木村了のシュール&ファンタジーなミュージカル『TARO URASHIMA』上演決定! 脚本は池田鉄洋
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「TARO URASHIMA」木村了
おとぎ話「浦島太郎」をモチーフに、アクの強~い登場人物たちがシュールに紡ぐオリジナルファンタジーミュージカル「TARO URASHIMA」が8月11日(木・祝)、明治座にて上演されることが発表となった。
例えばディズニーでは「白雪姫」「人魚姫」など“おとぎ話”を下地とした物語が、新たなエンターテインメントとして製作され、また日本でも宮崎アニメが“絵本”や“ファンタジー小説”をリメイクし映画化している昨今。今回上演される「TARO URASHIMA」は、日本人なら誰もが知っていて、そして最も愛されているおとぎ話の代表とも呼べる1作だ。
海の底に何かすごいものが潜んでいるかもしれないワクワク感。そして現れる、美しく見たこともない荘厳な景色。食べ物にも困らず、ただただ綺麗な世界の住人たち。そのファンタジー感の一方で潜む多くの謎。“たまて箱”とは何だったのか?浦島太郎はどうなったのか?この素晴らしく綺麗で美しい世界観と、解決されていない謎を、池田鉄洋の脚本により新たな解釈の物語としてリメイクされる。現代の我々にも通じる物語として、日本の“おとぎ話”の新たなる可能性を描くこととなるかもしれない。
キャストには、生まれながらのトラブルメーカー・浦島太郎役に、先日最終章を迎えた學蘭歌劇「帝一の國」での活躍が記憶に新しい木村了、ヒロインの乙姫役に上原多香子、乙姫のじいや的存在でネガティブシンキングなカメ役には斉藤暁、太郎の友人の漁師で、家族思い・友達思いのムサシ役は崎本大海、スーパースター・帝役に和泉元彌、そして、美しいが嫉妬深い竜王の正室にはとよた真帆が参戦。現代人を象徴するような徹底したキャラクターを生み出し、そのコミカル且つシュールな世界観で何層にもコーティングしておきながら、ラストでこっそり「ちょっと暑苦しい」想いをスパイスに入れ込んだ物語となる模様だ。
上原多香子「TARO URASHIMA」
脚本を務める池田は「子供の頃、母に読み聞かせてもらった浦島太郎。その物語はとてもシンプルで、今でもソラで語れるほどに覚えています。「浦島太郎でミュージカルを」そう聞いて、私はあらためて浦島太郎の物語を読んでみました。謎だらけでした。なんで漁師なのに亀を助けるの? なんで乙姫は玉手箱なんて『老人になる罠』をプレゼントするの? なんで浦島は「開けるな」と言われたそれを開けちゃうの? まったくもって謎だらけです。その謎にきっと、とんでもない面白さが隠れているのだろうと、私はワクワクしながら脚本を書いているのです」とコメントしている。
池田鉄洋「TARO URASHIMA」
また、主演を務める木村は「皆さんこんにちは。明治座8月公演「TARO URASHIMA」に浦島太郎役で出演させて頂きます!国民的な昔話の主人公を演らせて頂く事に大変光栄な気持ちと共にプレッシャーも程よく感じております。共演の皆さんもとても個性豊かな魅力的な方々なので、楽しみにしていて下さい。そして「TARO URASHIMA」の世界を堪能して頂けるように、座組一丸となって創って参ります」と意気込みを見せている。
☆主演:木村了に単独インタビューを実施!後日お届けいたします。
「TARO URASHIMA」
■日程:2016年8月11日(木・祝)~15日(月)
■会場:明治座
■脚本:池田鉄洋、演出:板垣恭一
■出演:
木村了、上原多香子、斉藤暁、崎本大海
滝口幸広、辻本祐樹、原田優一
土屋シオン、碕理人、森田涼花、竹内寿、中村太郎、月岡弘一、桝井賢斗、香山佳祐、塩川渉、
角島美緒、二瓶拓也、高木稟、大堀こういち
舘形比呂一、坂元健児
和泉元彌(特別出演)/とよた真帆