現パルコ劇場のラスト1週間の『ラヴ・レターズ』に風間杜夫&伊藤蘭、渡辺謙&南果歩
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『ラヴ・レターズ』(作:A.R.ガーニー)は、男性(アンディ―役)と女性(メリッサ役)が交互に書簡を朗読してゆく全二幕の二人芝居だ。1989年ニューヨークでの初演以来、世界中で上演され静かなブームを巻き起こしてきた。パルコ劇場では1990年8月に青井陽治の訳・演出で上演されて以来、年齢も個性も異なる延べ450組の様々なカップルによって、この一つの台本が読み継がれてきた。
渋谷パルコの建て替えに伴い、8月7日に一時休館が決まった現・パルコ劇場。そのファイナルを飾るクライマックス・ステージ第2弾の中でも、『ラヴ・レターズ2016クライマックス・スペシャル』として5月6月と記念公演を行なわれてきたが、いよいよ8月、現パルコ劇場のラスト1週間のクライマックスが同劇場ゆかりの男女1組ずつ日替わりによる『ラヴ・レターズ』で締めくくられる。
そのうち、8月4日(木) 19:00開演には風間杜夫&伊藤蘭が、そして8月7日(日) 13:00開演には、なんと渡辺謙&南果歩夫妻が登場することが発表された。渡辺&南夫妻の『ラヴ・レターズ』は、2013年11月、渡辺のプロデュースによる宮城・気仙沼市のライブカフェK-portのオープニングイベントとして上演された過去がある。
渡辺&南のコメントを紹介する。
渡辺謙 コメント
デビュー作の「下谷万年町物語」そして「ピサロ」、久しぶりの舞台になった「ホロヴィッツとの対話」と、私の大切な節目になる舞台で立たせて頂いた思い出深い劇場のリニューアル。
新しい文化の発信基地となっていくのはとても楽しみです。
最後のステージに立たせて頂くのは本当に光栄です。
南果歩 コメント
上京した18歳の頃から、私にとってパルコ劇場はキラキラ光るカルチャーステーションでした。ニール・サイモンも清水邦夫もショーガールもここで出会いました。
そして「クラウドナイン」「メアリー・ステュアート」でパルコ劇場に立たせて頂きました。
色んな刺激を私に与え続けてくれたパルコ劇場の最終日に出演できる喜びと寂しさを感じています。
本当に最後の、一期一会の「ラヴ・レターズ」に、感謝を込めて臨みたいと思っています。
ラヴ・レターズ 2016 The Climax Special <8月公演>
■日程:2016年8月1日 (月) ~2016年8月7日 (日)
■会場:パルコ劇場
■作:A.R.ガーニー
■訳・演出:青井陽治
■出演
8月4日(木) 19:00開演 風間杜夫&伊藤蘭
8月7日(日) 13:00開演 渡辺謙&南果歩
※この後もクライマックス・スペシャル・カップル、続々発表予定!!
■一般発売:7月16日 (土) 10:00~
■公式サイト:http://www.parco-play.com/web/program/ll_2016_aug/