藤原竜也が‶ホワイト竜也″に 映画『僕だけがいない街』公開直前 ホワイトデー試写会

3月13日（日）、映画『僕だけがいない街』公開直前イベントに主演の藤原竜也が登壇し、駆け付けたファンにチョコをふるまった。

『僕だけがいない街』は三部けい原作の同名コミックの実写映画化作品。何度も同じ時間を繰り返してしまう‶リバイバル"という現象に巻き込まれた主人公・藤沼悟（藤原）が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。過去の事件から心を閉ざした悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨を有村架純が演じ、鈴木梨央、中川翼ら実力派子役のほか、及川光博、杉本哲太、石田ゆり子ら豪華キャストが集結している。
 

藤原は映画のイメージカラーが“白”であることに加え、イベントがホワイトデーの前日であることから、全身白の衣装で登場。MCから「ホワイト竜也」として紹介されると、「普段から白はよく着ていますよ」と明かしていた。また、作品について「お芝居の初日と一緒で待ち遠しい。いい緊張感と不安もありますが、早くたくさんの方にご覧いただいて意見をうかがいたいと思います」と答える一方で、「作品の批判は監督へ、良かったら僕に言ってください」ともらし、会場を沸かせていた。

藤原はこれまで東京での完成披露試写会、大阪、名古屋、福岡、広島と各地を回ったことに触れ、「試写会はどこも満席で、原作ファンの男性だけでなく女性の方にも多く来ていただけたのが嬉しいです、初日を楽しみにしています」と思い出と現在の心境もあらためて語っている。

また、ホワイトデーの思い出については「最近は大人の対応としても、いただいたらお返ししますが昔はいただいたことに満足して返さないことも有りあました。突っぱねていたところもあるかも知れません」「僕の世代はお返しが‶アメ"って教えられていました」と過去のエピソードを披露。さらに「小学4年か5年の時に6年生の子から大きなハートのチョコをもらって恥ずかしくて、冷蔵庫の野菜室の奥にしまっておいたら、お姉ちゃんたちが美味しいチョコだよって普通に食べていました。隠していたことも分かっていたと思うのですが、今となってはもっとスマートにすれば良かったなって思います」とほほえましい逸話もあかしている。 

イベント後半には、特大『僕街』ホワイトチョコレートも会場に登場。藤原はチョコレートにサインし、会場に来場者から選ばれた1名にプレゼント。さらに、観客の一人一人にそれぞれ準備していたチョコを手渡したうえ、取材陣全員にも手配り。ファンだけでなく、メディア関係者まで感激していた。

映画『僕だけがいない街』は3月19日（土）から全国ロードショー