玉城裕規、唯月ふうか主演 Webムービー『先生に恋した夏』舞台挨拶レポート ベリーグッドマン、Softlyのミニライブも
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『先生に恋した夏』舞台挨拶
今年メジャーデビューを果たしたベリーグッドマンとSoftly、それぞれのラブソングをモチーフに制作されたWebムービー『先生に恋した夏』の完全版&メイキング映像が観られる一夜限りの特別上映会が、10月5日(水)に東京ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた。
玉城裕規
唯月ふうか
上映に先駆けての舞台挨拶には、主演の玉城裕規、唯月ふうか、監督の井上竜太、ベリーグッドマン、Softlyが登壇した。まずは玉城が「短い時間ですが楽しんでいただけたら嬉しく思います」、眼窩底吹き抜け骨折による休養から復帰後、これが初仕事となる唯月が「無事に元気になりました、今日は一緒に楽しみましょう!」と笑顔で挨拶。
Softly
ベリーグッドマン
阿佐ヶ谷姉妹
すると、いよいよ本編上映が始まろうというタイミングで、ベリーグッドマンのRoverが「知り合いで先輩が、この作品を観てどうしてもこのステージに上がりたいって言って来ているんですけど……呼んでもいいですか!?」と言い出すと、ベリーグッドマンのデビューシングル「ありがとう~旅立ちの声~」の合唱バージョンでコラボレーションしたお笑いコンビ・阿佐ヶ谷姉妹が、なんとサプライズ登場。しかも、作風に合わせたのかブレザー&チェックスカートの女子高生な出で立ちではないか。「裕規先生に恋しちゃったからどうしてもお会いしたいと思って」「玉城先生の生徒になりたい!」とトキメキ全開。勢い余って唯月に戦線布告する阿佐ヶ谷姉妹に、「すごいライバルが現れちゃったな……。負けないぞ!」と唯月が最高にかわいく受けて立つ、まさかの展開も。
阿佐ヶ谷姉妹 / ベリーグッドマン
さらには、ベリーグッドマンと阿佐ヶ谷姉妹で、『先生に恋した夏』の主題歌「Eye to Eye」をアカペラバージョンで初披露。5声の美しいハーモニーに、大拍手が起こった。
本編&メイキング上映後、玉城裕規、唯月ふうか、井上監督のトークショーに続いてはミニライブが行われ、一番手のSoftlyは『先生に恋した夏』のオープニングテーマ「あなたのことを想って指先でなぞる文字は」はじめ3曲を披露。MUTSUKIの情感豊かな澄んだ歌声、HARUKAの柔らかで温かなギターの奏でで描かれるのは、女の子のリアルな恋心。純粋すぎる2人の紡ぎに、どうしたって惹かれてしまう。
Softly
ベリーグッドマン
一転、さすがは大阪人!な話術で掴みながら、まずは真っ直ぐなラブソング「Eye to Eye」で丁寧に歌声を重ねたベリーグッドマン。気持ちのこもった歌は、心を動かす。HiDEXとRoverのヒューマンビートボックスに合わせてMOCAが即興でラップ、コール&レスポンスで観客を楽しく巻き込んだかと思ったら、「君に恋をしています」ではMOCAが客席に降りたり、RoverがMCを務めた芸人・ヤングウッズの山城を突如ステージに上げてキスしたりと、遊び心を発揮。それでも歌がブレないところがまた、エンターテイナーだ。「どんなにツラいことがあっても勝つで!」と力強く届けた応援歌「ライオン」では、観客が笑顔でクラップ。気づけば、温かい一体感が生まれていた。
何しろ、目も耳も贅沢をさせてもらった一夜である。
レポート・文=杉江優花 撮影=森リョータ
『先生に恋した夏』舞台挨拶