ヘアースタイリスト Shuko|こんな日本アーティストがパリで活躍中【第7回】
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ヘアースタイリスト Shuko
「ヘアースタイリスト Shuko 」
今回はパリを拠点に世界中を飛び回ってお仕事をされている、ヘアースタイリスト・Shukoさんへインタビュー。老舗ブランドのファッションショーや、世界的なファッション雑誌などで活躍されている彼女にお話を伺ってきました。
--パリで活動されるようになったキッカケを教えてください。
私はもともと日本で美容師として働いていました。その美容室を通してパリでヘアースタイリストとして活躍されている方と知り合い、実際にパリで彼の仕事を見学させてもらった際に日本とは全く違うということを知り、刺激を受けたこのがキッカケです。
それを機に2007 年にパリへ移住し、最初はフランス語を勉強しながら、ヘアー・スタイリストのアシスタントとして活動を始めました。
2013年、ヘアー・スタイリストとして独立後にエージェントに所属し、ファッションショーや、広告、ファッション雑誌、ポートレートなどあらゆる媒体で活動しています。
今現在、パリに拠点を置いてはいますが、実はパリに住むことに特別こだわっているわけではありません。
仕事でロンドン、ニューヨーク、アフリカ等々、世界中で行われる撮影にあわせて飛び回るので、特に住む場所はどこでもよいかなと感じています。
Shukoさんの作品
--ファッション業界の第一線である世界の現場で、強く意識されることはありますか?
ヘアーメイクというのは、ビジュアルの要素でも大きな影響を与える部分です。ちょっとの違いで、全体のバランスが変わってくることもよくあることだと意識しています。またどの仕事でも、与えられた仕事をその都度きっちりこなすこと。そして、人と人との関わりが大切な仕事だということを忘れないようにしています。
現場での仕事をしていて一番うれしいのは、スタッフが一丸になって作り上げた作品が良いものになった瞬間、 全員が「これはカッコいいものができた!」と喜びあう瞬間です。
Shukoさんの作品
--これからの活動予定を教えてください。
これまでのように、ヘアー・スタイリストとして撮影に関わる仕事はもちろんですが、今後はまた違った形の活動も考えているところです。
ヘアーメイクは女性の「美」と「健康」につながるもの。女性の内面である心にも影響を与える大きな要素です。ですからファッション業界の仕事だけにとどまらず、一般女性たちの「髪に関する美容の悩み」などについて改善&提案できるようなことが今後できたらなと思っています。