岡田准一が石田三成役で主演 有村架純はアクション初挑戦 ベストセラー『関ケ原』が映画化決定

2016.8.10
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役所広司、有村架純

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岡田准一主演で、司馬遼太郎の歴史小説『関ヶ原』が映画化されることが決定した。

原作の『関ヶ原』は、単行本・文庫を合わせた累計発行部数が580万部を超えるベストセラー。1981年にTBSでドラマ化されているが、映画化は今回が初となる。また、司馬遼太郎作品の実写映画化は、1999年公開『梟の城』以来18年ぶり。

 

『関ケ原』書影

 

 メガホンをとるのは、『日本のいちばん長い日』(15)で第39回日本アカデミー賞優秀作品賞・優秀監督賞を受賞した原田眞人監督。同作を、日本初の“世界戦略時代劇”として送り出すという。

 主演の岡田が演じるのは、関ケ原の戦いで西軍を率いた石田三成。映画『蜩ノ記』以来となる本格時代劇への出演で、原田監督作品には初参加となる。劇中での石田三成は、正義を重んじるあまり融通が利かず、不器用で人間味あふれる人物として描かれるという。また、天下取りの野望を抱き、三成と激突する東軍を率いる徳川家康を役所広司が演じる。忍びとして、女性として三成を支え続ける初芽(はつめ)役で有村架純が出演し、殺陣などのアクションにも初挑戦しているという。

同作は、8月中旬より約2か月半、滋賀・京都などを中心に国宝級の歴史的建造物での初撮影も予定。また、天下分け目の決戦を描くために、約3,000人規模のエキストラも参加するそう。 第二弾以降のキャストも今後発表されていく。各キャストのコメントは以下のとおり。

岡田准一
日本で一番の大合戦「関ヶ原」が映画化されることを僕自身、今から楽しみにしています。歴史好きとして、本来の人物像に近いであろう「石田三成」を演じることができ嬉しく思います。原田眞人監督のもと役所広司さん、有村架純さんを始めとするキャストの皆様、スタッフの皆様と全力で撮影に挑みたいと思います。

役所広司
信長、秀吉など、数々の戦国武将の成功と失敗を間近に見て学んできた家康が、人生最大の大博打「関ケ原の戦い」に挑み、勝利するまでの心の動き、今からワクワクしています。

有村架純
この度、初の時代劇に挑戦させていただくことになりました。言葉や所作、アクション、一から覚える事がたくさんありますが出演されるキャストの方々のお芝居を見て勉強しながら、その時代を生きた人物として、石田三成の腰元として女を忘れしっかりと役目を果たしたいなと思います。精一杯頑張ります!

映画『関ケ原』は2017年初秋、全国ロードショー

作品情報

映画『関ヶ原』  
出演:岡田准一 有村架純/役所広司 
監督・脚本:原田眞人 
原作:司馬遼太郎「関ヶ原」(新潮文庫刊) 
製作:「関ヶ原」製作委員会
製作プロダクション:東宝映画/ジャンゴフィルム

【ストーリー】
西暦1600年10月21日。長く混迷を極めた戦国時代に終止符を打ち、その後の日本の支配者を決定づけた、戦国史上最大の天下分け目の決戦“関ヶ原の戦い”。その決着に要した時間はたったの6時間だった。 豊臣家への忠義から立ちあがり、史上最大の合戦に挑んだ石田三成。権力に燃え、天下取りの私欲のために戦う徳川家康。圧倒的に有利と言われた三成率いる西軍はなぜ負けたのか? そこには “封印”された真実が隠されていた! そして、三成を命を懸けて守り、愛し続けた忍び・初芽との許されない、淡い“恋”の行方は・・・。 様々な権謀が渦巻く中、多勢に流されず 己の「愛」と「正義」を信じ、貫き通そうとした“純粋すぎる武将”三成を中心に、「愛」と「野望」の激突が、今幕を開ける

公式サイト:http://sekigahara-movie.com/

配給:東宝 アスミック・エース
(c)2017「関ヶ原」製作委員会

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