Joy Oppositesがライブデビューを目前に控え、本番さながらの公開リハーサルで初お披露目
Joy Opposites
昨年惜しまれつつも解散したラウドロック界のカリスマバンド・FACT。元FACTメンバーが結成した新バンド・Joy Oppositesが、8月17日に稲毛K's Dreamにて、公開リハーサルを行った。
8月10日に1stアルバム『Swim』を発売し、来る8月20日に開催される『SUMMER SONIC 2016』にてライブデビューを飾る直前というタイミングで実現した公開リハーサルには、元 FACT メンバーの Adam(Vo.)、Tomohiro(Ba.)、Eiji(Gt.)に加え、海外のメジャーシーンで活動するImmy(Gt. & Vo.)の4人が初めてファンの前に姿を現した。本イベントは、1stアルバムの発売を記念し購入者を対象したイベントで、CDを代わりにライブ本番さながらの模様を見ることができる内容となった。
Joy Opposites
無音状態のライブハウスに観客が集まる中、メンバーが登場。「今日はリハーサルだし、練習だからね。」という冗談めいたMCで会場の緊張感に包まれた雰囲気を和ませてからスタートした。最初に披露した曲は、アルバムの1曲目に収録された「Candyass」。さきほどのMCでの和んた雰囲気から打って変わって、バンドは目つきが変わり真剣モードに。バンドの実力を魅せつけるような演奏を初披露し、会場に集まったファンもJoy Oppositesのバンド演奏をチェックするように見入っていた。
1曲披露した後に、ベースのTomohiroは、「人がいる前で演奏するのは、スタジオでリハーサルするのと違っていい緊張感がある。今日は来てくれてありがとう。」と語った。その後、メンバー同士でモニターのチェックや演奏の確認を行うなど、通常のライブでは見られないリハーサルならではの模様も垣間見えた。
Joy Opposites
続けて披露した曲は「Now & Then」。Adamの囁くような優しいボーカルから始まった楽曲はサビで一気に激しさを増す。Eijiは持ち前の大きな動きに加え繊細なテクニックを披露し、Tomohiroは身体を激しく動かして全身でノリをアピールする。AdamとImmyの外国人ギタリスト同士の息の合ったプレイでも会場を魅了した。終始緊張感を味わっている様子のメンバーは、自分達の演奏をチェックしつつ、集まったファンと会話するようにMCを続ける。自身のデビューライブとなる『SUMMER SONIC 2016』や9月から本格スタートするライブツアーへの意気込みを語った。
Joy Opposites
リハーサルは続き、シングルにもなった「In My Bones」を披露すると会場の興奮はピークに。演奏を終えた後のEijiは「最初は“リハーサルでしょ?”って思ってたけど、ライブになってきた。気持ちが暖まってきた。早くライブがしたい」と意気込みを口にし、Tomohiro は会場となった稲毛K's Dream について「昔、K's Dream の階段でチラシ配ったり、稲毛にもよく来てた。えっくん(Eiji)が FACTに入る前にやっていたバンドのイベントにFACTで呼んでもらってここでライブしたり、色々思い出あるよね。」と思い出を語り、FACTのラストツアーのツアーファイナルの会場がここ稲毛 K's Dream であったことも思い起こさせる。
Joy Opposites
最後にはImmyが1stアルバムの収録曲で一番好きな曲だという「Slip」を披露し、公開リハーサルは終了。全6曲を披露した公開リハーサルを終え、「今度はライブに来て思い切り楽しんでほしい。」と集まったファンにメッセージを送り会場を後にした。
Joy Oppositesは8月20日(土)に『SUMMER SONIC 2016』東京・MOUNTAIN STAGEのオープニングアクトとしてデビューライブを行い、翌日には『SUMMER SONIC 2016』大阪・FOREST STAGEにも出演する。是非、Joy Oppositesのデビューを会場で体感してほしい。
Joy Opposites
2016.8.10 on sale
『Swim』
01. Candyass
02. In My Bones (Album Version)
03. Swirl
04. Somewhere Down The Line
05. Now & Then
06. King Of Nothing
07. Skim The Sun
08. Blossom Forecast
09. Newport Rules
10. For The Crows
11. Slip
12. Cabeza (※日本盤ボーナストラック)