【米ビルボード・ソング・チャート】リアーナが6週目のNo.1を死守、ルーカス・グラハムが遂に2位に浮上
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ワールドツアーがスタートした、リアーナの「ワーク」が、6週目の首位獲得を果たした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。
アルバム『アンチ』(今週3位)のリリース前から予定されていた、リアーナの【アンチ・ワールド・ツアー】。当初予定されえていた2月末のスタートから、自身の体調不慮のため延期となったが、3月12日から無事スタート。ドレイクもゲストで登場したツアーは好評で、この反響もあってか、ツアーの18曲目に歌われる「ワーク」も6週目の首位をマークした。なお、ツアーに何らかの変更点があったようで、オープニング・アクトを務める予定だった、ザ・ウィークエンドは降板することになった。ザ・ウィークエンドは4月に初の来日公演を予定している。
その女王リアーナから、首位の座を狙うのが、ルーカス・グラハムの「7イヤーズ」。本国デンマークやUKはじめ、ヨーロッパ方面では主要国でNo.1を獲得、全世界で大ヒットを記録している。ミュージック・ビデオは5500万回を突破し、ダウンロードも好調。リアーナが次週、一気にポイントダウンすれば、早くも入れ替わりが実現しそうだが、今週も高ポイントを獲得しての首位獲得となったリアーナが、そう簡単には首位の座を譲り渡してはくれなそうだ。
そのルーカス・グラハムから、UKチャートで首位の座を奪ったのが、今週10位に返り咲きのTOP10入りを果たした、マイク・ポスナーの「アイ・トゥック・ア・ピル・イン・イビザ」。2週前に6年ぶりとなるTOP10入りを果たし、先週は11位にダウンしたが、今週また売上を伸ばしてランクインを果たした。UKチャートでは初のNo.1獲得、ノルウェーやアイルランドでも首位をマークしている。
先週の26位から20位へ、自身3曲目のTOP20入りを果たしたのは、DJスネークの新曲「ミドル」。注目のシンガー、バイポーラ・サンシャインをゲストに迎えたミッドテンポのトラップ・ソングで、昨年夏に大ブレイクした「リーン・オン」(最高位4位)に通ずる中毒性の高いフロア・チューンに仕上がっている。2013年のデビュー曲「ターン・ダウン・フォー・ホワット」(最高位4位)そして「リーン・オン」に続く3曲目のTOP10入りとなることも期待できそうだ。
2014年にリリースした3rdシングル「ファンシー」が7週のNo.1をマークした、イギー・アゼリアの新曲「チーム」が、今週42位に初登場。この曲は、6月にリリース予定の2ndアルバムからの先行シングルとして3月18日に発売され、同日に公開されたビデオは、10日間で1500万回視聴回数を突破した。ジャスティン・ビーバーの「ソーリー」(今週11位)と同様に、自身が出演しないダンス・ビデオが話題を呼んでいて、視聴回数は1週間で1500万回を記録している。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、30日22時以降となります。
◎【Hot100】トップ10
1位「ワーク feat.ドレイク」リアーナ
2位「7イヤーズ」ルーカス・グラハム
3位「ラヴ・ユアセルフ」ジャスティン・ビーバー
4位「マイ・ハウス」フロー・ライダー
5位「ストレスド・アウト」トウェンティ・ワン・パイロッツ
6位「ノー」メーガン・トレイナー
7位「ミー、マイセルフ&アイ」ジー・イージー&べべ・レクサ
8位「ピロートーク」ゼイン
9位「ケイク・バイ・ジ・オーシャン」DNCE
10位「アイ・トゥック・ア・ピル・イン・イビザ」マイク・ポスナー