『VIVA LA ROCK 2016』オフィシャル・クイックレポート ザ・チャレンジ
-
ポスト -
シェア - 送る
ザ・チャレンジ
『VIVA LA ROCK 2016』2016.5.29 さいたまスーパーアリーナ
CAVE STAGE ザ・チャレンジ
この日、CAVE STAGEの一番手として登場するはずだったThe Winking Owlは、Luiza(Vo)の急性喉頭炎によって、残念ながら出演がキャンセル。かわってステージに登場したのは、前日に急遽出演が決定したザ・チャレンジだ。
ザ・チャレンジ
「昨日のお昼に沢田チャレンジのFacebookに連絡したら、2時間後に電話くれました。今まであいつにひどいこと言ったけど全部撤回します。ザ・チャレンジ、楽しんでいってくれ!」
と、フェスのオーガナイザー鹿野 淳が告げて、5人がステージに登場。「本日の主役」タスキを「本日の『代』役」に書きかえて肩にかけた沢田チャレンジを、大きな歓声が迎え入れる。朝早い時間帯ながらフロアは満杯だ。そして彼らが見せてくれたのは、いろんな逆境をポジティブに跳ね返す100点満点のステージだった。
ザ・チャレンジ
ライヴは“会いたい 会いたい ちょー会いたい”からスタート。“大きなミラーボールの下で”では、ぎっしり集まったオーディエンスがタオルをまわす。かなりの盛り上がりだ。
ザ・チャレンジ
MCでは沢田チャレンジは「決して僕たちは暇なバンドじゃないんですけど」とオーディエンスを笑わせつつ、「本当は彼ら、彼女たちがここに立ちたかったと思う。一刻も早く治ることを期待しています」とThe Winking Owlを気遣う。続いて披露した応援ソング“一等賞”では「ツアーに復帰できるように、Luizaさんを応援しよう!」とオーディエンスを巻き込んで「頑張れ」のコール。そのまま、ラストの“恋をしようよ”まで、満員のフロアを思いっきりハッピーな空気で満たしていた。
ザ・チャレンジ
ちなみにザ・チャレンジは、VIVA LA ROCK前夜祭の金曜日に出演している。昨日の土曜日は23時まで下北沢SHELTERのステージに立ち、沢田チャレンジはそのまま一睡もせずに再びさいたまスーパーアリーナに戻ってきた、とか。「チャレンジしてない人生なんて!」と最後に叫んだ彼。まさにその言葉通りの活躍で、トップバッターのピンチヒッターを見事につとめあげてくれた。
撮影=釘野孝宏 レポート・文=柴那 典
CAVE STAGE ザ・チャレンジ
2. 大きなミラーボールの下で
3. 一等賞
4. サマーライダー
5. お願いミュージック
6. 恋をしようよ