注目を集める白波多カミン with Placebo Foxesが初のア―ティスト写真公開!
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白波多カミン with Placebo Foxes
垣間見えるギラリとした個性。
元・巫女という経歴、可憐な見た目から放たれるセンセーショナルな歌詞、早川義夫や曽我部恵一らとの共演歴……白波多カミンには話題性十分のワードがたくさん存在する。
だが、それらは本質に迫るものではないはずだ。きっと彼女の結成したバンド、白波多カミン with Placebo Foxesのシンプルでキレのあるバンドサウンドと、透明感とある種の狂気が混在したような歌声を一聴すれば、彼女が単なる話題性で注目されるシンガーではないことが感じられるだろう。
そんな注目すべきバンドがこの度、初のアーティスト写真を公開した。撮影は「月刊二階堂ふみ」などを撮影したことで知られるカメラマンの熊谷直子氏によるもので、バンドの様々な側面や空気感が感じられる。
さらに自主企画『白波多カミン with Placebo Foxes presents 「涅槃」 vol.2』が10月1日(木)に下北沢THREEで開催されることも決定している。
今後も目が離せない白波多カミン with Placebo Foxes。「単なる話題性だけではない」と断言したものの、より多くの注目を集めるのは必至。
そういった意味で、10数年前にギターをひっさげ現れた一人の女性シンガーを思い出す。
単純に「似ている」という話ではないし、そもそも似せようとして真似できる存在でもない。
ただ『姉弟(Live ver.)』の映像で、華奢な身体にリッケンバッカーをぶら下げ目を剥いて歌う姿には、思わずあのころの椎名林檎が放っていたギラリとした空気を思い起こさせらた。
本人は並列して語られることを嫌うかもしれないが、椎名林檎は先行した話題性を自らの音でぶっ壊して進んでいったシンガー。白波多カミンもまた同じように突き進んでいきそうな予感がする。
撮影=熊谷直子