「徹子の部屋」クラシック、まもなく開催
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クラシック版「徹子の部屋」へようこそ
大人気長寿番組「徹子の部屋」のライブ版「徹子の部屋」クラシック2015が、7月29日にBunkamaraオーチャードホールで開催される。彼女の父親は元NHK交響楽団のコンサートマスターを務めたヴァイオリニスト、そして母親は後に「チョッちゃん」として知られるようになった声楽家だったこともあるのだろう、黒柳徹子はクラシック音楽好きでも知られている。彼女自身のソプラノをイベントなどで聴かれた方も少なくないだろうし、現在は東京フィルハーモニー交響楽団の副理事長も務めているほどで、その愛好ぶりは本格的なものなのだ。
今回のイベントでは、そんな彼女が特に好きだという「弦楽四重奏」を編成できるよう四組のゲストが集められた。ジャンルの枠など意識せず自由な活動を続けるヴァイオリンの”鬼才”古澤巌、現在最も期待される若手チェリストの宮田大、そして2008年に結成された”ヴァイオリン×2+ピアノ”によるユニット「TSUKEMEN」(なお、このユニットの命名はさだまさしである)、そして以前番組にゲストとして登場したこともあるピアニストの梯剛之の四組だ。彼らゲストとのトーク、そしてスリリングな演奏で素敵な時間が過ごせそうだ。
来年には番組放送開始から40年を、5月にはなんと放送回数一万回を迎える「徹子の部屋」では、年末に「番組40周年目突入記念 第5回「徹子の部屋」コンサート2015」と題して東京、大阪でポップスのコンサートも開催を予定している。他にも舞台や各種慈善活動などされていることや年齢など考えあわせると自然と頭が下がるところだが、いざ番組や舞台を見れば、きっといつものようにそんなことは忘れて彼女のトークや演技で愉しませてもらえることだろう。いやはや、改めて彼女のサーヴィス精神に頭が下がる次第である。