コブクロの13箇所28公演をまわるツアーが北海道よりスタート、ファンとの久しぶりの再会に感無量

Warner Music Japan

ライブは、今回新たな試みの演出も多くコブクロの２人にとって、チャレンジのツアーとなっている。6月15日に発売し、25万枚突破の大ヒットとなっているニューアルバム『TIMELESS WORLD』から、映画『orange-オレンジ-』/TVアニメ『orange』の主題歌のヒット曲「未来」をはじめ、アップテンポな楽曲「奇跡」そして、次々にアルバム収録曲の新曲を初披露した。また、10年前の対になるミリオンアルバム『NAMELESS WORLD』からも大ヒット曲「桜」など、幅広い楽曲を披露し、会場は感動に包まれた。

久々の黒田の新曲「Tearless」を披露した後、MCで小渕が「本当に（黒田が楽曲を制作するのは）3～4年に１曲だよね」と話すと会場からは笑いがもれる。黒田は「正直今の気持ちを聞かれたら、4年間休める！」と話し、小渕は、「次の4年後は東京五輪。五輪はみんなも待ち遠しいはずだけど、黒田（の4年）は待ち遠しくない！（笑）」と、黒田を茶化した。

感動的なバラードが続いた後、MCは前日に黒田が初めて行ったラーメン屋の話に。小渕が数年前に同店舗を訪れた際のサインが壁に貼ってあったが、そこに黒田が本来書くはずのスペースが無かった、とステージ上で小渕へクレームをつける黒田。「お前の(サインの書き方の)陣地の感覚おかしい」と、小渕のサイン写真を大ビジョンに出しつつ「全部俺が書き直して“サイン貼り替えて下さい”と店員さんに頼んできた」と話すと、大ビジョンには黒田が書いた下手くそな小渕の偽物のサインが写り、小渕や観客を沸かした。

ライブを終えた小渕は、「今回のツアーは、新しい要素がいくつかあって、お客さんが入ってもらう5分前まで大幅な変更をかけていました。でも、全てが良い方向に向いたので最高のツアーの幕開けになったと思います。新しいコブクロと、変わらない大切な部分を同時に感じてもらえる素晴らしいツアーになりそうです。ファイナルまで楽しみです！」と、この先に向けた意気込みを語った。