DJ和の『アニTALK!!』第一回ゲストは藍井エイルさん!

2016.6.10
インタビュー
音楽
アニメ/ゲーム

藍井エイルとDJ和(撮影=原地達浩)

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みなさんはじめまして、DJ和です!

この度SPICEさんでアカウントを持たせてもらうことになりました!今後は僕のDJレポートや、コラム、そしてアーティストさんとの対談インタビューなどをお送りしたいと思います!連載一発目は、NYワンマンライヴを終えた藍井エイルさんに突撃インタビューしてきました!NYでのワンマンや歌うことについて色々聞いてきましたので、是非お楽しみください!


―― さあ、DJ和対談企画第一弾ということで!藍井エイルさんです。エイルさんと和くんはもうお知り合いなんですよね?

藍井エイル(以下、エイル): そうです、最初私が和さんにねだってたんですよね、私の曲もCDに入れて下さい!って。

DJ和(以下、和) : 断る理由がないので、いいんですか!? みたいな(笑)。

エイル: 最初は「INNOCENCE」でしたよね?

和: そうですそうです!いや、改めてこう向き合うと緊張するな~!

エイル :あははは!

 :さて、先日エイルさんはニューヨークでのワンマンライヴを終えたばかりですが、どんな感じでした?

エイル: 元々行ってみたいって思っていたんですが、そのキッカケも、ニューヨークは大都会のジャングルみたいだよって言われたのが最初なんですよ。

: あ、それは気になりますね。

エイル: 実際行ってみて、撮影で色んな所に行ったんですけど、タイムズスクエアなんかは確かに都会のジャングル感凄いんです。でもちょっと歩くと大きな公園があって、そこでのんびり本を読んでる人たちもいて、面白いなぁって。

: 僕は行ったこと無いんですけど、ニューヨークって文化が集中してるイメージあるんですよね、音楽もそうだと思うし、そこでライヴをやるってどうでしたか?

エイル: やっぱりアメリカって実力主義というか、アマチュアでも上手い人は本当にすごい歌を歌うし。敷居が高い部分もあったんですけど、アメリカでワンマンライヴをやるのは夢だったんで、大事な第一歩になりましたね。コール&レスポンスもガンガンしてくれて、熱い時間を過ごせました。

: エイルさんは、世界中回られてると思うんですけど、ニューヨークだからこそ感じた観客の反応とかあったんですか?

エイル: アメリカならではの反応というか、例えば「アヴァロン・ブルー」を歌った時とか、一気に上るハイトーンの所を歌った時とかは歓声が起こるんですよね、それはアメリカ独特の反応かな。

: 実力をちゃんと表現できた時にそれを認めるというか、きっちりレスポンスを返す感じですね。

エイル: そうですね、日本語でMCをしてもちゃんと返事してくれて! 受け入れられた感じはありましたね。

藍井エイル (撮影=原地達浩)

: 実は僕も明日からフィリピンなんです。

エイル: あ!私も前フィリピン行きましたよ! ものすごい大雨でした(笑)。

: あーそうみたいですね、雨季があるから…。

エイル: そうそう。

: 国によってライヴのやり方を変えたりとかもあるんですか?

エイル: 国によってというより、ワンマンライヴかイベント出演かで選曲を変えたりすることが多いですね、バンドスタイルなのかDJスタイルなのかとか。デジタルサウンドが多い曲をやる時はDJ機材やパッドを使ってサウンドを鳴らしていく、っていうのは海外とかを経験して、最近作り上げたスタイルではありますね。

DJ和 (撮影=原地達浩)

 

―― 逆に和くんのアニソンDJ目線だと、エイルさんの楽曲というのはどうなんでしょうか?

: やっぱり熱くてパワフルな楽曲が多い印象がありますね、メッセージをストレートに伝えてくるというか、思いが溢れているのがいいですよね。

エイル: ありがとうございます。

: 武道館のライヴを拝見したんですけど、一曲目からエイルさんの世界に武道館が染まっていて、何というかダメージ受けましたね、いい意味で(笑)。

エイル: あははは!私自分でもパワーボーカルだと思っていて、年々歌っている声が大きくなっている気がしてたんです。この前声の大きさを図るテストが出来るって言うんでやってみたんですよ。

: どうだったんですか?

エイル: 女性では出るはずのない数値が出てきちゃって(笑)。 どうやら男の人レベルらしいです。

: そのうちマイク要らなくなるかもしれませんね(笑)。 アニソン歌っている方の中でも中々居ないと思いますね。ツアーの方はどうでした?

エイル: ワンマンライヴでは初めましての場所も多かったんですけど、「必ずワンマンで帰ってくるね!」って言ってた場所に帰れたのは嬉しかったですし。今回各地域で有名なCMソングっていうものを調べて歌ったんですよ。どの曲ならみんなで歌えますかね?って現地スタッフさんに聞いてみたりして。

: うわ、それ面白いですね!

エイル: 地域色出したくて!そういうのも踏まえて、そこでしか触れられないものを沢山味わえた気がしますね。

(撮影=原地達浩)

: 僕もアニソンDJをやっていて、アニソンの持っているパワーみたいなものをすごい感じる時があるんですけど、エイルさんにとってアニソンを歌うっていうのはどういうものなんでしょうかね。

エイル: 私もアニメを見て育ってきたりしているので、昔の作品でも主題歌を聞いたらお気に入りのシーンとか浮かんでくるんですよね。だから少しでも作品の中でそれぞれの思い出を彩れるような歌を歌いたいと思います。

: アニメを見てエイルさんを知る人もいるだろうし、逆にエイルさんが好きで作品を見だす人もいると思うし、掛け算できてる気がしますね。

エイル: あとアニソンに対する捉え方というのもここ10年位で変わってきてる気がしてて。アニソンって言われても、ひと括りに出来ないくらいジャンルが多様になってると思うんですね。アニソンと気づかないで楽曲を聞いてるひとも居るんじゃないかな。

: 定義がどんどん広がってますよね、だからこそ自分の軸がブレない人が注目される気がしています、エイルさんがまさにそうだと。

エイル: ありがとうございます!私も和さんのアルバムを聞いた時に、アニソンって名目でリリースされてても、楽曲の雰囲気も曲調も全然違うから一括りには出来ないなって思いましたね。

: 確かにそうですね。

(撮影=原地達浩)

 
 
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