筆者が推したい! 2016年夏アニメ 『ラブライブ! サンシャイン!!』『あまんちゅ!』『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』など話題作目白押し
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© 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会
今年の夏は大作が多く、かなり楽しめそうなラインナップが出揃っている。新規作品を中心に、筆者が期待しているタイトルを数本ご紹介していこう。
ラブライブ! サンシャイン!!
モンスターコンテンツ『ラブライブ!』の後継作品となる本作。今回もスクールアイドル目指して、個性的な面々が登場する。監督は数多くのアニメ原画、演出などを手がけている酒井和男氏が、1stPV「君のこころは輝いてるかい?」に引き続いて担当。Aqoursのメンバーがどれだけ輝けるか、先代であるμ’sを超えていけるのか、重責の中で活躍してくれることを期待してならない。
Rewrite
美少女ゲームブランド「Key」を擁するビジュアルアーツが制作した完全オリジナル新作ゲームのアニメ化作品がこの『Rewrite』になる。原作のメインシナリオに田中ロミオ、竜騎士07が参加するなど強力な布陣で、バトルがメインの野心作になっているとのこと。豪華声優陣を迎え、いかにアニメーションでドラマが展開していくのかが楽しみなタイトルになっている。なお放映1話は1時間スペシャルとなっているので、楽しみにしておこう。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
シリーズ発売20周年記念タイトルとなる『テイルズ オブ ゼスティリア』のゲーム内アニメーションを手がけたufotableが、満を持してのTVアニメ化に着手。『Fate』シリーズでその実力を高く評価されているufotableだけに、作品の出来栄えも期待できそうだ。キャスト陣も人気声優が揃っており、声優ファンも楽しめそう。節目の作品だけに制作陣も気合充分なようなので、要チェック作品として推しておきたい。
ベルセルク
大人気ダーク・ファンタジー漫画が再度アニメ化。今回は映画3部作で描かれた「黄金時代篇」の後となる「断罪編」の中でも縛鎖の章から、黒い剣士ガッツを本格的に描くことになっているようだ。CGをメインに使ってのアニメーションになるようなので、そのあたりの拒否反応が無ければ是非見ておきたい作品なのは間違いない。過去作品では音楽を担当していた平沢進は劇中歌を提供、メインの音楽は映画版から担当した鷲巣詩郎が担当。この辺りの変化がどのように表現されるのかも楽しみだ。
Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀
台湾で親しまれている伝統的な人形演劇「布袋劇」と、日本のコンテンツである虚淵玄(ニトロプラス)とグッドスマイルカンパニーが合体して出来上がったのが本作になる。伝統的な人形劇のテイストは活かしつつ、日本産のシナリオとフィギュアメーカーの技術を集め、最先端の娯楽に再構築したところが興味深い。武侠ファンタジー人形劇と銘打たれたこの作品は、新しいコンテンツの形として見るべきところが多そうだ。
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』公式サイト
あまんちゅ!
『ARIA』で名を馳せる天野こずえの最新作がアニメ化! しかも『ARIA』の佐藤順一が総監督を努め、に加えて音楽はギター、ウクレレなどでのリゾートミュージックを得意とするGONTITIが担当と、かなりの癒やしパワーを秘めているように見受けられる。春番組で筆者イチ推しの癒やしアニメだった『ふらいんぐういっち』難民は、本作に避難するといいのではないだろうか。個人的にも絶対見たいアニメといえるだろう。
その他のタイトルを列挙するとミステリ枠としては『ダンガンロンパ3-The End of 希望ヶ峰学園』、スポーツ枠として『バッテリー』『チア男子』、日常枠として『NEW GAME!』などが期待できそうだ。果たして読者のお気に入りに沿うかどうかわからないが、一助となれば幸いだ。夏も共に、アニメを満喫していこう!