宙組・朝夏まなとがエジプト将軍に!博多座で凱旋公演


5月5日(木・祝)から28日(土)まで博多座(福岡市博多区)で、宝塚歌劇宙組公演「グランド・ロマンス 王家に捧ぐ歌」が行われる。

同作品は、オペラ「アイーダ」を、宝塚バージョンとして上演したもので、2003年に星組で初演され、第58回芸術祭優秀賞を受賞した。今回、宙組トップスターの朝夏まなとが、エジプト軍の若き将軍ラダメスを、トップ娘役の実咲凜音(みさきりおん)が、エジプト軍に捕らえられて奴隷となったエチオピアの王女アイーダを演じる。

佐賀市出身の朝夏は「博多座は、音楽学校時代に客席から見ていた思い入れのある劇場なので、自分が主演として帰ってきたことが夢のよう。今回演じるラメダスはエジプトの将軍で、武術的に強い部分もあるのですが、私は人間的な強さ、彼の誠実さや人に対しての優しさというものを、総じて強く見せたいと思っています」と話した。一方、実咲は「アイーダは、エチオピアの王女としての誇り、その中に気高く強いものを持っている。祖国と家族への想いと、ラダメスへの強い想いとの間で揺らぎ、葛藤する部分を繊細に表現したい」と語った。

また、それぞれ苦労した点について、朝夏は「衣装が本当に重いんです。鎧を着ているんですけれど、トップスターの羽より重いんじゃないかというくらい。それで歩き回るというのが大変です」と、実咲は「劇中のほとんどのシーンが歌で心情を綴っていくので、そこがとても難しかったです」と話した。

さらに、本公演の見どころについて、朝夏は「一幕の最後にラダメスが自分の理想とする愛と平和を歌い上げる『世界に求む』という曲のシーン。舞台上に出演者がほぼ全員が出ていて、コーラスが客席が揺れるくらいの力強さと声の圧力なので、それを肌で感じてほしい」、実咲からは「エジプトをイメージさせるキラキラの衣装。宝塚ならではの華やかさを観てほしい」とのこと。

最後に、それぞれの役で自身と似ている部分を聞くと、朝夏は「まっすぐなところ」、実咲は「強い信念を持って生きているところ」と答えてくれた。

コーラスの厚みに定評がある宙組が紡ぐ王道ミュージカル。この機会に、華やかでゴージャスな宝塚の世界を体感してみよう!【福岡ウォーカー】
 

Walkerplus
シェア / 保存先を選択