TVアニメ「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」最速上映会&トークイベントレポート
(写真左から)M・A・O、松岡禎丞、近藤信宏監督 TVアニメ「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」
グリー株式会社の提供するロングランゲーム「聖戦ケルベロス」が原作のTVアニメ「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」が、テレビ東京他にて4月4日(月)より放送をスタートする。日本での放送スタートに先立ち、3月11日(金)より中国(iQIYI)にて配信をおこない、その日の夕方18時の段階で720万PVという好評を博した。
3月19日に実施されたトークショー付き第一話先行上映会には「第10回 声優アワード」で主演男優賞を受賞、同作で主演のヒイロ役を務める松岡禎丞と、ヒロインのサラート役を務めるM・A・O、近藤信宏監督が登壇し、笑いの溢れる時間となった。
同作を初めて観てもらう機会ということで、作品への意気込みを尋ねられた3人。近藤信宏監督は「GREEさんから大人気ソーシャルゲームである『聖戦ケルベロス』をお借りし、オリジナルで作りました。ゲームの世界観も広いので、出来ることならもっと続けていきたいと思いました」とコメント。主役のヒイロを務める松岡禎丞は「ゲームを知っている人にはニヤリとするシーンもあるので、期待を裏切らないように頑張ります!また、ヒイロはオリジナルのキャラクターなので、初めての人にも楽しんでいただける作品になっていると思います」、M・A・Oは「オリジナルストーリーなので、世界観にどっぷり浸れる作品になっていると思います」と、作品についてコメント。また、すでに3月11日より配信が始まっている中国では、1週間強で既に1950万PVを到達していることについて、近藤監督は「もうビックリです!日本の放送直後には、日本語版の配信もされる予定と聞いています。松岡君とM・A・Oさんバージョンも観られるということで、二度楽しんでいただけることになっています」と喜びを語った。
自身が演じるキャラクターについて質問された松岡は「全ては1話を見なければ何も語れない……という感じなのですが、ヒイロは真っ直ぐで、目的のためには努力も惜しまない男の子です。一言で言うなら“負けず嫌い”かな」とコメント。M・A・Oは「本当に謎の少女です。1話を見てもらってもそう思うと思います(笑)。喋ったら不思議少女、存在は謎。全てがミステリーに包まれた少女です」とキャラクターの魅力について熱く語った。
アフレコ現場での雰囲気を尋ねられると、松岡とM・A・Oは口をそろえて「ギルー役の楠大典さんと食べ物の話をするのが恒例になっていました」と発言し、会場は笑いに包まれた。近藤監督は「現場の雰囲気が良くなるのが早かったですね」とコメント。松岡も「1話のアフレコの時に、1人1人にキャラクターの説明やバックボーンを教えてくださったのでやりやすかったです。1話1話と話が進むごとに、皆と冒険をしているような感じでした」と、現場は和気藹々とした雰囲気で収録していたエピソードを披露した。
上映後にも3人は登壇し、松岡が「さっき(上映前では)まだ言ってはいけないネタバレを話してしまっていたようです(笑)。今回ここで見たこと、聞いたことはSNSにあげないでください。ここにいる皆さんと僕たちの秘密です」とコメントすると、会場からは笑いが起こった。M・A・Oは「1話を見て、サラートは謎だなぁと分かってもらえましたでしょうか?サラートがヒイロと出会い、どうなるのか。テレビでの放送を楽しみにしてください」とメッセージを伝えた。
TVアニメ「聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ」
<あらすじ>
剣と魔法が支配するクナアーン大陸。そこには協力な三つの国が存在していた。聖アモリア王国、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国の強力な三国である。三国の力は均衡状態にあり、いずれか一国で変事が起これば、大陸全土に戦火が広がるのは目に見えている。クナアーン大陸には、各地に出没し大地を焼き、破壊をほしいままにしていた邪竜と恐れられるダガンゾートが存在していた。10年前、ヒイロの両親バイロとキスミテーテをはじめ魔導士たちはダガンゾートを封印しようと魔法の儀式を行ったが、何者かによって邪魔が入り、封印に失敗した。のちにこれは「バルバゴアの惨劇」と呼ばれる。幼いヒイロはギルーに助け出され、両親の仇を討つために剣の修行に励む。そして10年後、16 歳になったヒイロは、邪竜退治の旅に出ると勝手に家を出る。そんなヒイロにギルーはしかたなくついていくしかなかった。邪竜ダガンゾートを探し出す旅の道中で、ヒイロは様々な種族の人々と出会い、いつしか仲間となってダガンゾート討伐を目指すのだったが…。果たしてヒイロは、自らが負った宿命に打ち勝ち、ダガンゾートを倒すことができるのだろうか…?!
公式HP:http://cerberus-anime.jp