中山美穂、デビュー30周年目の挑戦! 舞台「魔術」開幕

レポート
舞台
2016.3.28
中山美穂 舞台「魔術」

中山美穂 舞台「魔術」


3月27日(日)から、本多劇場にて舞台「魔術」が開幕する。初日に先駆けた前日26日(土)に同劇場内にてゲネプロと記者会見が行われ、デビュー30周年にして初舞台となる中山美穂と、萩原聖人、橋本淳、勝村政信、そして作・演出の内藤裕敬が会見に登場した。

左から橋本淳、萩原聖人、中山美穂、勝村政信、内藤裕敬 (撮影:久木亮彦)

左から橋本淳、萩原聖人、中山美穂、勝村政信、内藤裕敬 (撮影:久木亮彦)

「緊張していますが、同じくらい楽しみ。自分にとって新しいチャレンジ。今後につながるものになるのでは」と語る中山。約一か月の間、稽古を続けてきたことについては「学校に通っていたみたいだった」とコメントしていた。

本作は南河内万歳一座座長である内藤による新作書き下ろしの会話劇。深夜のおでん屋台に偶然集まった男たちと一人の女。なぜ彼らはここに集まってしまったのか。あんなに近くにいたのになんで覚えていないのか…。それぞれに口にする不安や違和感、かみ合わないやりとりの中から徐々に答えのようなものを出そうとする。「私たちは魔術にかかっているのではないか?」と。

舞台「魔術」

舞台「魔術」

勝村政信 舞台「魔術」

勝村政信 舞台「魔術」

萩原聖人 舞台「魔術」

萩原聖人 舞台「魔術」

橋本淳 舞台「魔術」

橋本淳 舞台「魔術」

舞台の中では思い余った中山がグツグツのおでん鍋に入ってみようか、と足を入れようとする驚きの場面も。なぜそんな行動に出たのか…それは舞台を見てからのお楽しみに!

舞台「魔術」 (撮影:久木亮彦)

舞台「魔術」 (撮影:久木亮彦)

4人それぞれが何に対して不安や不確実なものを感じているのか、他者との距離感がなくなってきているのか。油断すると観客自身も今自分がどこにいるのかわからなくなってしまうかも。彼らのひとつひとつの言葉が、後半に向けてどうつながっていくのかをぜひ頭の中でつなぎ合わせながら観ていただきたい。

東京公演は4月10日(日)まで。その後、愛知・兵庫・愛媛・高知・仙台・札幌を巡演する。

公演情報

舞台「魔術」

■日時・会場:
[東京]2016年3月27日(日)〜4月10日(日)本多劇場
[愛知]2016年4月13日(水)刈谷市総合文化センター大ホール
[兵庫]2016年4月15日(金)〜17日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
[愛媛]2016年4月22日(金)松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール
[高知]2016年4月24日(日)高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
[仙台]2016年4月28日(木)電力ホール
[札幌]2016年4月30日(土)道新ホール


作・演出:内藤裕敬
出演:中山美穂、萩原聖人、橋本淳、勝村政信

■公式サイト:http://www.ktv.jp/event/majutsu/


 

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