松の作品が全て盛り込まれている貴重な画集である。

小松美羽だけが生み出せる世界や、エネルギーが放たれた作品に対面できる絶好の機会だ。【東京ウォーカー】