藤原竜也画伯が衝撃のイラスト披露「事故ですよ!」と自虐コメント

2016.3.19
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三部けいの人気コミックを映画化した『僕だけがいない街』の初日舞台挨拶が3月19日に新宿ピカデリーで開催され、藤原竜也、有村架純、及川光博、鈴木梨央、中川翼、石田ゆり子、平川雄一朗監督が登壇。手書きのイラストを披露することとなった藤原が、「事故ですよ、事故!」とあまりに個性あふれる出来栄えに自虐的なコメントを発し、会場を沸かせた。

本作は、“リバイバル”という時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれた主人公が、18年前に起きた小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるミステリー。この日はキャスト陣のマル秘エピソードを聞かれた一同。有村は「先日ある取材をさせていただいたときに、竜也さんが似顔絵を描いてくださって」と口火を切り、「あまりにも独特な絵でした。一本の線で描かれる」と告白した。

その言葉を受け、藤原がステージ上でイラスト描きにチャレンジすることに。お題は、「本作のポスタービジュアル」とのことで、藤原が宣伝活動で繰り返し見続けてきたビジュアルだ。藤原は「できます!」と自信満々で快諾。キュキュキュとサインペンを走らせ、あっという間に絵を完成させた。

藤原は「これ事故ですよ、事故」と披露する前から謝りまくりで、いざお披露目となるとあまりにも残念な出来栄えに有村も爆笑。会場からも笑いが起こった。藤原の子ども時代を演じた中川は「うまいです…。僕はこんな絵は描けません」とポツリ。鈴木も戸惑いながら「うまいです」と子役たちが気を使うなか、及川が「芸能界に流されすぎだぞ。全然ダメだと思います!」と正直に評価し、会場の笑いを誘っていた。

本作の原作は「このマンガがすごい!」に3年連続ランクインする大ヒットコミック。最後には藤原が「すいません、こんな絵を描いてしまって」と再び謝罪しつつ、「みんなで大変な思いをしてようやく完成した」とコメント。「大人気コミックが原作の作品。僕ら以上に監督やスタッフが大きなプレッシャーを抱えながら製作した。賛否両論あって当然だと思います」と語り、「一人でも多くの方に観ていただけたら」と心を込めていた。【取材・文/成田おり枝】