片岡愛之助の“筋隈”が陶磁器製マスクになって限定発売
2016.5.9
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片岡愛之助の隈取(くまどり)をリアルに再現した陶磁器製のマスクが、洋食器メーカーのニッコー株式会社から数量限定で発売されることになった。
今回発売されるのは、『片岡愛之助 筋隈 3D』と『片岡愛之助 筋隈』の2種類で、製作には片岡愛之助も参加し、精度の高い作品が完成したようだ。
まず『片岡愛之助 筋隈 3D(高精細3Dスキャンver.)』は、愛之助を3Dスキャニングしてリアルな形状を再現し、ハンドペイントでひとつひとつ丁寧に絵つけを施した陶磁器(ファインボーンチャイナ)。額とマスクの裏面には片岡愛之助の直筆のサインが入っており、こちらは一つ1,000,000円(税抜)で、10枚限定販売となる。
もう一方の『筋隈』は、片岡愛之助の「筋隈」の押隈(顔を手ぬぐいに写し取ったもの)を元に、ニッコーの転写紙技術を用いてファインボーンチャイナの純白の生地に忠実に再現したもの。こちらは一つ100,000円(税抜)で100枚販売される。
新しいテクノロジー(3D)と伝統技法が融合した、斬新で迫力のあるこれらの作品は、2016年6月1日(水)よりニッコー株式会社オンラインショップ上にて予約を開始、同年7月4日(月)より販売される。
片岡愛之助
イベント情報
■片岡愛之助 筋隈(すじくま) 3D(高精細3Dスキャンver.)
販売価格:¥1,000,000(税抜)
限定数 :10枚片岡愛之助 筋隈3D
■片岡愛之助 筋隈(すじくま)
販売価格:¥100,000(税抜)
限定数 :100枚片岡愛之助 筋隈
■製品詳細
筋隈特設ページ: https://www.nikko-tabletop.jp/sujiguma/
<隈取(くまどり)とは>
歌舞伎独特の化粧法のこと。初代市川團十郎が人形浄瑠璃の人形のかしらにヒントを得て創作したものといわれ、顔の血管や筋肉を誇張するために描かれたもので、役柄により、施される隈取や色が異なる。筋隈は、隈取のひとつ。
<ファインボーンチャイナとは>
ニッコーは、1978年からボーンチャイナの生産を開始しました。通常は難しいとされている、原料であるボーンアッシュの含有量を50%まで高めることで、群を抜いた透光性と強度、気品あふれる純白を実現しました。世界中の多くのトップシェフにご支持いただいています。