桜庭ななみが日韓合作映画の初日舞台挨拶に満面の笑みで登壇 映画『絶壁の上のトランペット』
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左から久保田悠来、L.Joe(TEENTOP)、桜庭ななみ、辰巳琢郎、ハン・サンヒ監督 Ⓒ2016「絶壁の上のトランペット」製作委員会
沖縄・石垣島の美しい景色を背景に命を見つめる、日韓合作映画『絶壁の上のトランペット』が9月17日に公開初日を迎えた。同日、東京・シネマート新宿では、主演の桜庭ななみ、共演のL.Joe(TEENTOP)、久保田悠来、辰巳琢郎、そしてハン・サンヒ監督が舞台挨拶を行った。
心臓移植手術を受けたことから石垣島を訪れるヒロイン・アオイ役の桜庭は「繊細な性格の女の子だったので、サンヒ監督とキャラクターについて相談しながら、魅力的な女性を演じることが出来た」と手応えを明かし、これにサンヒ監督も「桜庭さんには明るい雰囲気があったので、優しい雰囲気を作ればどうかとアドバイスしました」と役作りについて振り返った。
石垣島でトランペットを奏でる神秘的な青年ジオ役のL.Joe は「日本語のセリフは難しかったけれど、撮影の日までには覚えようと努力しました。かろうじて撮影を終えることが出来ました」と胸をなで下ろし、「桜庭さんと自転車で二人乗りするシーンは綺麗な映像でスクリーンに映っていたので嬉しい」と見どころをアピール。
桜庭が「石垣島の景色も綺麗で、L.Joe さんの自転車の運転も上手だったので乗り心地が良かった」と腕前を褒めると、L.Joe は「ななみさんが軽かったので助かりましたよ」と会場を笑わせた。また桜庭が「L.Joeさんから教わった韓国語は“眠い”でした」と明かすと「サンヒ監督がハードスケジュールを組んだ。撮影はかなり苦労したから……」と照れながら本音をこぼしていた。
アオイの元カレ役を演じた久保田は、この日のために韓国から来日したL.Joe に対抗して「神奈川県から来ました」とジョークを飛ばし、役柄について「どこまでもひたすらアオイを追いかける役で、銭型警部みたい。まさに“桜庭ルパン”を追いかける気持ちでした。でも僕はただそこにいた感じで、何も力になれなかった」と、冗談めかすと桜庭からは「久保田さんには凄く幸せオーラがあって、一緒にいると笑えてくる」と明るいキャラクターをイジられていた。
アオイの叔父で児童小説家役の辰巳は「サンヒ監督からは“そのままでやって”と言われて、『いい芝居したなぁ』と自分で思っていても、なかなかOK が出ませんでした。でも長くやっていくうちに気持ちが入ってくる。その時間が嫌じゃなかったし、その時間にずっと浸っていたいという幸せ感があった」と、サンヒ監督のこだわりの演出を紹介してくれた。
サンヒ監督は「舞台となったロケ地・石垣島にはそこだけの緩やかな時間があり、その中で皆さんと一緒に映画を作ることが出来て、私にとっても幸せな時間でした」とキャスト陣に感謝し「この映画を通して改めて石垣島の温かさを知り、住むつもりです。次回作の映画の企画もあるので、来年までには実現させたい」と意気込んだ。
<ストーリー>
東京で写真を学ぶ女子大生だったアオイ(桜庭ななみ)は、心臓移植という大きな手術を受けた後、母・ミツコ(大塚
寧々)とともに療養のため伯父・イチロウ(辰巳琢郎)が暮らす沖縄の小さな島を訪れる。そこでふと見上げた絶壁の
上に、淋しげにトランペットを吹く青年(L.Joe)を見つけた。その青年ジオが営んでいるという食堂や秘密の海岸で楽しい時を過ごし急速に距離を縮めていく二人。祭りを前に、アオイとジオとの神秘的な出会いが続く。トランペットのこと、イルカのこと、願いを叶えてくれる手紙のこと、家族のこと。そして祭りの最終日、突如心臓の痛みに襲われたアオイは再び命の危機を迎え……。
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当選者の発表はご本人へのDMでの連絡とかえさせていただきます。応募期間は2016年9月27日(火)まで!
映画『絶壁の上のトランペット』は、9月17日(土)より全国順次公開中
Ⓒ2016「絶壁の上のトランペット」製作委員会
出演:桜庭ななみ / L.Joe(TEEN TOP) 辰巳琢郎/堀田眞三、久保田悠来、立花美優 他
配給:アーチ・エンタテインメント 2016/日本・韓国/102 分
Ⓒ2016「絶壁の上のトランペット」製作委員会
公式サイト:trumpetofthecliff.com