徹底して笑いを追求する新作『スペーストラベロイド』はWBB版新喜劇
ジャニーズ事務所所属の俳優・佐野瑞樹と、人気演劇ユニット*pnish*(パニッシュ)のリーダー・佐野大樹による、おなじみの兄弟演劇ユニット「WBB」が、第11回公演『スペーストラベロイド』を12月に上演する。その詳細がこのほど発表された。
WBBでは、兄弟自身が順番に企画を担当し奇数回・偶数回で異なったカラーの作品を上演している。第11回目の今回は奇数回のため、兄の佐野瑞樹が企画を担当し、「Side-W」と称するワンシチュエーションコメディ上演がおこなわれる。ただし今回は、過去公演とは一味違い、徹底して笑いを追求するという。WBB版新喜劇の境地をめざすとのことだ。
出演者には佐野瑞樹、佐野大樹のほか、前回公演に出演した田村亮(ロンドンブーツ1号2号)が座長を務める田村亮一座よりパンチ浜崎(ザ・パンチ)、元3人組お笑いユニット「ジューシーズ」の児玉智洋(サルゴリラ)、元キャラメルボックスの技巧派、細見大輔の他、昨年までミュージカル「セーラームーン」で主役セーラームーンを務めた大久保聡美、2.5次元舞台などでも活躍中の若手俳優・尾関陸、川上将大、畠山遼、篠田諒など、多彩な顔ぶれが揃う。
本公演を企画した佐野瑞樹は「今回の『スペーストラベロイド』はSide-Wの基本コンセプトである上質なワンシチュエーションコメディにドタバタ感とバカバカしさを思いっきり足してやろうと思ってます! 言うなれば、WBB版新喜劇!! キャストを見れば一目瞭然ですが、とにかく笑いに特化します。僕自身パワー負けしないようテンション高めで突っ走ります!! いつもと少し違ったWBBをぜひ観に来てくださーい!!」とコメント。
「うおー!! 地球だよ、地球!! ぱねーよ、感動だよぉ……」
「ねえ! 見て!! 凄いよ!!! 丸いよ! 青いよ!!!」
2050年。遂に人類初の宇宙旅行が始まった!一般公募で当選した新婚の夫婦。
独占取材を勝ち取ったTVディレクターとカメラマン。乗組員5名。
そして……このスペースシップの目玉、超高性能人型アンドロイドロボ「メイサ」。
浮かれた、奴らが巻き起こす、痛快スペースコメディ!
公演は12月3日(土)から11日(日)まで赤坂RED/THEATER(東京)にて上演される。の一般発売は10月23日(日)10:00開始。
時は2050年代の近未来。いよいよ宇宙旅行の一般化が現実のものとなろうとしていた。
アンドロイドと行く宇宙旅行【スペーストラべロイド】
開業の一か月前、最終テスト飛行には乗組員四名と総責任者一名、
抽選で選ばれた新婚の夫婦とテレビ取材のクルー達が搭乗。
そのフライトには、見習い船長の昇格試験を始め、宇宙旅行のPR、
ハイジャックへの防犯訓練や故障時への対応訓練などが組み込まれていた。
だが、その詰め込み過ぎたミッションのせいでトラブルが発生。
それは徐々に大きなトラブルへと発展していく。
そしてとある乗組員のポケットには出発前のエンジン整備のときになぜか余ってしまったネジが入っていた……
時折ゆれる船体は訓練なのか故障なのか!?
嘘が嘘を呼び、勘違いが勘違いを呼ぶ宇宙船でのワンシチュエーションコメディ!!
彼らは無事に全行程を終え地球に帰ってこられるのか!?
【玉地】スペースシップの乗組員。若くして船⻑候補に選ばれるエリート。まじめな性格で、いつも周りの乗組員に振り回されている。※主人公
【火野】スペースシップの乗組員。元開発部で、乗組員の仕事にはあまり乗り気ではない。開発部から外されて、会社に不満を持ちつつ、会社の不正を暴こうとしている。
【松金】スペースシップの総責任者。元宇宙飛行士。
【メイサ】アンドロイド。実は八木沼の友人で、本物を壊してしまった八木沼をかばう為、アンドロイドのフリをしている。
【八木沼】スペースシップの乗組員。メイサを壊してしまい、苦肉の策で友人を代役に立てる。
【土田】スペースシップの乗組員。自由奔放で破天荒なおじさん。宇宙遊泳が好きで、隙を見ては勝手に船外活動をしている。
【嘉月】新郎。日菜子のことが大好き。職業は技術者。
【日菜子】新婦。空気が読めずマイペースな嘉月への苛々が溜まり、マリッジブルー気味。
【天達】○○テレビのディレクター。今回のスペーストラベライドの取材を任されている
【海野】○○テレビのカメラマン。あふれ出る下っ端感。
■日程:2016年12月3日(土)~11日(日)
■会場:赤坂RED/THEATER(東京)
■作:羽仁 修
■演出:亀田真二郎(東京パチプロデュース)
<出演>
佐野瑞樹 佐野大樹/
細見大輔/パンチ浜崎(ザ・パンチ)
尾関 陸 児玉智洋(サルゴリラ)/
川上将大 大久保聡美/
畠山 遼 篠田 諒
ほか
■公式サイト:http://www.w-b-bros.jp/