A9 「俺たちはファンが1人になっても解散なんてしない!」12周年への決意表明
A9
A9 TOUR 2016『TRUTH IN LIGHT AND DARKNESS』
2016.5.29(Sun)TSUTAYA O-EAST
4月16日の品川ステラボールより始まったA9 のTOUR 2016『TRUTH IN LIGHT AND DARKNESS』が、5月29日TSUTAYA O-EASTにてツアーファイナルを迎えた。
本ツアーは2部構成というバンド初の試みを実施。第1部では全編映像と音楽が融合されたステージとなっていたり、定番曲もガラリとアレンジを変えるなど挑戦に満ち溢れた構成となっていた。一方、第2部はまさに静から動、内から外へ、といった感じで往年のアルバムからの曲を数多く披露したたかみかけるという、従来のバンドの魅力を詰め込んだ構成。4月リリースのEP『LIGHT AND DARKNESS』の楽曲と過去の楽曲を織り交ぜたセットリストに違和感はなく、今年8月に12周年を迎える彼らのバンドとしての成長を垣間見ることができた。
A9/将
アンコールでは、メンバー全員によるツアーの総括となるようなMCが行なわれ、ライヴ本編とは異なる素のA9の姿も見せてファンを喜ばせた。
その中でメンバーの口から飛び出した「去年リスタートして、予想以上に不慣れなこと、困難なこととかありましたが、 なんとかここまで来れました。このステージ、この空間があるから戦えています。 俺たちはファンが1人になっても解散なんてしない。今日ここが終わりではない。ここが俺たちの新たな物語の始まりの場所だ!」という発言は、昨今増えている共に戦ってきたバンドたちの解散発表や解散ライヴを目の当たりにしての彼らの偽らざる本音だったに違いない。
アンコールが終了した後の告知映像後もさらなるアンコールの声は鳴りやまず、その声がメンバーに届き、まさかのダブルアンコールへ。「PRISMATIC」が再び演奏され、ステージ上のメンバーもフロアのファンにも笑顔があふれ、ツアーは幕を閉じた。
8月28日には新木場STUDIO COASTでの12周年記念ライヴの開催が発表されている。コンセプトは“2004-2005”ということで、当時まだ駆け出したばかりの彼らが産み出した楽曲を、12年を経て今の彼らがどのように表現するのか、期待していよう。
2016.5.29(Sun)TSUTAYA O-EAST
1.SILVER
2.Siva&Diva
3.華(New ver.)
4.RAINBOWS(new ver.)
5.BLOSSOM
6.INSOMNIA
7.ハロー、ワールド
―第2部―
SE.THE SOUNDS OF GALAXY
1.PRISMATIC
2.TSUBASA.
3.ZERO
4.DARKER AND DARKER
5.ANIMUS
6.九龍-NINE HEADS RODEOSHOW-
7.JEWELS
8.jellyfish
9.RAINBOWS
10THE LAST EMPIRE
11.DEAD SCHOOL SCREAMING
12.闇ニ散ル桜
―アンコール―
13.イレイザー
14.ヴェルヴェット
15.ブループラネット
―ダブルアンコール―
16.PRISMATIC
※KKBOXにてプレイリスト公開中
http://kkbox.fm/R55NEg