第41回菊田一夫演劇賞発表。大賞に「エリザベート」花總まりさん

2016.4.4
ニュース
舞台

「エリザベート」宣伝画像

一般社団法人映画演劇文化協会が主催する第41回(2015年度)「菊田一夫演劇賞」が4月4日、発表された。大賞には、花總(はなふさ)まりさんがが選ばれた。ミュージカル「エリザベート」における、タイトルロール・エリザベート役の演技が高い評価された。各賞の受賞者と理由は次の通り。

【演劇大賞】
花總 まり 「エリザベート」におけるエリザベートの役の演技に対して

【演劇賞】
梅沢 昌代:「 ピアフ」のトワーヌの役の演技に対して
駒田 一: 「ラ・マンチャの男」のサンチョ、「レ・ミゼラブル」のテナルディエ、「ダンス オブ ヴァンパイア」のクコールの役の演技に対して
ソニン: 「RENT」のモーリーン、「トロイラスとクレシダ」のクレシダ、「ダンス オブ ヴァンパイア」のマグダの役の演技に対して
小川 絵梨子: 「夜想曲集」、「RED」、「スポケーンの左手」の演出に対して

【特別賞】
滝 真知子: 永年のミュージカルにおける訳詞の功績に対して

選考の対象とされたのは、2015年4月1日から2016年3月31日までの1年間に上演された大衆向けの演劇作品。受賞者には賞状と正賞の記念楯と副賞が贈られる。授賞式は4月18日、パレスホテル東京で開かれる。

菊田一夫演劇賞の趣旨は次のとおり。「我国演劇界に偉大なる足跡を残された菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、氏の念願であった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する」