「@JAM」ナタリーステージで欅坂46、POLYSICS×モ!、かまって、SPYAIRが熱演

2016.9.25
レポート
音楽

POLYSICSとゆるめるモ!

本日9月24日と明日25日にわたり、千葉・幕張メッセ国際展示場9~11ホールにてライブイベント「@JAM×ナタリー EXPO 2016」が開催中。この記事では24日のストロベリーステージで行われた特別プログラム「ナタリーステージ」の模様をレポートする。

ナタリーステージは女性アイドルやロックバンド、男性ダンス&ボーカルグループなどが出演するプログラム。この日はSPYAIR、POLYSICS、神聖かまってちゃんといったロックバンドや今年が「@JAM」初登場となる欅坂46が登場した。「ナタリーステージ」のトップバッターを務めたSPYAIRは「THIS IS HOW WE ROCK」でライブをスタート。続く「ROCKIN' OUT」ではダンサブルなビートで観客を大いに踊らせた。IKE(Vo)は「もしかしたら場違いだったかもしれない。でも俺はアイドルもロックバンドも関係ないと思う。壁を取っ払って音楽っていうものを楽しんでいこうぜ!」と思いを語り、ラストの「SINGING」では大合唱を巻き起こした。

POLYSICSはハヤシ(G, Vo, Syn, Programming)の「トイス!」という挨拶を経て、「Young OH! OH!」で演奏を開始。両腕を交互に上げ下げする振り付けでオーディエンスを巻き込んでいく。間髪入れずに楽曲を連投すると、フロアの温度は急上昇。ハヤシは「POLYSICSは今年は19周年なんですけど、こんなにかわいい名前のステージ(ストロベリーステージ)に出たことない!」と会場を笑わせ、ゆるめるモ!をステージに呼び込む。バイザーをかけてステージにやって来たゆるめるモ!を迎え、POLYSICSは「Baby BIAS」を披露。ポリの大ファンであるようなぴは大はしゃぎし、あのは渾身のシャウトを響かせた。

神聖かまってちゃんのライブは、みさこ(Dr)の「ストロベリーステージにお集まりの皆さま! 一緒に夜空を作ってください!」という声と共に「天文学的なその数から」でスタート。「肉魔法」「Os-宇宙人」「ロックンロールは鳴り止まないっ」など盛り上がり必至のアッパーチューンを惜しげもなく連発していく。の子(Vo, G)が「アゲろや! バカかてめえら! 裸になれや! 精神開放しろ!」と叫んで観客にコマネチをやることをを促したのち、彼らは最後に「フロントメモリー」を披露。終演後にmono(Key)が「『@JAM×ナタリー』、2017年も絶対やるでしょ?」と語ると、それを受けての子も「また2017年も来るんで、同じメンツでまた集まろうぜ!」と観客に呼びかけ、大きな歓声を誘った。

ナタリーステージのラストを飾ったのは欅坂46。まずは今泉佑唯と小林由依によるフォークデュオ・ゆいちゃんずの2人が登場し、アコースティックギターを弾きながら「渋谷川」を歌う。そしてゆっくりとメンバー全員がステージ上にそろうと、8月にリリースされた2ndシングル「世界には愛しかない」が披露された。その後は、横たわる渡辺梨加をメンバーが担いで登場する演出が印象的な「キミガイナイ」、キレのあるダンスで魅了する「語るなら未来を…」、志田愛佳、菅井友香、守屋茜、渡辺梨加、渡邉理佐の5人のみで歌う「青空が違う」と、彼女たちは短い時間の中でバリエーションに富んだセットリストを畳みかけていく。「幕張ー! 最後まで盛り上がっていくぞー!」という米谷奈々未の煽りから始められた「手を繋いで帰ろうか」では、メンバー全員が花道を駆けてセンターステージへ。平手友梨奈がラストナンバー「サイレントマジョリティー」のタイトルを告げると場内には大歓声がこだまし、欅坂46は統制の取れたパフォーマンスで観客を圧倒した。

なお明日25日の公演でもストロベリーステージでは「ナタリーステージ」を実施。明日はTHE イナズマ戦隊、NAH、超特急、東京女子流が登場する。