今までにない楽しさを持つFPS! 人気タイトル『オーバーウォッチ』に迫る
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© 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
『ワールド・オブ・ウォークラフト』『ディアブロ』などで知られるブリザード・エンターテイメント社が開発し(発売元はスクウェア・エニックス社)、日本では5月24日に発売されたばかりのアクションシューティング『オーバーウォッチ』。
発売と同時に売り切れが続出し、店頭在庫が無くなるなどちょっとしたブームになるくらいの人気を見せているこのタイトルだが、オープンβテストから多くのプレイヤーで賑わっており、現在も対戦が盛り上がっている。果たしてこのタイトルがなぜここまで人気を博しているのか伝えるべく、本作の魅力を探っていこう。
多彩なヒーローのロールプレイが楽しい!
本作に登場するヒーローはオフェンス(敵を倒すことに特化)、ディフェンス(狙撃や妨害など支援中心)、タンク(体力が高く盾となって立ちまわる)、サポート(回復、防御に優れる)と大きく4つに分けられる。敵をキルすることはもちろん重要だが、バランスの良いチームを構築できると連携もうまくいって楽しめるようになっている。
全21人のヒーローを自由に選べる。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
例えばタンクが前線で敵のヘイトを集め、その隙にオフェンスが攻撃を仕掛け、ディフェンスが敵の隙を突いて支援、加えてサポートが戦局を見ながら回復や援護を行なう……といった感じでそれぞれの役割を果たしていくことが上手く機能するとチームが俄然強くなったりする、「フィット感」が特徴的だ。
今までのFPSは装備を切り替えてみるものの、役割としては個の能力を強く求められた感じだが、『オーバーウォッチ』ではキャラクターにあったロールプレイを求められるので、自然と活躍する場所が発生するためバランスが取れている上に「自分が貢献している!」という実感を持ってプレイできるのが嬉しい。またプレイスタイルが大幅に変わってくるので、全く飽きが来ないというのもゲームとして優れている点だ。
メニューは5種類、ハイライトは対戦プレイを進めると追加されるようになっている。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
タンクのラインハルトが初心者にオススメ。味方を守るバリアが最大の特徴。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
わからないうちはチュートリアルを経て、一通り練習場でキャラのスキルを確認し、自分に合うかどうかを確かめながら遊ぶのだが、練習場と対AIトレーニングが充実しているので、キャラクター調べをしているだけでも一日バッチリ楽しめる。対AIトレーニングは他のプレイヤーと協力しての実戦的なモードなので、シミュレーションするには最適。これらの初心者向け機能が充実しているのも嬉しい。
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コレクター要素が満載でやりこみも堪能できる!
クイックマッチをプレイしていると経験値が溜まっていき、レベルがアップするようになっている。レベルはあくまでやりこみの目安でしかないが、レベルアップするごとにトレジャーボックスが手に入るようになっているのがポイント。
このトレジャーボックスを開けると、ヒーローのスキンやボイス、スプレーなどが手に入るのだ。これをコンプリートするにはかなりの時間とやりこみを必要とするので、コレクター心をくすぐられるせいかついついやりこんでしまう。余裕のある人はリアルマネーでトレジャーボックスを購入できるので、それで集めてしまうのも手だろう。
○ボタン長押しでオープン。お楽しみの時間だ。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
アイテム以外に、コインが手に入ることもある。コインでスキンなどを手に入れることも可能。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
財力がある人はトレジャーボックスを買うことも出来る。 © 2016 Blizzard Entertainment, Inc. All rights reserved.
このように魅力たっぷりのFPS『オーバーウォッチ』、是非ともプレイしてもらいたいタイトルになっている。PS4、XboxONE、PCのマルチプラットフォームでクロスしていないため、一番人口が多いと思われるPS4で遊ぶのが一番快適かと思われる。本体と一緒に買っても損はさせないので、この機会に購入してはどうだろうか。