“いまさら”なんて言わないで! お台場JOYPOLISでPlayStationVRを初体験
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2016年10月13日(木)発売との情報が先日発表されたPSVR。このPSVRを発売前に先行して体験できるイベント『PlayStationVR 特別体験会』がお台場ジョイポリスにて6月30日(木)まで実施されていたので、滑り込みでPSVRを初体験してまいりました!
全く違う3種類のコンテンツを体験してきました。まず、一つ目は……。
【その1】The Deep(仮)
-1人プレイ
-コントローラー操作なし
体験前は「え、コントローラー操作なし? ふうん、見るだけなんだ。PSVRの意味あるの?」くらいに思っていました。ごめんなさい。金属で作られたカゴに入って、海中へ……。
カラフルな魚やウミガメに目を奪われていると、カゴはどんどん深海へ。
↓
で、ネタばれです。
シャークです!
こいつがかなり、いやらしい動きをします。じわりじわりと獲物(私)を狙ってきます。
「うわぁ!来るっ!つぎ、絶対こっちに来るーーー!」
スタッフの方に「良いリアクションでしたね。」と言われるほど、声を上げてしまいました。臨場感なんていうレベルじゃないです。
深海特有の光のゆらぎ、サメがカゴにぶつかる時の摩擦、上昇する空気の泡。現実と錯覚するほどの、細部までの鮮明な深海の中で“コントローラー操作なし=なすすべのない恐怖”を体験できます。VRとわかっているのに、完全に死を意識しました。終わった後もしばらく心臓のドキドキが止まりませんでした。
自分が体験した後は、次に体験している人の動きが気になるものです。
【その2】THE PLAYROOM VR
-5人プレイ
-PSVR1人、コントローラー4人
1人がPSVRを装着し、モンスター役になります。残りの4人はモンスターに物を投げるARボット(PLAYROOM のマスコットキャラクター)役としてモンスターに向かって物を投げます。モンスターはひたすら避けまくります。モンスターが勝つのか、ARボットたちが勝つのか。
順番待ちをしている時に、前でプレイしていた修学旅行生らしき男子高校生チームの様子が非常に面白かったので、ご覧ください。
「カチカチカチ」「おりゃーおりゃー」「それそれ!」「うおおおおおおお」
『タベチャウゾオオオオ』
※PSVR本体に内蔵されたマイクにより、モンスター役のプレイヤーの声はモンスターのような声に変換されて流れます。
モンスターになっている彼の動きが激しすぎて、まるでスポーツをやっているかのよう。「高校生って、何やってても楽しいんだろうな。いいなぁ。もう戻れない、あの頃……」などと、笑顔を浮かべながら感傷的な気持ちを味わった数分後……。
たまたま居合わせたカップル+私というメンバーのプレイですら、ゲームが始まると瞬時に、このテンションである。VRに対して抱いていた、“1人で楽しむクローズな世界”というイメージが完全に払拭されました。こんな遊び方があったなんて。
終電逃して駆け込んだ友人の家に、これがあったらどうしよう。年末親戚の家にこれがあったら大変なことになるぞ……!
【その3】The London Heist(仮)
-1人プレイ
-PSVRとPS Moveでの操作
ロンドンを舞台にしたFPSです。
ゲーム開始後すぐにドライバーからナチュラルな英語で話しかけられます。PSVRは没入感が半端ではないので装着した瞬間に、自分もイギリス人になったような気がしていましたが、英検3級のままでした。
\何が起きているのかさっぱりわからない/
そして、突如発砲事件が!
あぶないっ!
武器はどこ?!
(もしかして、この人は、さっきチュートリアル的な話をしていたのでは)
その後、武器を発見してからは、あっという間に時間が過ぎました。
なんと言っても、PSVRとPSMoveの相性がすこぶる良い。まるで自分のゲームの腕が上達したように錯覚するほどの操作性には感動だ。FPSでは、逃げるときは常に足元か空を見ているという、絶望的に操作下手な私が、初めてストレスなくFPSを楽しめました。
普段、このような状態で夜な夜なやっているFPSは一体何だったのか。PSVRとPS Moveのセット、今すぐ欲しくなりました。これさえあれば、きっと私の潜在的なガンマンとしての腕前が覚醒する……気がする。発売が待ち遠しい!
おまけ
PSVRのプレイにはヘッドセットがかぶれるような髪形で臨みましょう。盛り髪の人は注意が必要です。