東京のインフラを"人体組織"になぞらえて紹介 オンライン土木博物館『ドボ博』が新装オープン
2016.8.17
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『ドボ博』
2016 年 8月16日(火)に日本初のオンライン博物館『ドボ博』が新装オープンした。
『ドボ博』は、公益社団法人土木学会が運営するWEBサイト。「いつものまちが博物館になる」をキャッチフレーズに、地球全体を”ドボクの博物館”に見立て、独自の映像作品と土木学会が所蔵するデジタルアーカイブを用いてドボクの世界の魅力に迫っている。
都市機能を支えるインフラには、生命を維持する人体組織との類似点が数多く見出されるという。本サイトでは、東京のインフラストラクチャー88 件を選び出し、それらを人体と関連付けながら、東京という巨大な有機体を"解剖"していくことを試みている。
また、首都高、国土交通省、東京メトロなどの協力により貴重な図版資料が紹介されている。さらに、橋マニア、鉄道マニア、スリバチマニア、壁マニアら、独自のこだわりをもった専門家による座談会も公開されるとのこと。
■展覧会で扱う東京インフラ 88件の一例
・骨格系:隅田川,外濠,岩淵水門など
・神経系:新宿(都庁),東京スカイツリーなど
・消化器系:東京港,築地,京浜・京葉工業地帯など
・循環器系:玉川上水,東京駅,レインボーブリッジなど
・呼吸器系:上野公園,明治神宮内苑・外苑,駒沢オリンピック公園など
・泌尿器系:神田下水,和田弥生幹線,旧三河島汚水処分場
・免疫系:お台場