ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』のイベントに、唯月ふうかと着ぐるみたちが登場
1981年に榊原郁恵のピーターパンが舞い降りて以来、毎年上演を重ね世代を超えて愛され続けてきたミュージカル『ピーターパン』が今年も東京と大阪で上演される。6月下旬、セールで賑わう埼玉・越谷レイクタウンにて『ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」』の宣伝イベントが開催され、ピーターパン役の唯月ふうかと、ピーターパンに登場するキャラクターの着ぐるみたちがギャラリーの前に姿をあらわした。高い吹き抜けとなっている会場では、一階はもちろん、二階や三階からもイベントの様子を一目見ようと集まった観客でいっぱいになり、次々と登場するキャラクターと唯月ピーターパンの歌にその場が魔法に包まれた。
ステージに着ぐるみのピーターパンが登場すると、客席からはなんとフック船長が登場し、ピーターとフックの戦いが始まる。途中で唯月ピーターパンが登場し、着ぐるみに代わりフック船長と決闘。見事勝利をおさめ、改めての挨拶でイベントはスタートした。挨拶を終えた唯月は早速『ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」』より、ピーターパンがウェンディたちと空を飛んで行く時に歌う「アイムフライング♪」を披露、軽快なナンバーに周りからは手拍子が起こり、ワクワク感が高まる。次のコーナーでは、ピーターパンのお話にまつわるクイズが出題され、司会が観客に質問を投げかける場面もあり、客席も一体となってクイズを楽しんだ。
そして二曲目に披露してくれたのは、ピーターパンがウェンディに自分の島の素敵なところを聞かせるバラード曲「ネバーランド」。唯月ピーターパンの歌声に、大人も子供も関係なく聞き入っていた。そんな素晴らしい楽曲を聴いた後に始まったのは「ピーターパンジャンケン」のコーナーだ。勝ち残った方にはネバーランドをイメージしたカラフルなペロペロキャンディーがプレゼントされるとあって多いに盛り上がった。
早いものでイベントは終盤に。最後に歌ってくれた「いばろうぜ♪」は、“クックーククッ!”という振りつけがあり、全員で楽しむことのできる楽曲だった。ピーターパンからの挨拶のあとに、「7月9日にピーターパンが神宮球場の始球式に登場します」というサプライズ発表もあり、イベントはたくさんの笑顔と拍手に包まれ終了した。イベント終了後には、特製ぬり絵ポストカードのお土産が配布されており、ぬり絵をして専用アプリで読み込むと、絵が浮き出て唯月ピーターパンの歌が聞けるスペシャルなポストカードとのことだ。
約30分程の時間ではあったがミュージカル『ピーターパン』の世界を少し知る事ができた。この夏、大きな舞台に立つピーターパンに会いにいくのも楽しいかもしれない。