桜咲千依 DJデビューを語る 「積極的に触りに行きます!」
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桜咲千依 Photo by Kiyotaka Ise
声優・桜咲千依がDJデビューする。『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』の瑠川さら役や、『アイドルマスター シンデレラガールズ』白坂小梅役、『ワガママハイスペック』宮瀬未尋役などで活躍中の彼女が今回DJに挑戦。しかもアニソンをプレイするという事でSPICEではインタビューを敢行した。
――桜咲さんは声優でいらっしゃいますが、今回アニソンDJデビューということですが。
そうなりました! あはは(笑)。
――きっかけは何か?
マネージャーさんから興味ある?って話をいただきまして、実際イベントに行ってみたんです、そうしたら面白そうだなって思って「やってみたい!」という感じですね。
――実際もう練習は初めていらっしゃるんですよね?
何回かやってますが、難しいです! 繋いでみようと思っても流れが途切れちゃったり。
――今までDJというものに触れる機会はあったんですか?
友達とかに「遊びでやってみなよ」と言われて機材を触ったことはあるんですけど、本当に一瞬だったんで、ここまでがっつりは初めてですね。
――もう選曲とかも考えてらっしゃるんですか?
まだ半分くらいですね、アニソンを中心に考えています!
真剣に練習中 Photo by Kiyotaka Ise
――声優デビューする前からアニメは好きでいらっしゃったんでしょうか。
私、以前はアニメ全然わからなかったんですよ。元々は舞台に出るだけだったので、声優のお仕事をさせて頂けることになって初めてしっかり勉強した感じですね。
――なるほど、実際アニメの世界に飛び込んでみていかがですか。
奥深いですね。男の子になったり、動物になったりもするし!
――今回DJをやるということは、声優である桜咲さんにとって新しいチャレンジだとは思うのですが、今後どのようなスタンスでお仕事をしていきたいですか?
これからも新しいことにはどんどんチャレンジしていきたいと思っています。まだまだ知らない世界もあると思うので。そういうのが、全て芸の肥しになったり、人間としても大きく成長させてくれる機会だと思っているので、じゃんじゃん新しいことやりたいですね!
――ご自身が見て夢中になった作品とかなにかあるんでしょうか。
刺激を受けたのは『ロミオ×ジュリエット』です。シェイクスピアの戯曲をアニメ化ってどんな感じになるんだろうって当時ワクワクしていました。舞台やミュージカルで何度も観ていた作品で、思い入れもあったので今でも大好きな作品の一つです。
――おお、舞台をやってらっしゃった桜咲さんらしい作品ですね。やっぱり演技を中心に見られるんですか?
そうですね、他の方がどんな芝居をするんだろうって気になっちゃいますね。
――そんな桜咲さんが、今回音楽の世界での挑戦ですが、お客さんにはご自身のプレイをどう見てもらいたいでしょうか。
楽しんでもらいたいなって。DJやられている方も遊びに来てる方も多いと思うので、こういう選曲できたか!とか思ってもらえたら。
桜咲千依 Photo by Kiyotaka Ise
――先ほどアニソンクラブイベントに実際行かれたとのことでしたが、体験してみた感想とかなにかありましたか?
最初凄い異空間だったんですよ、何が行われてるんだ!?って(笑)。DJ単体のイベントへ参加も初だったので、どうしたら良いのか分からなくて、会場の後ろの方でジュース飲んで大人しくしてました(笑) 。でもだんだん場の雰囲気に慣れてきて、こうゆう風に楽しんだらいいのかなって何となくわかってきたら凄く楽しくなっていました。前に出て踊ったりとかは出来なかったですけどね(笑)。
――コスプレの参加者の方とかもいらっしゃいますもんね。
そうなんですよ! 本当お祭りみたいだなぁーって思いました。
――そして、次はあそこに自分が立つんだな、と思ったと。
うはぁ……(一同笑)。
――今回のデビューを踏まえて今後の目標とか出来ましたか?
海外でやってみたいと思いましたね! 昔紙芝居と歌でフランスのJAPAN EXPOには参加したことがあるんですけど、今度は是非DJで!(笑)
――でもクラブイベントとかってやっぱり怖い!って言う印象があるじゃないですか。そこに対して本当に初心者の桜咲さんがDJされるわけで、どういうイベントだったら桜咲さんは行きやすいと思います?
うーん、そうですね……最初は知り合いがいるとか、知ってる人と遊びに行くとかだったら行きやすいのかも。あとはなんかクラブって凄い照明が暗いというイメージがあったんですけど、見学したイベントはとても明るかったんですね、それだけでも印象が変わるかも。
――おお、それはなんか納得できますね。確かにクラブは薄暗い場所って印象がつきまといますもんね。
コンサートとかも暗いですけど、やっぱり未経験の人からしたらクラブイベントって何をするの?って思う所あると思うんです。だからまあ、何をやるか分かるのは大きいですね。私の印象ではあるんですけど(笑)。
――でもマネージャーさんからの提案とはいえ、初心者である桜咲さんがDJやってみようと決断したポイントってあるんでしょうか?
やっぱり現場を見に行ったからですね。みんなが一体となって楽しんでるのが凄い素敵だなって思ったんです。私が音を出して、お客さんと通じあいながら一体感を持って楽しみたいですね。あんなに近い距離で一体感を持てる現場ってなかなか無いので。
エフェクトも勉強中 「本番ではアタフタして使えなさそうです!」 Photo by Kiyotaka Ise
――DJデビューの場で、なにか絶対流そうと思ってる曲とかってありますか?
自分が出ている作品は何曲かやろうと思っています!
――出そうと思ったらいつでもキャラのボイス出せますもんね(笑)。
あはは!(笑) そうなんですよ! でもそういう選曲が出来るのも、私が出来る個性の一つなのかな、とも思うので。
――ちなみにご自身が出演されたもので、思い出の作品と言われたら浮かぶのはどれなんでしょう。
やっぱり『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』ですね! 主題歌を歌ったのも初めてなので。
――「あの曲」ですね! あれは盛り上がりますもんね。
調べたら、それぞれのイベントで皆さん「あの曲」を流して頂いてるみたいで……私も流しちゃおうかなと思っています! 目の前にお客さんが触れる場所にいらっしゃると思うので、DJブースから頭を触っていくくらい、積極性を出していく方向で! 触ったら怒られちゃうかな?(笑)。
――桜咲さんがさわって怒るお客さん居ないと思いますけどね……(笑)。
じゃあ、おもいっきり盛り上げて一緒に楽しんでいきましょうって事で! 触るし!(笑)
インタビュー・文=加東岳史 撮影=Kiyotaka Ise
桜咲千依 Photo by Kiyotaka Ise